菊池道人note支店・自著紹介4

司馬遼太郎さんに勝った!と思ったことがあった。
もちろん、耳学問による筆者の勝手な思い込みで、東大野球部が江川卓投手(元巨人)を擁する法政に勝った程のことではない。
 しかし、司馬さんが「さわやかではない」という理由で同じ大阪出身でありながら執筆を拒んでいた大塩平八郎を主人公にした小説を上梓したことで筆者は勝利を確信した。

 他の方々はどう思っているか知らないが、筆者自身は本の売れ行きも文学賞受賞も後からついてくるものだと認識している。
 自分ならではの作品が書けるかどうかが肝要なのだ。
 それゆえ、他の人が書いていないテーマを書けた時に、優越感に似たようなものを感じる。

 が、前述の耳学問をもたらした松原誠氏には勝てたとは思っていない。
 同氏は「天討 小説・大塩平八郎の乱」を新人物往来社から上梓されているからである。

大塩平八郎起つ 菊池道人著

第一巻    

第二巻


第三巻    





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