臨月に入った。お腹の位置がだんだん下がってきて、いよいよその時が近づいているのを感じている。妊婦生活は長くも感じたが、過ぎてしまえばあっという間だった。

さて、初めての妊娠生活で色々必要になったのが所謂マタニティーグッズというもの。雑誌やインスタにも色々情報があふれているし、実際に店舗に行ってみればもう今まで見たことないものが並んでいて、正直どれを選ぶのがいいのかわからない。私もそれに戸惑った一人だ。
初めての経験で、且つ周りにここ数年で妊娠した人がおらず、試行錯誤した10か月だったが、一応これがオススメというものができたので紹介したい。

１：マタニティーインナー

①ワコール　ＧＯＣＯＣｉ（ゴコチ）ハーフトップ

まず、必要になったのがインナーだ。妊娠前は普通のワイヤーブラを使用していたが、これは妊娠が発覚してから2週間もしないうちに胸がきつくなり着けられなくなった。生理前にも胸が張りやすかったが、それどころではなかった。あとつわりの時は苦しくてとてもつけてられる状態ではないのもある。その時助かったのが、ナイトブラとして使用していたこちら。
生地がかなりストレッチが効いていて締め付け感がないのに割とホールド力があり、胸が大きい人でも安心して使える。パッドがピーナッツ型なので、洗濯しても片方どこかにいった！ってことがないのも嬉しい。
カラー展開も豊富で、地味な透けにくい色から割と派手な柄まであるので、選ぶのも楽しいと思う。
私はいつも年始のアウトレットで買うのが定番で、洗い替えのために5個ぐらい買ってあったのが功を奏した。しかも、これはあとで気が付いたのだが、MサイズとLサイズ両方所持しており、それも結果として良かった。というのも私の場合、妊娠5か月～6か月の間にさらに胸が急成長。がっつり妊娠線ができる有様で、Mサイズは胸があふれるようになってしまったのだ。妊娠後期の今でもLサイズなら使えている。
とりあえず妊娠したら今までのワイヤーブラは使えなくなるものと思ったほうがいい。胸のためにも締め付けの少ない外にも着ていけるナイトブラを妊娠前から使用するのをおすすめする。

https://store.wacoal.jp/disp/01_CGG510.html?dwvar_01__CGG510_CGG510_ColorType=RP&cgid=001950010001

②ワコール_マタニティ【ＧＯＣＯＣｉ】マタニティノンワイヤーブラ（産前・産後）

妊娠5か月になり、買い足したのがこちら。妊娠授乳期の胸の重さに耐えられるよう通常タイプに比べて肩紐が強化されており、授乳用の穴もあるタイプ。
他の安いものも色々みたが、ホールド感とゴゴチブランドに対する信用でこれにした。サイズが細かく設定されているので、ワコール店舗にいってしっかり計測してからサイズを出してもらうのがオススメ。先述のとおり私の場合はこれを買った後にさらに胸が大きくなったので、個人的には妊娠6か月ぐらいで買いに行ってもいいと思う。

https://store.wacoal.jp/disp/01_MMS747.html?dwvar_01__MMS747_MMS747_ColorType=GY&cgid=001400150

③ワコール_マタニティ【ＧＯＣＯＣｉ】マタニティショーツ（産前・産後）

②とセットで買ったのがこちら。マタニティーショーツにもローライズ・ハイライズがあるが個人的に愛用したのはお腹の下で履くようなローライズタイプ。妊娠するとトイレも頻回になるので（イメージとしては妊娠前の倍トイレに行くことになる）、ショーツの脱ぎ履きしやすさは結構重要だと思う。ハイライズタイプも後で紹介するが、やっぱりトイレの時がちょっと面倒だった。夏妊婦だったのと、マタニティーパンツはハイライズタイプを使用していたのでお腹の冷えは気にならなかった。ゴゴチにしたのは完全にブラとセットにしたかっただけ。ブラとセットのほうが管理がしやすいし、自分の心持が違う気がする。

https://store.wacoal.jp/disp/01_MPP047.html?dwvar_01__MPP047_MPP047_ColorType=GY&cgid=001400150

