ドミノ  恩田陸

東京駅周辺、保険会社は、ノルマを達成するべく大口契約の契約書が届くのを待っていた。東京駅に降り立ちたのは俳句オフ会に出るために田舎出てきた老人とテロを起こす爆弾を持った過激派メンバー、芸能界で成功することを夢見る少女、退職した刑事たち、別れ話がこじれているカップルとダミー恋人、次の幹事長を決める対決をしている大学のミステリー連合会のメンバー、ハリウッドの有名映画監督と映画配給会社の社員、いろいろな人がドミノ倒しのように引き起こすちょっとしたトラブルの積み重ねが大きな事件となっていく…。
主な登場人物が27人と1匹。
色々な人の視点が入れ替わり、話の展開も早くて一気に読んでしまいました。(おそらく、一気に読まないと内容がわからなくなる…。)

読んだ感想を一言で表すと「三谷幸喜監督の映画のようなお話」です。


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