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ニースの名物を味わう

どうもこんにちは。
苺屋あとりゑのしょうです。

さて、今日は私たちのフランスの旅の最初の目的地である『ニース』という街についての記事だ。
今回は考察はないので無料公開する。

『ニース』の『食』についての記事ということもあり少し長くなるため、今回は2本立てで投稿しようと思う。

まずは『ニース』の『名物』についての記事だ。

『ニース』という街、日本人は知らない人も多いだろう。
ネットで調べてみるとこんな感じだ。

ニースは、フランス南部の地中海に面した都市で、有名なリゾート地として、国内外から多くの観光客が訪れる街になります。 規模は、市内を走るトラムで端から端まで、約1時間程といった小さな街で、首都のパリまでは、フランス国鉄TGVで約5時間半くらいかかります。 気候は、夏でも気温が22~24度程で、日本と違い乾燥しています。

↓の記事から引用

場所はこんな感じで
地中海に面し、イタリアとの国境に位置する。


と、まぁ簡単にまとめるとバカンスを楽しめる人気な街で

・地中海の眺め
・海水浴
・地中海料理
・お隣のイタリア料理
・フランス料理

を楽しむことができる『美食』の街だ。

僕たちはここに訪れて、地中海料理、イタリア料理、朝の市場、地中海の眺めを満喫しにきた。

今回はその中でも飲食店について記事を書くことにする。

観光地ということもあり、日本でもたま〜に見かける神戸の『BE KOBE』的なオブジェ『#I Love Nice』が空港や海岸沿いなど街の『ここぞ』という写真スポットに配置されていた。

せっかく来たので、僕も一枚パシャリ。

観光客感を味わう26歳

改めて書くが、ニースという街はとても海の眺めが綺麗。

海の水も沖縄みたいに透き通っているし、
背景として映るレンガ調の建物が、これまた圧倒的な異国感を演出していて素晴らしい眺めだ。

よくいるアジア人観光客になりきる妻

そして、これは日本でも感じるのだが、『僕は今、〇〇海を〇〇方面から眺めているんだなぁ』という『旅人としての独特な高揚感』も感じられる。

今回で言うと、『僕は今、地中海をフランス側から眺めていて、左側はイタリアで、対岸に見えるはずの大陸はアフリカ大陸なのか〜』といったような感じ。

観光地の展望台にはしばしば写真や図解で現在地や景色の説明が記されていることがある。

ということは、おそらく山からの景色や海を一望した時、人はかなりの確率でこのなんともいえない『旅人としての独特な高揚感』を抱くのだろう。

と、海の説明はここまでにして、

次は今回のテーマである『食』についてだ。

地中海料理とイタリア料理、フランス料理のほかに
『ニース』には『名物』と呼ばれる食べ物がいくつか存在する。

そのうちの2つをまずは紹介する。

ズッキーニの花のフリット

コレは『ズッキーニの花のフリット』といって、ズッキーニの花に塩味のきいた衣を厚めにつけて揚げたモノだ。

この食べ物は街のあらゆる飲食店で商品として並んでいて、この街の名物となっている。

そしてもう1つはコレだ。

ソッカ(Socca)

こちらはソッカという塩味の効いたひよこ豆のパンケーキで、コレも街の至る所に『Socca』と書かれた看板を構えるお店がある。

パンケーキといっても、生地はかなり薄く広げられていて、クレープとパンケーキのちょうど真ん中くらいの厚さだと思ってもらえればいいだろう。

僕たちは今回これらを求めて、『Chez Rene Socca Bar René Socca』というバーを訪れた。

なかなかの人気店で、夜は毎回ほぼ満席となるような、なかなかにイケてるバーだ。

Soccaの販売が始まると、待ち侘びていた観光客で列ができるほど人気なお店だ

Soccaを求めて並ぶ妻

バーと言っても1店舗で成り立っているのではなく、店先にある客席をぐるりと囲む数店舗の店が、お酒、おつまみ、と言った感じで料理ごとに分担していて、バーのメニューにバリエーションをもたらしている。

僕たちはこのバーで上述した2つ名物とトマトのピザ、地元の白ワインを注文した。

名物の感想はというと。

正直言って、日本で『名物』と呼ばれる食べ物を旅行先で食べたとき、『あ〜、コレ家に帰っても食べたい』って思ったことは少ない。

申し訳ないと思いつつも、
今回もまた、例に漏れずソレで、

ズッキーニの花のフリットは、
『へ〜、こんなに塩味で魚介感も感じるのね』と思い、
※あくまでも僕の個人的な感想です。

Soccaは、
『へ〜、コレがひよこ豆を潰したやつか、なるほど。節分豆でも作れそうかな。』と思ったのだが、
※あくまでも僕の個人的な感想です。

『これめちゃくちゃ美味いじゃん!!
日本に持って帰ろ!』

とはならなかった。

でもこれでいい。

もう一度言おう、

そう。これでいいのだ。

これこそ名物の真髄である。

そんなにビックリするほど美味しくなくても、その場に行かないと食べられないというフィルターが、その名物の名物としての役割を十分に果たしている。

たまに大阪のたこ焼きや香川の讃岐うどんのような日本全国どこでも食べられる最強の名物も存在するが、そんな食べ物はめったにない。

日本に住んでいる『食』に感度の高いみなさんも、ぜひニースへ行って『へ〜、なるほど、コレが。』という名物のあたりまえの感想を味わってみてほしい。

今回はこんなところで一旦終了。
次回はイタリアンと地中海料理について記事にします。

以上。苺屋あとりゑのしょうでした。

ニースの街並みと僕

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