mixi「一郎の日記」を振り返る㉙2007/3/6(火)~3/10(土)

mixiに書いていた日記をまとめました
Twitterを始めたことでmixiは全く利用していませんでしたが
mixi日記を読み直すまとめ作業のおかげで
新たな一つの目標が出来ました

2007/3/10(土)

2007/3/10・・・今日の投稿

256.青に透(す)く・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/ichirof58/17459327.html

青に透(す)く
かなしみの玉に枕(まくら)して
松のひびきを夜もすがら聴(き)く

 居酒屋の ざわめきの中 話聞き 君の瞳の 煌めきを知る
 [ ほのか ]

>酒飲めぬ身なれどなぜかバーテンに続くはずなし若き日のわれ [ 一郎 ]


151.やとばかり・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/ichirof58/17303942.html

やとばかり
桂(かつら)首相に手とられし夢みて覚(さ)めぬ
秋の夜の二時

 どうしてか夢は途中で目が覚める 楽しい夢はつづき無きもの
 [ 中 ]

>目を閉じる夢物語始まるも同じところでいつも眠りに [ 一郎 ]


154.青空に・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/ichirof58/17304153.html

青空に消えゆく煙
さびしくも消えゆく煙
われにし似るか

 青い空 翼を広げて 君の街 飛んでいきたや 想いを乗せて
 [ さやか ]

>自由なるこころの世界不自由なことばで詠うよしよし遊べ [ 一郎 ]


198.糸切れし・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/ichirof58/17373399.html

糸切れし紙鳶(たこ)のごとくに
若き日の心かろくも
とびさりしかな

 糸切れし凧は地に墜つ
 親と子の絆のありて
 われ堕落せず
 [ 一郎 ]


2007/3/9・・・今日の投稿

156.ほとばしる・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/ichirof58/17310304.html

ほとばしる喞筒(ポンプ)の水の
心地(ここち)よさよ
しばしは若きこころもて見る

 ほとばしる言葉を集め並びかえ パズルのごとくゲーム感覚
 [ agasa888 ]

>さまざまな思いを歌にそれぞれの「一握の砂」わが歌集なり [ 一郎 ]


155.かの旅の・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/ichirof58/17304250.html

かの旅の汽車の車掌(しやしやう)が
ゆくりなくも
我が中学の友なりしかな

 一人旅あこがれ続け十数年 夢で見る旅ひとりたびかな
 [ agasa888 ]

>人生の最期はひとり一人旅一人老いても負けてたまるか [ 一郎 ]


154.青空に・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/ichirof58/17304153.html

青空に消えゆく煙
さびしくも消えゆく煙
われにし似るか

 複雑な心の中は鰯雲 雲のあいまにちょっぴり青空
 [ agasa888 ]

>雨や風荒れるも自然空模様平穏願う心模様の [ 一郎 ]


150.誰(た)そ我(われ)に・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/ichirof58/17297793.html

誰(た)そ我(われ)に
ピストルにても撃(う)てよかし
伊藤のごとく死にて見せなむ

 弔いの知らせの鐘が通り行く 向こうの方で悲し人あり
 [ 中 ]

>弔いを悲しむ人ら死者の数喜ぶ人ら命は軽し [ 一郎 ]


197.わが恋を・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/ichirof58/17373345.html

わが恋を
はじめて友にうち明けし夜(よる)のことなど
思ひ出(い)づる日

 わが恋は
 打明けし日に終わるなり
 高校時代終える頃の日 
 [ 一郎 ]


2007/3/8・・・今日の投稿

153.己(おの)が名を・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/ichirof58/17304078.html

己(おの)が名をほのかに呼びて
涙せし
十四(じふし)の春にかへる術(すべ)なし

 新聞のエッセー入選欄に見た 己(おの)が名を見て舞い上がったね
 [ agasa888 ]

>入選に自信持つべし己が才あきらめないで続けるが才 [ 一郎 ]


149.何事も・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/ichirof58/17297674.html

何事も金金(かねかね)とわらひ
すこし経(へ)て
またも俄(には)かに不平つのり来

 何事も金金金と世知辛い 持たない者のひがみなりかや
 [ 中 ]

>持たぬゆえ執着は無し一兆が千兆なりと使い切れます [ 一郎 ]


196.友はみな・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/ichirof58/17369121.html

友はみな或日(あるひ)四方(しはう)に散り行(ゆ)きぬ
その後(のち)八年(やとせ)
名(な)挙(あ)げしもなし

 友と呼ぶ人は無けれど
 友情の真の姿
 示してみたい
 [ 一郎 ]

