こんにちは
人類LOVE研究家のいちあきです


先日書いた

こちらの記事なんですが

かなり熱量を持って
書いたこともあってか
けっこう反響が大きかった


#まぁ、いちあきはの記事は全部
熱量込めて書いているのですがね…

それだけ、わたし達は
日々、外見というもので判断されて
ひとの優しくない視線に
抑圧されて生きてるかってことなんだ
と思うんだよね




今は自分のこと、まるっと最高と思ってる
いちあきだけど


いうても、そんなわたしも
ちょっと前までは
じぶんの体型めちゃくちゃ悩んでいた



実はわたしは持病の関係でも
非常に太りやすい体質でありまして

＃そのこと普段は忘れてたけどな🤣


なんかめちゃくちゃ
運動してるし


お菓子とか食べないわりに
一向にやせなくて

体重は増える一方で

ちょっとがんばって体重落としても
すぐに戻っちゃうし

本当に絶望することも多かった



でも、ある時思ったんだよね



世の中では、
太っていること=悪とか醜い
という風に言われがちだけど



本当に
太っているということは
美しくないっていうことと
同じ意味なのかな❓

って。



それに気づいたのは
インスタの広告でこの画像が流れてきた時

これは
あるダイエットのためのアプリの広告で

同じ顔立ちでも、
やせてるほうが美しくて
やせることが大事だよって
メッセージを込めた広告なんだと思うけど


でも、わたしは
この痩せてる女性と、太ってる女性なら

どっちがタイプで魅力的に
見えるかっていうと

太ってるひとの方が
魅力的に見えたんだよね


このムチムチ感、かわいー
って思ってしまった




どっちが美しいかっていったら

きっと一般的にいったら
やせてる方なのかもしれないけど


わたしの中にある自分のオトコゴロは
どっちがグって来るか
っていうと

ふくよかなひとの方が断然グッとくると
思っちゃったのだ

そこからは
いろんな視点でモノゴトを見てみて
美しいとか、魅力って何か
って考えてみたんだけど



考えれば考えるほど
美しさってよくわからなくて。



だって花とかさ、
美しいモノの代表のように言われてるけど
冷静に考えてみてみたら
あんなよくわからない形で
なんかビラビラしてて

何がなんだかわからないじゃん

でも、
花をみて人は美しい

って思う

服のシワは美しくないって
感じるのに
花びらのシワシワは美しくて


肌のブツブツは美しくなくて
めしべとかおしべとかの
ブツブツに関してはなんも思わない

こちらは

蜷川実花さんの花の写真ですが
こんなキバツな色と形の集合体で
みてて、

心も安らがないし
心地よさもない

でも、ひとはこれを美しいと思う



それは、

きっとこの色と形が
花の標準で当たり前だからで

人間の肌の色が
真っ赤とか緑とかの色で

顔の形は縦に長ーーーーい
この写真のような形のひとが
産まれてきたら

例え、それが花と一緒でも
人は美しいって思わないし醜い
って
怖がるんだと思う




ほとんどの場合
美しさって
誰かがカテゴライズしたモノで

そして、標準と安心の範囲内で
そこからちょっと突出してて
目立つもののことをいうんだろうね


花がどれだけ派手な色と形をしてても
ひとは怖いと思わない


そして、
それを美しいって思えるのは

花がその形で色なのは
ひとにとってそれが当たり前で

もう花は
じぶん達に危害を加えない
ってわかってるし
安心して愛でられるって思えるものだから



突出しすぎてるものに対して
ひとは
美しいを超えて恐怖を感じてしまう



だけど、
いったんそれが美しさの基準です
って社会の中でカテゴライズされると

安心してその特別を敬って
ありがったりする

安心感と、特別感のはざまを
いつだってひとは欲しがる

でもさ、それって
本当にあなたが感じる美しさと魅力なの？

その中からはみ出てるあなたは
本当に美しくなくて魅力的じゃないの？

わたしが、
結婚式場で働いてたとき



結婚式は土日にやる人がほとんどで
それだけだと成り立たないから



平日は、一般企業のパーティーとか
ファッション雑誌のイベントとかも
請おっていたんだけど

そこで、モデルさんとか、
女優さん、俳優さんとかも来ることが
けっこうあって。



