mixi「一郎の日記」を振り返る㉗2007/2/24(土)~2/28(水)

mixiに書いていた日記をまとめました
Twitterを始めたことでmixiは全く利用していませんでしたが
mixi日記を読み直すまとめ作業のおかげで
新たな一つの目標が出来ました

2007/2/28(水)

この2日間の投稿の歌とコメント代わりの私の歌を今日の日記といたします。

2007/2/28・・・今日の投稿

141.女あり・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/ichirof58/17292277.html
女あり
わがいひつけに背(そむ)かじと心を砕(くだ)く
見ればかなしも

 わがままと百も承知で言い訳す 不甲斐なさが更にかなしも
 [ 中 ]

>わがままで甲斐性の無い我なれどきっと死ぬまでこのまま気まま [ 一郎 ]


147.はても見えぬ・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/ichirof58/17297442.html
はても見えぬ
真直(ますぐ)の街をあゆむごとき
こころを今日は持ちえたるかな

 はても見えぬ不安の中で突き進む じっとしてればなお不安つのる
 [ agasa888 ]

>なるようになると思えば気は楽にきっとよくなるよりよくなるよ [ 一郎 ]


146.秋の風・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/ichirof58/17297396.html
秋の風
今日(けふ)よりは彼(か)のふやけたる男に
口を利(き)かじと思ふ

 秋風に昔はブルブル身震いを 今年は記憶思い出せない
 [ agasa888 ]

>如月の晦日は小雨こころなし去り行く冬の涙雨かと [ 一郎 ]


145.くだらない・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/ichirof58/17293672.html
くだらない小説を書きてよろこべる
男憐(あは)れなり
初秋(はつあき)の風

 くだらない事した結果以外にも 思いもよらぬ好運があり
 [ agasa888 ]

>生きてればそのことだけで価値がある何か誰かの役に立ってる [ 一郎 ]


188.先(さき)んじて・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/ichirof58/17356320.html
先(さき)んじて恋のあまさと
かなしさを知りし我なり
先んじて老(お)ゆ

 何やかやあったようでも
 いつかしら還暦の年
 老いの門口     
 [ 一郎 ]


2007/2/27・・・今日の投稿

144.わが抱(いだ)く・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/ichirof58/17293537.html
わが抱(いだ)く思想はすべて
金(かね)なきに因(いん)するごとし
秋の風吹く

 われ懐く人間修行その先に 穏やかな日々あるを夢見て
 [ agasa888 ]

>還暦を前に悶々どうせなら死ぬまで続けいいさ悶々 [ 一郎 ]


143.男とうまれ・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/ichirof58/17293387.html
男とうまれ男と交(まじ)り
負けてをり
かるがゆゑにや秋が身に沁(し)む

 変わったね男とうまれその言葉 今は使えぬご時世かなと
 [ agasa888 ]

>もともとのいのちはひとつ性はなし男と女ひとつのいのち [ 一郎 ]


142.ふがひなき・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/ichirof58/17293292.html
ふがひなき
わが日(ひ)の本(もと)の女等(をんなら)を
秋雨(あきさめ)の夜(よ)にののしりしかな

 時としてふがいなき心大事かな 生きてくうえで味となるかな
 [ agasa888 ]

>ふがいなき我ではあるがこの我を大事に思う人がまだあり [ 一郎 ]


140.いらだてる・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/ichirof58/17290249.html
いらだてる心よ汝(なれ)はかなしかり
いざいざ
すこし呻(あくび)などせむ

 いらだてる心安めと灯を消せど 一人の闇も恐くあり
 [ 中 ]

>いらだてる心のあればまだ若き己が在りと笑ってやろう [ 一郎 ]


187.わがこころ・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/ichirof58/17356305.html
わがこころ
けふもひそかに泣かむとす
友みな己(おの)が道をあゆめり

 わがこころ
 泣いて笑って悶々と
 忙しいですそれでいいです    
 [ 一郎 ]

