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連載イチロー部屋のイッピン 68.日本人初対決チケット

長谷川滋利とイチローの「大リーグ日本人初対決試合」のチケット

これは長谷川滋利とイチローの「大リーグ日本人初対決試合」のチケット。2001年4月13日9回裏にエンゼルス球場のオーロラビジョン。
 
 “This moment mark the first time in ML history that Japanese₋bone players have faced each other”
 
イチローはショートへの内野安打。試合後長谷川滋利は「内野安打で良かった」と語り、イチローは「長谷川さんはマウンドで躍動感があった。守備とか攻撃も含め、周りを巻き込んでいくような感じで、いいリズムを作っていたし、すごく自信に溢れて投げていた」とオリックスでいっしょにプレーした先輩を敬している。

長谷川滋利
ルーキーカード

長谷川滋利は1995年に野茂英雄がドジャースに入団した時、「先にやられた!」という思いで眠れなかったという。

イチロー 佐々木主浩 長谷川滋利

2017年10月1日の最終戦。イチローはマーリンズ最後の打席で三振!“年間代打安打”の大リーグ記録28安打に1本届かなかった。試合後イチローは「2番目ではダメ、忘れられてしまう」と悔しさを語っている。


確かに、翌日の試合で長谷川滋利はイチローを一塁ゴロに抑えている。が、誰も語る者はいない。

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