④ワコール_マタニティおなかカシュクール構造で妊娠中も産後もラクに♪産前・産後兼用マタニティショーツ（産前・産後）

③のショーツを店舗に買いに行ったら、現物がなかったのでお試しで買ったのがこれ。③と形はほぼ変わらない。
ローライズタイプショーツは検診の時もお腹が出しやすいのでおすすめだ。
私はノーマルタイプのゴコチとセットで使っている。妊娠中はおりものも増えるし、入院セットにいれなくてはいけない分もあるのでショーツは何枚あってもいいと思う。

https://store.wacoal.jp/disp/01_MPP006.html?dwvar_01__MPP006_MPP006_ColorType=CR

⑤無印用品　ハイライズショーツ　マタニティーグレー　（廃盤）

こちらは今調べたら廃盤になっていた無印のマタニティーショーツ。お腹がすっぽり隠れるハイライズタイプになっている。
正直夏妊婦はなくても困らない。お腹周りは結構汗をかくし、それがずっと肌に張り付いてるのはよろしくないと思う。あとトイレが面倒くさい。これが結構大事。
ただお腹は冷えない。夏用パジャマは妊娠に一切買わなかったのだが、臨月の今、ローライズタイプのショーツだとちょっとお腹はあふれている。布団をしっかりかけているのでお腹が冷えるなんてことはないが、このショーツを履いているときは安心感があるのは確かだ。
ただこれはかなり好みがあると思う。妊娠5か月以降にローライズタイプとハイライズタイプどちらも購入してみて試してみるのが一番だ。この無印良品のものは廃盤になってしまったが、UNIQLOやGUでも1000円以下で取り扱っているので、試しやすいと思う。

２：マタニティーウェア

①マタニティーパンツ

これは別で記事にしてあるのでそちらを参照してほしい。
→「2万円以上使ったのでおすすめのマタニティパンツを紹介したい【10月上旬予定日妊婦】」
想像以上に多くの方に読んでいただいており、嬉しく思っている。

②西松屋　おなからくらく10分丈リブフレアパンツ

①の記事で紹介し忘れたのがこちら。実店舗で購入して、タグでも商品名がわからなかったのであいまいで申し訳ないが、多分この商品だったと思う。
春のパジャマとして購入。長袖のパジャマはジェラピケのふわふわじゃないやつを愛用していたのだが、4月ぐらいからものによってはお腹の締め付けが苦しく感じるようになった。特にレギンスっぽいデザインでゴムが細いものがダメ。マタニティーパジャマの購入も考えたが、長袖を使う期間はどう考えても短い。そこでたまひよアプリの「ルーム」機能で聞いてみたところ「西松屋にパジャマの下だけ売ってますよ！」と教えてもらった。
色々みて一番パジャマっぽい柔らかい素材だったので購入。本当は乾燥機OKのものが欲しかったが、そんなものはなかったので諦めて普通に乾燥機にかけて使っていた。今は主に使用頻度の低い部屋着として使用。乾燥機のせいで若干縮んではいるが、黒色なのでそんなに恥ずかしい感じでもないしスーパーや近所の散歩ならこれで出かけている。
何より安いので買って後悔はない。

３：マタニティーケア用品

①アサヒ　ディアナチュラ　葉酸×鉄・カルシウム

妊娠がわかってすぐ買った葉酸サプリ。Amazonのセール期間で大容量のものがお得に買えた。本当は妊活中から飲んでおいた方がいいらしい。
妊娠初期に特に必要です！と言われているが、正直つわり期間中に飲むのは苦痛かもしれない。でもこれは変な味もしないので飲みやすい方かも。花粉症の薬と一緒に頑張って飲んでいた記憶がある。
花粉症の季節が過ぎてから飲むのがおろそかになっており、120粒入りを最近ようやく飲み終えた。元々サプリをきちんと毎日摂取している人には問題ないだろうが、目に見えて効果がなく習慣ないものをこの期間に続けるのは割と大変だった。

https://www.dear-natura.com/product/detail/yousan-tetsu-ca-pouch

②スウィートアーモンドオイル

助産外来で会陰マッサージ用にと勧められたので購入。「34週からやっていいですよ。」と言われたが、さぼりにさぼって臨月に入った36週からやり始めた。風呂から上がる直前にやっている。一番の効果は出産するまでわからないが、そんなべたつきもなく匂いもしないのでこの夏の暑い時期に使っても違和感はない。
無印のいいところは小さいサイズも取り扱っているところ。妊娠後期～臨月にしか使わないので50mlサイズで十分だと思う。