お読みいただきありがとうございます。
同じことが多くなるのは年のせいだとお許しください。
それではまたあした・・・ごきげんよう。
一郎

2007/2/27(火)

毎週水曜日発行のメルマガ「啄木の歌とともに」第141号を今日の日記といたします。
mixi日記用にメルマガの体裁を少し変えています。

第141号 2007.2.28(毎週水曜日発行)    2004.6 創刊
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  啄木の歌とともに
   (その三)


  「一握の砂以前」
     -57-


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啄木の歌を手本に手慰み
一日一首
ただあるがまま  (一郎)
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参考資料「石川啄木作品集 第一巻」昭和出版社(昭和三十八年十二月一日発行)

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2007/2/16(金)~2007/2/22(木)
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   新詩社詠草
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日付:2月16日(金)
啄木

君が目の中にかくるる小鼠のその目いとはし竄視(かくれみ)するも


注:いとはし・・・「いと・はし」か。

  は・し 【▽愛し】

   (形シク)
   可憐である。いとおしい。
   「み吉野の玉松が枝は―・しきかも/万葉 113」
  (参考「goo辞書」)
(注:一郎)

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一郎

君が目の潤みいと愛し
大病を脱したあとの
後遺症ゆえ

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日付:2月17日(土)
啄木

人の血をこのみて吸へる蛭よりも憎きものかも脣すはぬ子は

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一郎

その昔
わが住む家は川の上
汚れし川で蛭に吸われし

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日付:2月18日(日)
啄木

面白き芝居見にゆく心地して逢ひし日頃の夢にやはあらぬ

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一郎

芝居見ず映画も見ずに
夢だけは
いつか芝居や映画つくると

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日付:2月19日(月)
啄木

再びと來ることなき若さもて戀ふとふことをなぐさになせそ

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一郎

年寄れば
煩わしさを避けるなり
片恋をもてなぐさめとする

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日付:2月20日(火)
啄木

苜蓿(うまごやし)白き牧野のあかつきの雲にどよもしほととぎす鳴く


注:うまごやし 3 【馬肥やし/〈苜蓿〉】(クローバーの別名)一郎

  マメ科の越年草。ヨーロッパ原産。各地に自生。茎は地をはって30センチメートル
  ほどになり、葉は有柄で互生し、倒卵形の三小葉をもつ。春、葉腋(ようえき)に黄
  色の小花を開く。緑肥・牧草ともする。[季]春。


注:どよも・す 3 【▽響もす】

  (動サ五[四])
  〔古くは「とよもす」〕鳴りひびかせる。どよめかせる。
  「朝の空気を―・す声」「ほととぎす我が住む里に来鳴き―・す/万葉 3782」
(参考「goo辞書」)
(注:一郎)

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一郎

畑に咲く白詰草の白い花
寝そべった日の
遠くになりて

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日付:2月21日(水)
啄木

戀ふらくは竈のなかに渦巻ける煙よりけに胸の苦しき

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一郎

若き日の
胸の苦しきわが恋の
実らぬことに今は感謝す

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日付:2月22日(木)
啄木

世にあれば古(いにしへ)今を貫きて戀ふらくはよし生けるしるしに

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一郎

わが今の生けるしるしは
それぞれの「一握の砂」
啄木の歌

 まぐまぐ!
 啄木の歌とともに
 http://www.mag2.com/m/0000133102.html

お読みいただきありがとうございます。
同じことが多くなるのは年のせいだとお許しください。
それではまたあした・・・ごきげんよう。
一郎

2007/2/26(月)

この3日間の投稿の歌とコメント代わりの私の歌を今日の日記といたします。


2007/2/26・・・今日の投稿

139.顔あかめ・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/ichirof58/17284787.html

顔あかめ怒(いか)りしことが
あくる日は
さほどにもなきをさびしがるかな

 勧められ飲めない酒に赤ら顔 割り勘までも損する思い
 [ 中 ]