わたしは女性なので
そういう方のケアの仕事をすることが
多々あったんだけど


ガチのモデルさんって、
背がめちゃくちゃ高くて
手足が異常に長くて
首も長いのね


全然違う遺伝子って感じ



で、周りのスタッフとか、先輩とかは
モデルさんをみて
「すごい、キレイ」
って言っていたんだけど

わたしはそうは思わなかったんだよね

正直、
逆にバランスが悪くて違和感だな

って思ったし

なんだかとっても怖かった

それって、多分

流行りに敏感で芸能関係が好きな
先輩たちの意識のなかには

その背の高さや、顔の小ささ、
手足の長さという

一般人との違いが魅力的

っていう概念が
すでにインストールされてるから
すんなり美しさとして受け止められていて


わたしは
あんまりテレビとか見ないから
その違いが怖さとか違和感
っていう風に
感じたのだと思う


だけど、そんなふうに感じたわたしも

そのモデルのみなさんが

ステージの上で
ウォーキングをしてるのを見た時は
ものすごーーーーくパワーを感じて
感動したし

心から美しいと思ったのです

プロの世界に身を投じて
生きてるひとの佇まいは
やっぱり
磨き抜かれてて震えるのよ



きっと、
そのモデルさん達も
モデルになってからは
その個性が魅力だと言われているけど

モデルになる前は

わたしのように
その個性を
なんとなく怖く感じるひともいたり
逆に欠点として扱われることも
あったのではないかと思うのです




でも、
そんなじぶんを
きっちり受け止めて愛そうとして
魅力に変えていく
っていう心意気と生き様が

ステージの上でエネルギーになって

誰がみても文句なしに
美しくて魅力という風に
感じさせるんじゃないかな？

結局、美しさなんてものは

誰かがどこかで
そう定義づけたものを聞いて
他のみんながそうなのかも

って思えるように
なって出来てきたひとつの基準に過ぎないし



ひとの魅力は

自分の持っているものを

自分がどう捉えているかという
じぶんの在り方と

それを

自分がどう表現していくかが全て

日本のなかでは
戦前くらいまでは粗食で育ってくることが
多かったから

太ってる人もそういなくて
だから、
太ってるってことは異端で異常で
それまでの遺伝子の異常事態だから

美しさの中にはいることがなかったけど


今、ネット社会が進んで
ボディポジティブなんて概念も
ジワジワと言われるようになってきたし



渡辺直美さんみたいな
体が大きいけどファッションの分野でも
活躍してるタレントさん出てきてるから


また美しさと魅力の定義に
幅が出来ていくんだろうなって思うのです

ちなみに
いまや、
理想の女子の体型の巨乳女子なんて
いうのもわりと
この20年くらいで出てきた概念で

それまでは、
胸が大きい女性はわりと
異端の目で見られてたらしいけど

いまや、すっかり市民権をえてるし


男性向けのエロ漫画とか
見てみると、
そこに出てくる女性のほとんどが
めちゃくちゃムッチリしてて

「もはや、デブじゃね？」
って思わせられることもしばしばで

なんか男性の本音と建前を
感じたりもする




もちろん、
あなたがじぶんの体と心を愛せることが
大事だから

今のじぶんを愛せなくて
ツラくて理想のじぶんになるように
ボディメイクをしていくっていうのは
全然いいと思うし

どんどんしたらいいと思う


太っているのは健康に悪いなんてことも
リアルにある話だから
健康を追求したらやせた方がいい場合も
あるだろうし

だけど、
あなたがじぶんを愛せない時

思い出してほしいのは

あなたが
持っているものが悪くて
魅力がないんじゃなくて


あなたの中にある美しさや素敵さとかの
常識と概念がおかしいのかもしれなくて

あなたに
それを植えつけた社会が
間違ってるのかもしれないよ



多分、
あなたはあなたが思っているよりも
ずっと可愛くてキレイで
たくさんの魅力を持っています



意外と世界はすごく寛容で
すごい速さで、
いろんなものを受け入れようとしていて

あなたや、あなたの周りの人が
それに気づいていないだけだったり
するよ


あなたを捕らえて、魅力を閉じ込めている
どうでもいい古くさい概念なんて
さっさと手放して

新しい世界であなたを輝かせていこう！