４：購入しなかったもの

最後によくあるマタニティー商品で買わなかったものを紹介したい。

①腹帯・骨盤ベルト

私はそんなに腰痛が症状として出なかったので使用しなかった。あと、夏の暑い時期にそんなものはつけてられない。
ものによってはトイレの度に着けたり外したりしなくてはいけないらしいので、それも私には向いてないなと思った。
産後用にと思って一応購入はしたが、おなかが苦しくて入らず、まだクローゼットで眠っている。

②マタニティーキャミソール

購入を考えてはいたが、結果として必要なかったものがキャミソール。汗疹ができやすいので、キャミソールやタンクトップは必須なのだが、臨月になった今でも、妊娠前から着ていたものが使えている。ただホールド力があり締め付け感の強いブラトップは早々に苦しくて着られなくなった。
唯一小嶋陽菜さんプロデュースの「ROSIER Bra Camisole」だけはお腹周りが苦しくなく着れたので、夏の薄着の時期、下着を目立たせたくないときにおすすめだ。

③マタニティートップス・ワンピース

正直マタニティーパンツを購入するのなら、今手持ちであるもので十分だと思う。
特にトップスは着られなくなったものは少なく、Tシャツやカットソーはもともとゆったりしたものが好みだったのもあって臨月の今も問題なく着ている。フィット感の強いものや着丈の短いものが手持ちに多い人は難しいかも。現在ボトムスはマタニティーパンツ4本のみで基本着まわしているが、トップスを変えるだけでだいぶ印象が変わるのでおしゃれしたい欲はまぁまぁ抑えられている。
ワンピースも妊娠前のものが全部入っている。ただ臨月に入るにつれて着丈は短くなる。こちらもよほどストレッチの効いてないボディコンシャスなものでなければ着られると思う。ただにゴムでウエストマークがあるタイプはもしかしたら胃が苦しいかも。妊娠中どんな時期も胃が締め付けられるのが苦痛だったので、新たに購入される人は注意してほしい。

④妊娠線対策クリーム・オイル

これもボディークリームを持っているなら新たに購入する必要はないと思う。そんな成分は変わらないので、お気に入りのものを使うのが一番だと思う。
それよりも毎日しっかり塗ることが大事。私の場合は妊娠中期に胸～脇腹に塗るのがおろそかになっていて、現状胸のみがっつり妊娠線ができている。
お腹が一番大きく変化するのは妊娠後期～臨月だが、胸の発達は体感でいうと妊娠初期と妊娠5か月～6か月だったので、その時期にしっかり胸周りに塗り込むことを強くおすすめする。

⑤母子手帳ケース　

ジェラピケの母子手帳ケースに憧れてずっと欲しかったのだが、あれは結構大きくてかさばる。妊娠中は母子手帳・診察券・おくすり手帳・自治体から貰える交付券が入れば十分だったので、結果化粧品のノベルティポーチに入れて持ち運んでいた。毎日持ち運ぶものなので、コンパクトさは大事。鞄の中で浮かず且つ目立つデザインのものがいいと思った。自分が意識ない状態でもわかりやすくしておく方が賢明。子供の診察券などの管理はどうしようか悩んでいるけど、生まれてから考えればいいかなと今は思っている。

長くなってしまったが、以上が私の購入したマタニティーグッズのすべてだ。これは妊娠1度目のわたしの場合だ。
あくまでも特に必要なかったものは人と季節によるところが多いと思う。冬妊婦だと冷え対策はもっと必要だろう。
しかしながら、割と自分の中で考え抜いたセレクトになっているので、参考の一つになれば嬉しい。