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ジャズ喫茶で本を読む

おはようございます、ichihukuです。

大好きな喫茶店があります。常連というほどではないですが、かなり長い間通っています。


貴重な休憩場所

始めて行ったのは何がきっかけだったのか、今となっては思い出せません。ただ、行き始めた当初にかなり密に通っていたので、お店の人ともちょっと仲良くなったのです。

このお店にはなぜかママさん以外には女性の従業員の方はいなくて、まあまあ大人のお兄さんたちが働いています。学生のバイトみたいな人はいなくて。

私がなぜそんな密に通っていたのかというと、当時車通勤していたのですが、ちょうど会社と家との間にそのお店があったんです。

シフト制の仕事だったので、22時とかに仕事が終わって帰るときに、車で寄れてお酒ではなくお茶が飲める場所ってあまりなかったんですよね。

なので行くのはたいてい23時くらい。24時までやっていたので途中の眠気覚ましっていう感じでした。

ここまで書いて思い出してきました。最初は時々行く程度で、お店の人と話したこともありませんでした。話すようになったのは、ある事件がきっかけだったんです。

ただ食いしてしまう

ある時珍しく夕飯時に店に寄って、食事した時がありました。

そして食べてる途中で気づいたんですが、現金の持ち合わせが数百円しかなかったんです。

足りない!となったんですが、すでに食べ始めていたので、どきどきしながらもまずお食事をおいしくいただきました。

そして、お店のママさんに名刺を出して、明日持ってくるんでごめんなさいとあやまりに行きました。

お店のママさん良い方で、「知らない顔じゃないし心配しなくて大丈夫」と言ってもらったんですよ。

翌日お金払いに行きましたけど、なんだかこれをきっかけにお話しするようになったんです。

思い返すと私、いろいろ事件を起こしていますね。

電子機器の似合わない喫茶店

そんなころから30年以上たっています。今では2か月に1度とか訪れるくらいになりました。

というのも、このお店結構有名店で、土日とか夜の早い時間帯だと結構混んでいるんです。

なので、のんびりできそうな時間に行けるときだけ行くようにしています。

ジャズ喫茶なので、ジャズのレコードを大音量で流しているんですが、これがなぜか読書するのに集中できていいんです。

この店にはなんだか電子機器が似合わないので、本を読むか手帳とかノートとか何か書くのがぴったりのお店です。

先日、カウンターのはじっこに座って、モーニングページをもくもくと書いていたら、お隣に座った外国人のおばさまに、何書いてるの?って聞かれてしまいました。

そりゃあ30分くらい一心不乱に書いてるんだから気になるよね。話がはずみました。もちろん日本語で。

もうこういう個人経営の喫茶店自体も減ってきたし、こんなことはチェーン店ではなかなか起きないですよね。

ジャズ喫茶もどんどん閉店してしまったようだし、改めて貴重だなーと思いました。

もうちょっと頻繁に行こうかな。

あなたは行きつけの喫茶店ってありますか?

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