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睡眠外来に行ってみた(30代ママ・不眠症と診断されて6年)

こんにちは、HSPライターの蒼樹唯恭です(自己紹介はこちら)。

こちらの記事は、

  • 不眠症で悩んでいる方

  • 睡眠外来に行こうかどうか迷っている方

  • 本気で不眠をどうにかしたいと考えている方

に向けて書かれています。

無料ではなく有料にしたのは、上記の項目の3つ目「本気で不眠をどうにかしたいと考えている」方に読んでほしいと考えたからです。
お金を払う=本気で不眠と向き合おうとしている、そんな方の背中を少しでも押せたら。そんな思いでキーボードを叩いています。


本文に入る前に、そもそも不眠や不眠症とは一体何なのか一緒に確認させてください。不眠とは辞書で引いてみると『眠らない(眠れない)こと』であり、『不眠症は安眠が出来ない病気』です。国立保健医療科学院のサイトでは

不眠症とは、入眠障害(寝つきが悪い)・中途覚醒(眠りが浅く途中で何度も目が覚める)・早朝覚醒(早朝に目覚めて二度寝ができない)などの睡眠問題があり、そのために日中に倦怠感・意欲低下・集中力低下・食欲低下などの不調が出現する病気です。

国立保健医療科学院(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-02-001.html)

と説明されています。つまり、不眠症状には複数のタイプがあるのです。


また、同サイトでは

特に大事なのは、不眠症状を伴う様々な睡眠障害と誤診をしないことです。睡眠時無呼吸症候群・レストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群)・周期性四肢運動障害・うつ病による不眠や過眠などは、専門施設での検査と診断が必要です。これらの特殊な睡眠障害にはそれぞれの治療法があり、通常の睡眠薬では治りません。これらの睡眠障害が疑われる場合には、日本睡眠学会(http://jssr.jp/)の睡眠医療認定医や精神科医、脳神経内科医などへのご相談をお薦めします。

国立保健医療科学院(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-02-001.html)

と続けられています。


私の場合、不眠症と診断されたときは心療内科(精神科)に通っていて、原因は仕事のストレスではないかと言われました。しかし、仕事を辞めて数年経った後も断続的に眠れない日(数日)があったため、睡眠外来に行った際に睡眠時無呼吸症候群の可能性(そのほかの原因もありましたが詳細はのちに記載します)を指摘されたのです。


同サイトでは不眠(不眠症ではなく)の原因としてストレス、高血圧や心臓病といった体の病気、心の病気、その他の睡眠障害、薬や刺激物、生活リズムの乱れ、環境等が挙げられています。仕事のストレスは文字通りストレスの部類に入りますが、睡眠時無呼吸症候群はその他の睡眠障害に入ります。

私は心療内科の診断が間違っていると批判したいわけではありません。不眠を伴う病気はその原因が分かりづらい場合がある、とお伝えしたいのです。


私は不眠の原因が分からなかったため、悩んだ期間が長くあります。その間、アロマを使ってみたり、働き方を変えてみたり、知り合いの方がやっていた睡眠改善プログラムに参加したりしました。全て必要だったと感じていますが、もし睡眠外来に早く足を運んでいたら悩む期間を減らせたかもしれません

世の中には私のようにまどろっこしい事をせず、早く不眠から抜け出したいと考えている方が大勢いらっしゃると思います。この記事がそんな方の役に立ちますように。


(本文に続く)



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