犬はどこだ  米澤穂信

故郷へ帰り犬探し専門の調査会社「紺屋S&R」を開業した紺屋長一郎のもとへ孫娘の佐久良桐子を探してほしいという依頼が入る。さらに、古文書解読の依頼も入り、高校の後輩半田平吉(通称ハンペー)を助手に調査に着手するが、なかなか佐久良桐子の消息はつかめない…。




ここから、ネタバレ含む
紺屋が佐久良桐子の探索、ハンペーが古文書の調査と役割分担するのだがこの古文書を佐久良桐子が昔、自由研究で調べていたことが判明する。
佐久良桐子は、会社も辞めて、アパートも引き払いその後の消息がつかめないが、調査を進めるに従い、八保市周辺に出没していることがわかる。ストーカーの存在も明らかになり、身の危険を感じて身を隠していると思われて佐久良桐子だったが、実は…。
終盤の切り替えしが面白かった(びっくりした、ぞっとした…感想色々ですが…。)そうか、そんなこと考えていたのか…、で紺屋のやっていたことって…と考えるとなかなか闇のあるストーリでした。

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