本格的な授業が始まって1週間。なんとか乗り越えることができた。乗り越える、といっても月曜だけが4限までびっしりなだけで、あとは大体お昼には家に居る。だから負担も少ないし、高校の頃より明らかに、疲労もストレスも減った。

大学に通うようになってから、自分自身に色々な変化が現れるようになった気がする。1番は体調の変化。心の状態が前よりもずっと良くなったし、強くもなった。高校は毎日が苦しくて、訳も分からないくらい死にたいと思うことがよくあった。それに、教室にいる間の私は自分を押し殺して、本当の私の気持ちにも目を向けることはしなかった。けれど大学生になった今、高校の時とは全く違う毎日を過ごせている。本心を隠すことも、自分を押し殺すこともなくなった。心の底から笑えることが増えた。朝起きた時の気持ち悪さも、徐々に無くなってきて、今日も頑張ろうって思えるし、同時に楽しもうって思える。凄く幸せ。大学生になれてよかった。

そして2つ目の変化。それは物事に対する姿勢。私は真面目で、何事にも全力で取り組みたいタイプ。でもそれも、中高まではあまり見せないようにしてきた。影で努力はするけど、普段はサボっているように見せる。それが当たり前だった。周りの雰囲気が何故か、精一杯頑張ること、真面目に取り組むことは変、みたいな雰囲気だったから。でも、それも大学生になってガラッと変わった。気になったことはとことん調べられるし、勉強することが楽しいって改めて思えるようになった。特に、知らなかった言葉とか考え方を教わった時、そのことについて図書館で本を探してみたり、そのままじっくり考えたりできるのが凄く楽しい。ちゃんと『学問』を勉強してるって感じがして、幸せな気持ちになることが増えた。本来の私は、こうやってじっくり考えることとか、何か結論を出すことが好き。そんな自分自身を、やっと生かしてあげることができている。

それともうひとつ。何か不安なこととか心配になることがあっても、なんとかなるさって軽く考えられるようになった。まだ時々、ぐるぐる悩んでしまって混乱する時もある。でも、前よりはずっとマシになった。悩みすぎないで目の前のことに取り組めるし、心配なことがある時も、前より作業効率が上がったと思う。

1人で大学内を歩いていても何もおかしくないし、1人で図書館に籠って勉強していても誰も何も言わない。笑われることもない。こんな環境に身をおけている今の私は、幸せ者だ。色々な苦労を乗り越えた先がこんなにも明るい未来だったなんて、あの頃の私にも早く教えてあげたかった。頑張ってよかったし、先生の言いなりになって、レベルの高すぎる大学を目指さなくて良かったとも思う。私にはやっぱり、この大学のレベルがピッタリ。背伸びする必要はないけど、努力することは欠かせない。そんな場所だからこそ、私らしくとことん学ぶことができる。

色々な変化も楽しめるくらい、心には余裕があるし、息も深く吸えるようになりました。環境が自分にとってどれだけ大切なものなのか、気づくこともできました。この4年間は、自分を押し殺すことなく、やりたいこと、学びたいことに夢中になれる気がしています。

頑張ってよかった。

【追記】
noteをはじめてから1年が経ちました。色々な人との出会いを経て、私はここまで成長することができました。弱々しい私を何度も見せてしまったし、真っ暗な闇の中でもがく私の姿もたくさん残してしまいました。でも、あの過去があるから今の私がいます。必死に頑張った記録たちを読んで、反応をくれた皆さんのおかげでもあります。心の底から感謝しています。

出会ってくれてありがとうございます。
note2年目の私もよろしくお願いします。