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八百屋さんの料理教室を開催しています。


コックさんをやっていました。

こんにちは。
一期家一笑の杉浦大西洋です。

愛知県の豊橋市というところで、小さな八百屋を経営しています。

現在は、お弁当をつくったり、オムライスをつくったりしてお店で販売しているのですが、二十代前半の頃は、イタリア料理のコックさんを夢見ていました。

料理本で読んだイタリア料理の世界に憧れ、地元の名店と呼ばれるイタリアンレストランで三年ほど修行させていただきました。

その後、コックの夢は一旦あきらめ、紆余曲折その他諸々ありまして、実家の八百屋に入ることになりました。

料理の経験を生かして、中食と呼ばれるお弁当などを作るようになりました。

はじめての料理教室

いつか料理教室をやりたいと思っていたので、お店の定休日などを利用して、厨房を使って料理教室を開催したりしていました。

お店の改装を機に、飲食スペースなどをつくり、より料理教室をやりやすい環境をつくりました。



爽やかやな。

子育てママさんの集合場所に

ちょうどこの頃、ぼくにも子どもが生まれまして、小さなお子さんがいるお母さんがやすらげる場所に、というのがお店のテーマのひとつでした。

なので、料理教室も子連れママさん大歓迎、子どもさんはどうなるかわからないので、キャンセルも気にしなくていいよー!なんてスタンスではじめました。

教室はありがたいことに評判を呼び、半年先まで予約で埋まるなんて状況でした。

なのですが、想像していなかったこともたくさんありました。

いつしか教室がストレスに

子育てママさんたちの憩いの場所になればと思ってはじめた料理教室でしたが、気が付くと、リピーターさんばかりで、新規のお客様が入れないようになってしまっていました。

また、慣れてくると、お客様に適度な緊張感がなくなってしまい、料理の説明をしていても、ママ友との雑談に夢中なんてこともありました。

そして、キャンセルオッケーにしてたのも、子どもさんの体調が急変したりするから、という想いだったのですが、それがうまく伝わらず、とりあえず予約してドタキャンが当たり前、のような方もいらっしゃいました。

たのしかったはずの料理教室がいつしか、すこし憂鬱なものになってしまっていました。

感染症の流行で一旦中止に

そんな折に、ちょうど世界的な感染症が流行ってしまい、それを機に料理教室をやめさせていただきました。

正直、やめるタイミングが期せずやってきて、ホッとしたというのが本音です。


ドレスオムライス。うつくしいな。

空前のオムライスブーム

流行り病のおかげというかで、ぼくらの販売スタイルもいろいろ変わりました。

バイキングスタイルを廃止して、お弁当を中心に商品づくりをするようになりました。

そんななかで、オムライスをつくりたくなって、猛烈に練習しました。


わっぱ弁当オムライス。かわいいな。

スタッフに教えることに

へたくそなりに、オムレツを2000回くらい作ったら、人前でつくれるくらいに上達してきました。

この人前に出すまでは、スタッフのまかないが毎日オムライスだったり、家でも一週間ずっとオムライスだったりしました。

食べてくれたみんな、ありがとう。

そんなわけで、お客様の前でオムライスをつくったりするようになりました。

そして、閉店後の厨房で、スタッフに教えたりしたら、これがおおいに盛り上がりまして、これはいいなぁ、と思ったのです。


というわけで、料理教室再開しました

というわけで、だったらお客様向けにもまたやってみようと思い、今度は料金もそれなりにして(過度なリピーターを防ぐ意味合いも)、少人数で毎週水曜日に開催することにしました。


いい感じやなぁ。

おかげさまで、毎週ご予約をいただいていまして、また、以前とちがい、ひとりひとりのお客様とコミュニケーションもしっかりとれるようになりました。


隣県からのお客様。ペアルックやん。


遠くからツアーを組んでご参加くださいました。

夏休み子ども料理教室

夏休みには、子どもさんを対象として、教室を開催しました。


いい笑顔だねぇ。

上手につくることよりも、料理ってたのしいね。って思ってもらうことがゴールです。


この日も盛り上がったよねー。

というわけで、一期家一笑では料理教室が再スタートしました。

料理教室と言っても、いろんなやり方や方法があります。


かき氷もじぶんでつくってもらいます。

ぼくらはぼくらに合った、八百屋ならではの、参加者さんも、ぼく自身もたのしい、そんな料理教室をつくっていけたらと思っています。






サポートしてくださったら、めっちゃ嬉しいです。お店に遊びに来てくれたら、珈琲でもごちそうします!