>飲めぬゆえ宴会その他お断り人づき合いが苦手なわけだ [ 一郎 ]


186.眼を病みて・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/ichirof58/17352529.html

眼を病みて黒き眼鏡(めがね)をかけし頃
その頃よ
一人泣くをおぼえし

 日曜日
 ドラマお笑い見て涙
 涙涸れるな泣けてうれしい    
 [ 一郎 ]


2007/2/25・・・今日の投稿

138.庭石(にはいし)に・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/ichirof58/17237973.html

庭石(にはいし)に
はたと時計をなげうてる
昔のわれの怒(いか)りいとしも

 庭石に一輪落ちる侘椿 去年の春は気づくことなく
 [ 中 ]

>この冬は雪の苦労は無しに来たこのまま春になるはずがない [ 一郎 ]


185.茨島(ばらじま)の・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/ichirof58/17352304.html

茨島(ばらじま)の松の並木の街道を
われと行きし少女(をとめ)
才(さい)をたのみき

 安中は中山道の杉並木
 語らう友は
 流れる雲か    
 [ 一郎 ]


2007/2/24・・・今日の投稿

137.放(はな)たれし・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/ichirof58/17231427.html
放(はな)たれし女のごときかなしみを
よわき男の
感(かん)ずる日なり

 今にして思い出すのは雪の日の 別れの夕の女のほほえみ
 [ 中 ]

>今にして思えば人の人生はどうあがこうと自分らしいいと [ 一郎 ]


518.真白(ましろ)なる・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/ichirof58/17887708.html
真白(ましろ)なるラムプの笠(かさ)に
手をあてて
寒き夜にする物思ひかな

 真白なる 雪見る夢に 目を覚まし 故郷思う 淋しき朝よ
 [ ほのか ]

>真白なる 雪見る夢に 目を覚まし 故郷思う 淋しき朝よ [ 一郎 ]


184.田舎(ゐなか)めく・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/ichirof58/17352229.html
田舎(ゐなか)めく旅の姿を
三日(みか)ばかり都に曝(さら)し
かへる友かな

 配達を終えその足で電車乗る
 着の身着のまま
 熊野学び舎    
 [ 一郎 ]

お読みいただきありがとうございます。
同じことが多くなるのは年のせいだとお許しください。
それではまたあした・・・ごきげんよう。
一郎

2007/2/25(日)

マイミクのSさんからメッセージをいただきました。その返事を今日の日記といたします。


今晩は!元気!元気!!
メッセージ

こんばんは。
元気!!を件名にプラスしてお返事しますよ。

お元気で何よりです。
私もご覧のとおり元気です。
長いメッセージをありがとうございます。
長い返事をしたいのですが、もうおなかがすいてこれから食事です。
準備が出来るまでの返事にさせていただきますので短くなると思います。

日記は毎日更新はしていますが、あれが日記と言えるかどうか・・・。
歌を「三十一文字日記」と私が勝手に思っているのも自分への言い訳でしょうね。

昨日、あるきっかけでひとつのブログに出会いました。
啄木関係の検索で知ったブログです。
啄木の「ローマ字日記」をテキストに、日記やブログについて昨年9月に書かれた日記です。
啄木について書かれたのはこの日だけです。
プロフィを引用すると・・・「理系出身国語教師のネタ置き場です。日記中の引用は、すべて中学・高校受験の国語入試問題から行っています。」と書かれています。
私が検索で知った日記のタイトルは、「日記書き・石川啄木、テキストが作る人生、ブロゴスフィアよ永遠に」です。
そこで啄木の「ローマ字日記」のある日の記述が引用されていたわけです。

昨年11月の日付が最新の更新になっています。最近の日記が読めないのは残念ですが、ちなみに日記初日のタイトルは・・・「2006年4月20日 変わること、盲点、雪しずり」となっています。
「変わること」・・・気になる言葉ですです。それが他の2つの言葉とどうつながるのか・・・タイトルだけでも興味が湧きます。
引用されたテキストは、養老孟司『異見あり―脳から見た世紀末』・・・ますます読みたくなります。

