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人は見た目が9割を覆してオンリーワンの女になれ‼️②



今日はオーラの出し方の話ですよ

前回からだいぶ間が空いてしまったのですが
人は見た目が9割を覆せ‼️シリーズ
第2回です

前回、この記事で
キャプテンとして
チビ、童顔、女性と、威厳とか全然ない
不利な外見のいちあきさんは

姿勢とか、話し方を変えて

マイナス評価から
ゼロ評価、
可もなく不可もなくな感じになった…

がんばったのに、、、

ってお話をしました


とりあえず
すぐに出来る事は
改良してみて

さらに出来ることはなんだろうと
わたしが考えたのは


オーラを出すことだった‼️‼️


そう、オーラ…

それは、少年マンガで強くなった主人公が
いきなり体から出して
シュンシュンいわしちゃう、アレ‼️



それが、例えオーラ関係なさそうな
テニス漫画であっても
とりあえず強い人とか強くなると
出てきちゃうアレ‼️

つーか、手塚ゾーンってなんやねん


やはり厨二病という治らない病を
持ってるものとしては
何かの道を極めようとするときに

オーラを出すのは必須
‼️‼️



そう思い立ったわたしは
やはりここは
修行をしなくてはならないと


富士の樹海の奥深くにあると
言われてるカリン様のもとに向かい
精神と時の部屋に入る









わけもなく
#ストーリーめちゃくちゃじゃねーか





どうしたかというと

お仕事で立っている時

人の目線を集めなくてはいけないとき

大勢の前で話さないといけないとき


新郎新婦さまや親族の方と会うとき

主賓の方と接するとき

要するにお客様と接する
全ての大事な場面で


背筋を伸ばして
腹に力をいれて

そして、何よりも
目に力をいれるようにした‼️‼️

そう、オーラというか
まずは目からビームを出したのだ

あれ、これなんの話してるんだっけか!?
って思ったあなた、安心してほしい
わたしも半分くらいそう思ってる笑


あなた方の披露宴に全力を尽くします


わたしに任せてください


あなた方お客様のことを大切に思っています


安心してください

わたしが‼️
最高の披露宴を創ります❤️‍🔥

という情熱と想いを込めて
一人ひとりの目を見るようにした

あぶねー、危うく履いてますよっていうところだった…
(ていうか、もう言っちゃったと同じ…)


出席者が少ない人数の宴なら
もちろんお客様の一人ひとりに
圧が出過ぎないように
柔らかい笑顔をイメージしながら


100人いるなら
その圧に負けないように
こちらも腹に力をいれて
一人ひとりの視線を受け止め

そして、
こちらの真剣な思いを届ける気持ちで
相手を見つめるようにしたのだ



そしたらね、なんかわかんないけど
多分、本当に何かが出るんですよね
オーラ的なものが!


こちらが
ふっと気を緩める時と
オーラ出すぞって思ったときとでは

お客様の意識が
わたしを認識する感覚が
違うのがわかった
‼️‼️


そうやって、
オーラをだすイメージを
持ってお仕事しているうちに

その披露宴を
客観的に見ているゲストの方から

帰り際、
「君の仕事を見れただけでよかった」

「素晴らしい仕事ぶりだった」
と言われたり

親族の方から
「あなたは小さくて若いのに
すごいわね」
とか
「あなたにやってもらってよかった」


って言ってもらえるようになったのです💕



しかしですね、
サービスの仕事はやはり黒子だから
あんまり目立ってはいけない

という意識から
そこに葛藤したり


新郎新婦さまは緊張や
当日は自分のことでいっぱいいっぱいで

誰かの仕事ぶりなんぞに
興味はなく


やっぱり
他の第一印象がいい見た目のキャプテン達に
くらべて反応が特になかったのです…

いや、それでいいんですよ!
それが新郎新婦さんの正しい姿!



それでも、
例え、大きく評価されることはなくても

新郎新婦さん、というか

誰が気づいてもらえなかったとしても
とにかくいい披露宴になればいい


コツコツと
地道に仕事をしているうちに

少しずつ
わたしの披露宴に対して

「よかった♡ ありがとうございます」
って感謝の言葉の入った
新郎新婦さんからの
アンケートが帰ってくるようになったのです

いやぁ、あの頃は
めっちゃ嬉しかったねー

なんだかんだ言っても
やっぱり言葉にして「ありがとう」
って言われたいものなんですよ

だって一生懸命やったのだもの

相手にとっても
よかったのかどうか知りたいやん


で、ゼロ評価から
若干のプラス評価をいただけるように
なってはきたのですが

しかし、まだそれでも

残念ながら
わたしの名前は
覚えてもらうことはなかった


やっぱり
黒子が名前を覚えてもらうって
難しいんよねー

あと、冷静に考えて
当日緊張してたり感動してたり
胸がいっぱいいっぱいの新郎新婦様が
1日会っただけのスタッフの名前覚えるの
難しいわな



しかし‼️

3年くらいたった頃
そんなわたしに転機が
訪れるのです




それが
ものすごくこだわりを持って
披露宴にのぞむ、
お2人に出会った時のこと




ついに少年ジャンプを読みすぎて
オーラが出せるようになった
いちあきさんは


天下一武道会に出るか、
それとも覇気を活かして海賊王を目指して
新世界に行くかを悩んだあげく


目指すは、やはり
ブライダルのキャプテン王



とばかりに

見た目のハンデを
覆すために試行錯誤してた
いちあきですが

なかなか新郎新婦さんに
顔と存在を覚えてもらうまでには
至らなくて


それがわたしの運命なのかな?
ってちょっと諦めかけてたんだよね


仕事的にはスキルも上がって
失敗もなくなり、
披露宴全体の評価はよかったり
責任が高い仕事を任されるようになったり
順調だったし!

