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今の日本人が失いかけているモノ

さて、今回からフランスの旅行記を綴っていく。

飛行機でフランスへ行く方法は直行便と経由便の2種類ある。

直行便はエールフランスという航空会社で約12時間半かかる。

一方、経由便は航空会社によってかかる時間はまちまちだが、
僕らはカタール航空という航空会社で約20時間半かけてフランスへ飛び立った。

これだけ聞くと、誰もが経由便めちゃめちゃ時間かかるやーんって思うかもしれないが、

航空券の値段を聞くと、案外みんな後者を選ぶ。

日程にもよるのだが、僕らが行く日程では直行便の方が一人あたり10万くらい高く、
時間のことを加味してもなんとも悩ましい差額となってくる。

そんなこともあり、僕らはカタール(ドーハ)を経由してフランスへ行くことになった。

さて、今日の本題は経由地ドーハ・ハマド国際空港でのできごとだ。

カタールという国の首都がドーハなのだが、これらを聞いて、みなさんは何を連想させるだろう。

中東、石油、サッカー

そう。サッカーといえば2022年FIFAワールドカップの会場である。

正直なところ、僕自身
「ただの経由地じゃーん」的な感じで
頭の片隅にも置いてはいなかった。

ところが、そこに降り立つと視界に入る情報の数々にただただ圧倒された。

後々調べてみてズバリ的中したのだが、
Wikipediaによると、どうやらワールドカップに向けてこの空港はレベルアップしたらしい。

今回はその中身を詳しく説明していきたい。

まずは飛行機から降りて見えた景色がコレ。

ドーハ空港の外の景色

写真だと分かりにくいが、この景色がほぼ360℃に広がっている。

あまりの国土の広さに思わず
『すげー』
と声が出てしまう。
※ここでは敢えて国土といっておく。

おそらく膨大な砂漠をコンクリで埋め立てて作ったのだろう。

そして空港のサイズも半端ない。

ABCDEのCだけで93ラインもある

中に入ると搭乗口のライン数も多く、空港内にモノレール(ケーブルライナー)が走っている始末。

でも、僕らの搭乗口へはモノレールが走っていなかったので、乗ることができずに心底がっかりした。

そして空港を進むと見えてきた景色がコレ。

ドーハ空港の中にある植物園

『あれ?ここ空港の中だよね?』
と思うような植物園が広がっていた。

後々調べてみると、この植物園はレベルアップしたこの空港の見どころの一つらしい。

なんと、これらの植物が過ごしやすいように至る所から霧が出ていたり、
光合成ができるようにガラス張りの天井が用意されていた。

植物園の天井

誤解を招くので確認しておくと、カタールという国は国土の大半が砂漠で、夏は平均気温が40℃になるめちゃめちゃ暑い国である。

砂漠において水は本来かなり貴重な資源であるにもかかわらず、砂漠にはありえない植物園を作り出しているのである。

そんな国にコレだけの植物園を作るコストはどれほどのものなのか。

きっと想像がつかない金額だろう。

そして驚くべきはこの空港の清掃員たちの数だ。

ドーハ空港では空港内の至る所に清掃員が配置されていた。

植物園の天井のガラスを6-7名の男性が大量の水を使って清掃していた。
外は30℃を超える高温なのでとんでもなく過酷な労働だろう。

さらに、植物園にも清掃員は大勢いて、通路の清掃、そして中には葉っぱを拭く人もいた。

葉っぱを拭くってディズニーランドでもみたことないよ。

また、植物園だけでなく空港内のトイレも同じである。

男女それぞれで2名ずつ清掃員が常駐し、僕が手を洗ったらすぐに洗面所を清掃してくれた。
(女子トイレは妻が確認したら同じだったそうだ)

コレだけのサービスを提供できる国、カタール。

ただいま経済成長中で、さぞ大きな国なんだろうと思い、Googleマップで検索。

中東でカタールとGoogleマップ検索

『ん?』

どこだかわからない。
拡大してみるとこんな感じ。

拡大したカタール

落胆するほどに小さい国だった。

なんと、恐ろしく小さい国だったのである。

慌てて調べてみると、

国土は日本の33分の1程度だった。

だが、最新の情報がわからないが、改築前の状態でも羽田空港の1.5倍の規模の空港だった。

さて今日はここからが本題である。

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