ミチカです。今回は、私も気になっているバストアップサプリについて紹介していきます。

美容クリニックで働いていると、やっぱり周りのみんなも美意識が高いので、サプリ関連の話はよく聞きます！けど、効果があるのか分からないし成分もよく分からないから簡単には試せない方も多いですよね！

ざっくり！バストアップサプリの種類

バストアップサプリにも色々な成分が存在していますが、ざっくりと5つの分類に分けられます。

大豆
大豆に含まれるイソフラボンが、女性ホルモンを活発にすると有名ですよね！エストロゲン（女性ホルモン）が活性化を促進します。

プエラリア・ミリフィカ
プエラリア・ミリフィカは危険勧告が出されている成分です。エストロゲン（女性ホルモン）が活性化を促進します。ただし今健康被害で騒がれているみたいなので、下記で説明していきます。

アグアヘ
アグアヘはペルーやブラジルのアマゾン川上流域で栽培されているオオミテングヤシの果実です。現地では日常的に食べられていることと、現地の女性のボディシェイブが美しい理由が、アグアヘではないのかと欧米で話題になりました。エストロゲン（女性ホルモン）が活性化を促進します。

ワイルドヤム
ワイルドヤムとは、メキシコ原産のヤマイモ科の植物です。バストアップが期待されると同時に若返りにも効果があると言われています。ただし、ワイルドヤムには副作用の心配があります。プロゲステロン（女性ホルモン）の活性化を促進します。

チェストベリー
チェストベリーはチェストツリーとも呼ばれ、地中海地方やアジアが原産です。サプリメントとして月経前症候群、月経周期に関連する乳房痛、不妊症、そのほかの症状・疾患に良いとされています。プロゲステロン（女性ホルモン）の活性化を促進します。

実は危ない？プエラリア・ミリフィカとは

バストアップサプリをお探しの皆さん、プエラリア・ミリフィカという名前を聞いたことはありますか？

プエラリア・ミリフィカとは

タイ全土に広く分布するマメ科のクズ（葛）と同属の多
年生つる植物。
別名白ガウクルア。
根塊に植物性エストロゲン（女性ホルモン様の作用のあ
る物質）が含まれていることが報告されている。タイで
は、古くから「若返り」の特性を求めて、伝統的に利用
されてきた。

プエラリア・ミリフィカは、女性ホルモンを摂取できるという意味でもタイを中心にバストアップに期待されていたみたいなのです。けれども近年世界各国では、プエラリア・ミリフィカによる健康被害が多く、使用を禁止している国もあります。2021年6月現在、日本ではまだ注意喚起のみとなっています。

主な健康被害

1.消化器障害
プエラリア・ミリフィカを服用したことにより、腹痛や下痢といった消化器障害の症状がでた方がいます。

2.皮膚障害
痒み、蕁麻疹、湿疹といった被害が出ています。

3.月経不順・不正出血
このように、女性器におこる症状も出ています。

各国の規制

アメリカ
安全性の確認は取れていないので、販売者に責任が問われる。

EU
安全確認を行う必要がある。

韓国
食品としての利用は禁止されている。

まとめ

バストアップサプリと呼ばれているもの効果に関してはほとんど無いと言われているみたいでした。むしろ健康被害が多発しているので、買わないという選択肢が一番良いとも思えます。

やっぱり、確実に胸を大きくしたいのならば、豊胸手術を行う必要があります。

サプリを購入する際は、バストアップの物に限らず安全性を確認する必要があります。日本に売っているから安全という認識の方がいる一方で、日本では悪質なステマと呼ばれる消費者に成りすました広告の影響で、モデルやインフルエンサーに騙されて悪質な物を買ってしまう方が後を絶ちません、そのような被害を防ぐためにもしっかりとご自身で安全性を確認しましょう。