ちょっと、まぁ、
今でもじゅうぶんなのかな…
って思いかけてた

そんなある時のこと
特殊な結婚式を担当することになったのです



いちあきが勤めてた会社では
普段、打ち合わせはプランナーがして

私たちキャプテンは
当日はじめましてという
仕事のスタイルだったのですが


そのお2人は
完全オリジナルな
ウェディングにしたいということで

セレモニーとか
音楽のタイミングに
ものすごくこだわりがあったので


事前に通常ではやらない
当日の責任者と打ち合わせをしたい
💕

とのご希望があって

一緒に打ち合わせから
シュミレーションをしたのでした




そして、打ち合わせしてるうちに
わたしは気づいた


「アレ、
2人のことをなんて呼んだらいいんだ




そう!

それまで、
わたしは普段新郎新婦さまの事を
名前で読んだことがなかったのです



というか、「新郎新婦さま」のことは
「新郎新婦さま」と呼ぶのが
キャプテン界では常識だったのだ‼️

作品のタイトルでまで問いかけちゃうくらい
本来、名前は大事なのに!!


でも、それには、理由があって
名前で呼ぶことで馴れ馴れしいと思われたり
失礼がないようにとか

キャプテン側としても
当日しか会わないのに名前を覚えるのが
大変だし
1日3件とか披露宴やったりする場合も
あるから混乱して
万一にもお名前間違えないようにとか

いろんなわけがあったのだけど

でもさ、
自分はじぶんの名前を覚えてもらおうって
会社の方針で言ってて取り組んでるのに


こっちは
相手の名前覚えないって
変じゃない



って思ったのです


しょっちゅう結婚式を見て担当してる
私たちにとっては
新郎新婦様って
みんな同じような存在に
って感覚になりがち



でもさ、
当たり前だけど

みんな違う個性を持って
違うなれそめや経緯で結婚を決めて

それぞれ、違う理由で
私たちの式場を選んでくれてるのだ


目の前の2人は
全員それぞれの名前があって

違う人生がある

そんなオリジナルの
世界に1組のカップルなんだ


ってその時に気づいたのです





それで、
ちゃんと名前を呼ばないと失礼だと

披露宴の仕事を始めてから
初めてお2人のことを
ドキドキしながら名前で呼んでみたの


そしたら、
向こうも笑顔になってくれて
心の距離が近くなって
じぶん的にもますます気持ちが入って

ものすごく予定よりも
時間をオーバーしたけど

打ち合わせをとことん納得いくまでやって

こっちもアイディアをどんどんだしたりして

わたしにとっても
そのウェディングが特別大切な日として
楽しみになったんだよね


そして、当日

その新郎新婦様は
笑顔で私の名前を呼んでくれて

心から信頼してくれた様子で
披露宴に臨んでくれた


あの披露宴は今までみた
他のどこの会社のよりも面白かったし
優しさとか、ゲストへの想いが詰まってて
本当にクリエイティブな仕事だった

#ちなみに、素敵なオリジナルウェデング
っていうことでゼクシィにものりました💕


そうやって一緒に創り上げた
披露宴はものすごくいいものができて

2人は毎年記念日に会いにきてくれて

手紙のやりとりもするような忘れられない
1日になったし

ますます結婚式のお仕事を
愛するキッカケになったのでした

月と星がテーマだったの


それまでは請け書っていう
プランニングされた指示書通りに
ミスなく披露宴をすることが大事
って思ってたけど

そこからは
前日までに請け書を何度も読み込んで
この書類のウラにある2人のドラマや意図を
知ってどうしたら請け書以上のものを
創れるかを考えるようにして


当日の短い時間でも
この方がいいって思ったら
その提案をしたし

予定よりも、もっともっといい披露宴が
出来るように

全力を出して
新郎新婦さまとゲストの皆さんに
本気でぶつかるようにした



つまりじぶんがどう思われるかって
ことより前に

(もちろん、オーラも出したし、笑
相手に信頼されるための
努力はしてたけど)



じぶんが相手のステキな部分を
いかにキャッチして、


それをいかに、
さらに素敵にして
ゲストの皆さまに届けるかを
全力で意識したのだ





そしたら、新郎新婦さまも
私のことを
名前と顔を覚えててくれて
披露宴後も会いに来てくれるように
なったのでした




じぶんに置き換えたときに
そうやって

本気で誰かが
じぶんのことを考えていてくれたら

好きになるかは別として←オイ

覚えてしまうに決まってる



ある出会いによって
わたしは自分を知ることと
同じくらいに

相手のことを知って
そのうえでアプローチすることで


人の第一印象なんてどうでもよくなるくらい
素敵なインパクトを
与えてくれることを
学んだのです


はい、いい話ですね♡


やっぱり真心に勝る
愛されポイントはないんだよね

それ以降はお仕事でも
プライベートの恋愛でも

「わたしはどうせ、
美人でも可愛くもないですし?
好きになったり興味を持ちたくなる要素なんて
ないですよー」

っていじけることはなく

まず、こちらから
愛を持って相手に興味を持って接していれば
必ず、外見の好み以上の愛を
手にすることができることが
わかったのですよね



いうて、
男性の恋心って視覚的な影響が
大きいのは間違いないので
外見も誰かと比べるのではなくて

いつも自分史上最大かわいいを
目指していますけど

最終的に愛されるのは
ピカピカに磨いた中身!
人は心なんですわ

サンジハンもいってまんがな



なので、たとえ、あなたが
今流行りのオシャレ顔な美人
じゃなかったとしても

そこで、
自分の可能性を否定しないでね

外見はただのパッケージ♥️

そこが彼の好みじゃなくたって
愛されることは可能だよ

まず、自分から愛を出すことを恐れずにいこう

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