こんな日記を書く人がいたのだという発見の喜びと、とても自分には書けそうもないという失望に複雑な気持ちです。
でもそれ以上にこの日記のことを他の人にも知って欲しいという気持ちが強いです。
そのことをきのうの日記に書きたかったのですが、書けずに終わりました。時間がなかったこともありますが、やはり思っていることを文章に出来なかったわけです。
その日記のことをどう書いたらいいものか、書かれた内容について触れた方がいいだろうとかいろいろと考えました。結局は日記のタイトル、引用テキスト、プロフィの引用しかしていません。
これで果たして紹介になっているかどうか・・・。

私が興味を持ったことは、あくまで私の個人的な関心事であって他の方がどう思うかそれは分りません。このような紹介も無意味かもしれませんね。
私には、日記について考えさせられた日記となりました。

例によってこの返事を日記代わりとするつもりで書いています。メッセージへの返事にはなっていませんが、それが私らしいとことだとお許しください。

それではまた・・・ごきげんよう。
ありがとうございました。


 吹風日記 2006年9月7日
 日記書き・石川啄木、テキストが作る人生、ブロゴスフィアよ永遠に
 http://d.hatena.ne.jp/MrJohnny/20060907

お読みいただきありがとうございます。
同じことが多くなるのは年のせいだとお許しください。
それではまたあした・・・ごきげんよう。
一郎

2007/2/24(土)

日刊メルマガ「花を詠うかな」から、この6日間の歌を今日の日記といたします。


'07/2/24 日刊「花を歌うかな」 No.637
「花ねこ日記」 2月23日(金) 649秋間の梅林にて
http://ichiro54.zive.net/hanauta6/637.html

 白梅の花咲き初めし
 枝越しの空の青さも
 梅実の青へ

 枝の枝梅のてっぺん白い花


'07/2/23 日刊「花を歌うかな」 No.636
「花ねこ日記」 2月22日(木) 648敷島公園の河津桜
http://ichiro54.zive.net/hanauta6/636.html

 早咲きの河津桜の見事さも
 霞んでしまう
 空の青さよ

 暖冬にこころ弾まぬ花便り


'07/2/22 日刊「花を歌うかな」 No.635
「花ねこ日記」 2月21日(水) 647お店の梅たち
http://ichiro54.zive.net/hanauta6/635.html

 梅の花しべが威張っていませんか
 ピンピン元気
 元気いただき

 パソコンで花見するかな梅の花


'07/2/21 日刊「花を歌うかな」 No.634
「花ねこ日記」 2月20日(火) 646アマリリス アップルブロッサム
http://ichiro54.zive.net/hanauta6/634.html

 強烈な自己アピールの
 アマリリス
 淡いピンクに印象変わる
 
 アマリリスニョキニョキ茎はシンクロし


'07/2/20 日刊「花を歌うかな」 No.633 創刊 / 2005.4.19
「花ねこ日記」 2月19日(月) 645夢見るように・・・
http://ichiro54.zive.net/hanauta6/633.html

 花はただ春を感じて開くだけ
 人なに想う
 ラナンキュラスに
 
 夢見るやラナンキュラスの乙女たち


'07/2/19 日刊「花を歌うかな」 No.632
「花ねこ日記」 2月18日(日) 644スカビオサ
http://ichiro54.zive.net/hanauta6/632.html

 灼熱の花色もあり
 スカビオサ
 春は春色パステルカラー

 スカビオサ季節忘れていはせぬか

お読みいただきありがとうございます。
同じことが多くなるのは年のせいだとお許しください。
それではまたあした・・・ごきげんよう。
一郎

mixiプロフィ
藤川一郎
京都市北区紫竹北大門町37 葵荘17号
075-493-4676


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