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#41 【ダイバーシティ】女性のキャリアを応援する人に私はなりたい②


週末挟んですっかり間が空いてしまいました。
ムリせず、サボらず、アウトプットの習慣化を手探りしております。

前回、社外講演しました、というお話でしたが、2月の外部発信3連発(キャリア採用向けセミナーへの登壇、新卒採用向けインタビュー記事・撮影、女性活躍推進セミナーでの講演)がこれで終わって、今月の仕事終わりー!モードにはいってのんびりだらりとしておりました。発信より休息。そんな時があってもいいかと思いまして。


では、前回の続きです。


女性のキャリア形成の壁

女性のキャリア形成の壁には3つの要因、時代背景、ジェンダーバイアス、脳内リソース配分の変化、があると考えています、というところから。

まず、時代背景

男は仕事、女は家庭、という時期が昭和の後半まであり、現代に生きる人はこの価値観を社会から受けて育っていますね。
だから、無意識の根底に刻み込まれてしまっている人が多いです。かくいう私もうっかりすると、家事育児ができてない自分に凹んだり、収入が増えない夫に転職を勧めたり給与アップの資格取得を打診したりします…。

それが、現在は女性が社会進出することで、女性は仕事と家庭、両肩に倍の負担が乗っかってる状態です。仕事でも昇進や貢献が期待され、家でも家族のリーダーが求められる。子供の日々の世話、買い出し、掃除のタイミング、ストックの補充…。脳のリソースをどんどん食われます
そんなんじゃもうどれも中途半端、回らない。世のお母さんは決壊ギリギリ。だから、これからは(すでにもうこのフェーズですが)男性の家庭進出が必要です。一人の人間として、生活を回すスキルを身につける。掃除、洗濯、料理、家計管理。結婚したら、妻と一緒に家庭を回す。子供が産まれたらまず育休をとって赤ちゃんのお世話スキルもママ同様に身につける。そして一緒に家庭を回す
一時的に仕事へのウェイトが減るかもしれません。でもこの状態がずっと続くわけじゃない。大変な時は仕事と家庭のリソース配分を見直して、落ち着いたらまた戻ればいい。育児だけじゃありません。介護、自分や家族の病気があるかもしれません。そんな時も、柔軟に対応する必要があります。

現在、内閣官房参事官補佐をされている前田晃平さんが、こちらの記事でこんな言葉を残しています。

育休だけでなく、介護でも怪我でも病気でも、何があっても、誰もが望むキャリアを継続できるようになったら、素晴らしいと思いませんか。支援を要する「人」がいるのではなく、支援を要する「時」が誰にでもあるだけです

めっちゃステキな言葉。

みんな実はいろんな事情を抱えて生きています。お隣の同僚も、イケ好かない先輩も、キライな上司も。知らないだけで、何かしら心配事や悩み事を抱えているかもしれません。
それをお互いフォローしあって、お互い様という気持ちで支援できたら、生きやすい環境のできあがり。
だから育休も時短勤務も他人事じゃないはずなんですよね。


またまたちょっと長くなってしまった(まだ一つ目なのに)ので、二つ目以降は次回へ。
ぜひ前田さんの記事読んでみてください!

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