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【週刊自己肯定感】「女性のためのエロス」其のニ。セックスとは性愛とは官能とはなんぞや?顕在意識と潜在意識とカウンセリングと、の巻。


みなさまおこんにちは、


自分責めの毎日からわたし大好きがあたりまえな毎日を。


あなたのドーパミン、
心理カウンセラーのイチカ✳︎ドーパミントです。


ブログにお越しくださってありがとうございます。




上のリンクは先週、前回のおはなし。


代々木忠監督の半生を描いた映画を観た。
監督がお書きになった著作を読んだ。


その結果、



わたしはなぜ恋人を必要としているのか、
なぜ恋人とセックスをしたいのか、


深く深く考え、感じ、恋人と話し合うこととなった。



あなたの好きなセックスとは、どんな感じだろう?


どんな環境で、どんな相手とセックスするのが心地良いのだろう。相手は何人いればしあわせ?


はーい、それはね、とすらすら出てくるだろうか。


それとも、うーむ、と腕を組んで考え込むだろうか。


参考までに、わたしが後者であったときのはなしを聞いてもらえないだろうか。



✳︎



わたしは毎回、異性に恋をするたびに


「ち◯こはこの一本で生涯最後にする」


と、切ない想いを抱いてきた。


わたしは青い鳥をさがすように恋人を探していた。


こころのはんぶん、たましいのはんぶんを探してうろうろしていた。


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わたしにとってセックスとは、弱みをさらけ出し、胎の奥底まで見透かされることである。


衣服、面などの鎧をすべてはずして、相手に自分をゆだねる。


ある意味ではこころを蹂躙されるに等しい。



自分という本丸をぐるりと取り囲んだ防衛設備を徐々に破壊あるいは撤去して、



ことばどおりまるはだかで恋人と対峙するもの。



同時に相手の防衛設備の扱いも、まるはだかも受け止めるもの。


それがわたしにとってのセックスだ。


快楽のやりとり、遊び、プレイ、ゲームではない。



だから、こころから信頼する唯一無二の人間としかできない。



逆に言えば、そこまでさらけ出せない相手とセックスすることに意味がないのである。


わたしがセックスについて知りたい、学びたいと感じているのはだから、


外してはあらわれ、撤去してはまた次々とあらわれる自分の鎧や防衛設備をどのように外していって、


いかにして素の自分を恋人の前にさらけだそうか、という理由につきる。


それは恋人のためであるようで、彼はわたしのはんぶんであるから、


結局はまるっと自分のためなのだ。



そんなわけで先日もうとうとしながら代々木監督のブログを貪るように読んでいたある日、


こんな図が掲載されている記事に出会った。


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出典:週刊代々木忠
2019/12/20掲載「女性のためのエロス」よりhttp://blog.livedoor.jp/yoyochu/archives/54930282.html


こころのことに興味のある人間ならば一度は目にした図であろう。


この図の三角形は、人間の意識全体をあらわしている。



赤い横線で区切られたところから、


上部が顕在意識、自分で自覚できるもの。


下部が潜在意識、自分でははっきりとあるいはまったく感じられないもの。


赤い線に名前があるとは知らなかったが、代々木監督に依ればこれはクリティカル•ファクターというものだそうだ。


これにより顕在意識と潜在意識はがっちりと区分けされ、両者が混じり合うことは夢の中でしか起こらない。


我々カウンセラーが行う「イメージワーク」は、このクリティカル•ファクターを網目状にして、


顕在意識を保ちつつ潜在意識に働きかけ、こころをふわっと軽くしてもらうためのワークである。


(手前味噌、わたしのつくったワークたち。)



読者諸兄諸姉には、おもしろくもない専門用語を並べて申し訳ない。


カウンセラーというのは、こういうマニアックでおかしな話によだれをたらして食いついてくる変態の集まりであるのだ。


ううん、おもしろいよイチカちゃん、と思ってくださったあなたは紛れもなく変態である。ようこそ。



と、いったわけで、寝る前の悪あがきで、布団の中でうとうとしながらこの図を見つけたわたしは「ええっ」と飛び上がった。


なにかがつながった、そんな気持ちになったのだ。


監督のブログには、「このビデオを観るとクリティカル•ファクターが外れる」とある。


3部構成になっていて、


1部の映像で社会性をおとし、


2部で催眠をかけ(イメージワーク)、


3部でお手本を見ながらワークの効果を落とし込んでいく、となっている。


これは、まさにカウンセリングではないか。



今わたしが学びたくてお金を貯めているNLPの手法とよく似ている。


これを識りたい。体験したい。


でもひとりで観るのはこわい。


変態性欲全開で道ゆく旅人を襲う、峠に住み着くおそろしい鬼ババアになってしまいそうでこわい。


といったわけで、わたしは恋人にこの代々木監督のブログを読んでもらい、


一緒にこの「女性のためのエロス」という映像を見てほしい、とお願いした。



「あなたともっとつながれると思うから」


という、むかしの頭でっかちのわたしならば


「あくどい、こずるい、ぶりっこ、性悪」


とじだんだをふむような発言を、しっかりと自己肯定しながら伝えたのだった。




来週の【週刊自己肯定感】につづく。


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今日もおつきあいくださってありがとうございました。


すてきな今日をお過ごしください。


イチカ、あなたのドーパミンより。




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ずっと罪悪感を抱えて、自己肯定感ひっくい人生を送ってきたんですけれど、いまは応援していただくことの修行をしています。よかったらサポートお願いします。いただいたサポートで土偶や土器の博物館に行きます。