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月刊 撚り糸

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毎月7日にテーマに沿った小説を公開します。また同テーマにて創作を募集し、一緒に楽しめたらと思っています。3月のテーマは『その角を曲がったところに』です。
運営しているクリエイター

#どうして言ってくれなかったの

#月刊撚り糸 1月のテーマ『どうして言ってくれなかったの』公開しました。

毎月7日にテーマに沿った小説を公開します。また同テーマにて創作を募集し、一緒に楽しめたら…

七屋 糸
3年前
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夕焼けに煙る【短編小説】#月刊撚り糸

涙が出そうになった。ヤマさんが吐き出す煙草の煙が目に染みる。煙の中にいるのは嫌いじゃない…

今日のメインは #月刊撚り糸

新しいホールへの連れて来られて、どれだけ時間がたっただろう。 引っ越し先であるここは、思…

あなたと食べる手料理

 彼とのデートについて語らせてほしい。1ヶ月に1回は外食してるんだけど、それ以外はだいた…

南葦 ミト
3年前
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マスタード色の主張 #月刊撚り糸 (2021.1.7)

蓮の背中に、爪を立てた。 貰ったばかりの、マスタード色のマニキュアが塗られた爪は、蓮の背…

百瀬七海
3年前
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『何も残らなかった』とは言えない日々 #月刊撚り糸

親愛なる友人からの投稿作品です。 note未登録のため七屋糸が代わって公開しております。 「…

七屋 糸
3年前
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今年の冬は彼女のために #月刊撚り糸

国道沿いから一本外れたトウカエデの並木道は暖かなまどろみに包まれていた。若葉の木漏れ日が作るまだら模様のアスファルトの踏み心地は柔らかく、5センチヒールの足取りは軽い。半歩前を歩く彼のスニーカーはまだ新品同様に真新しく、春らしい清潔感にあふれていた。 短く明瞭に告げられた「付き合ってほしい」の一言に「はい」と返事をすると、彼はほっとしたようにしばらく沈黙した。私もそれに合わせて唇を引き結び、人通りの少ない道を連れ立って歩く。風にざわめく木々の音をBGMにして、ふたりの関係が