大いなる源とは。
大いなる源、という言葉をよく使っています。
大いなる源とはどういうものなのでしょう。わたしなりの見解を書いておきます。
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あるものが肉体の活動停止を迎えるとき、それは魂が離れていくとき。
魂は命そのものであり、肉体を離れたあとに還るその源はやはり命なのです。
死は存在しません。
肉体(見かけ)にフォーカスしたとき、死が見えるのです。
そして、命あるすべてのものは、命の源泉──大いなる源から生じています。
否、何も生まれていません。
噴出(生)と回帰(死)を繰り返しています。
そういう運動なのです。
太陽とプロミネンスのようです。
俯瞰すればひとつの巨大な命しかありません。
命を意識と置き換えることもできます。
「魂は意識そのものであり、肉体を離れたあとに還るその源はやはり意識なのです。……」
大いなる源。
それはひとつの巨大な命。
あるいは、ひとつの巨大な意識なのです。
いのちより立ちあらはれていのちへと還るつかの間、(願ひをのべよ)
──烏有
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