お読みいただきありがとうございます。
同じことが多くなるのは年のせいだとお許しください。
それではまたあした・・・ごきげんよう。
一郎

2007/3/9(金)

2007/3/9(金) 午後 8:38

一日で消える一郎の日記
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2007/3/9(金)


■722 New 五行日記 2007/03/09 20:30 ■Res■
From:いち
 
啄木の歌があるから自分の歌がつくれた
万葉集の歌があるから自分の歌がつくれた
啄木や万葉集から離れて何が出来るか
五行日記
五行歌とはまだ言えない


■721 New 五行から 2007/03/09 20:16 ■Res■
From:いち
 
長い文章が書けないなら
短い文章でも書きましょう
短い文章でも書き続ければ
書かないよりはいいでしょう
五行から始めましょう


■720 New 長い文章 2007/03/09 20:12 ■Res■
From:いち
 
長い文章を書きたいのですが
書けるようにチャレンジしたのですが
やはり書けないのです
書く力も無ければ
こころをさらす勇気もないのです


■719 New おはよう 2007/03/09 01:48 ■Res■
From:いち
 
おはよう
といっても夜中の1時半
早く寝たので早く目が覚めた
こんな日もある
2時になったら出かけよう


■718  まいにち 2007/03/08 16:06 ■Res■
From:いち
 
毎日
書いてみようか
書いてみよう
五行だけでも
書いてみよう


■717  ずっとひとやすみ 2007/03/08 16:04 ■Res■
From:いち
 
ひとやすみ
きょうもやすんでふたやすみ
あすもあさってしあさって
ずっとずっとひとやすみ
やすみたいだけやすめばいいさ

お読みいただきありがとうございます。
同じことが多くなるのは年のせいだとお許しください。
それではまたあした・・・ごきげんよう。
一郎

2007/3/8(木)

第517回 [番号] 07/1112(第7巻第1112番)
2007/3/8(木)

[番号] 07/1112
[題詞] (詠河)
[原文] 波祢蘰 今為妹乎 浦若三 去来率去河之 音之清左
[訓読] はねかづら今する妹をうら若みいざ率川の音のさやけさ
[仮名] はねかづら,いまするいもを,うらわかみ,いざいさかはの,おとのさやけさ
[事項] 雑歌,奈良,地名,土地讃美

 少女等はレンゲの花の髪飾り遠い田舎の遠い昔よ
 子ども等は野山を駆けて木の実食べ暗くなるまで遊んでいたよ


第516回 [番号] 07/1111(第7巻第1111番)
2007/3/7(水)

[番号] 07/1111
[題詞] (詠河)
[原文] 古毛 如此聞乍哉 偲兼 此古河之 清瀬之音矣
[訓読] いにしへもかく聞きつつか偲ひけむこの布留川の清き瀬の音を
[仮名] いにしへも,かくききつつか,しのひけむ,このふるがはの,きよきせのとを
[事項] 雑歌,天理,地名,土地讃美

 いにしえもいまも連綿船頭の川根性は保津川下り
 船頭や保津川愛す人たちの夢は大きく世界遺産に


第515回 [番号] 07/1110(第7巻第1110番)
2007/3/2(金)

[番号] 07/1110
[題詞] (詠河)
[原文] 湯種蒔 荒木之小田矣 求跡 足結出所沾 此水之湍尓
[訓読] ゆ種蒔くあらきの小田を求めむと足結ひ出で濡れぬこの川の瀬に
[仮名] ゆだねまく,あらきのをだを,もとめむと,あゆひいでぬれぬ,このかはのせに
[事項] 雑歌,比喩,恋愛

 泥の田に足を濡らして田植えせば米一粒のありがたさ知る
 泥川で蛭に吸われし記憶ありそれが故にか泥田も苦手


第514回 [番号] 07/1109(第7巻第1109番)
2007/3/1(木)

[番号] 07/1109
[題詞] (詠河)
[原文] 佐桧乃熊 桧隅川之 瀬乎早 君之手取者 将縁言毳
[訓読] さ桧の隈桧隈川の瀬を早み君が手取らば言寄せむかも
[仮名] さひのくま,ひのくまがはの,せをはやみ,きみがてとらば,ことよせむかも
[事項] 雑歌,飛鳥,恋愛,地名

 初めての筑紫耶馬渓川岸で膝枕したそれが最後に
 川音も聴こえはしない膝枕河詠わずば想うことなし


第513回 [番号] 07/1108(第7巻第1108番)
2007/2/24(土)

[番号] 07/1108
[題詞] (詠河)
[原文] 泊瀬川 流水尾之 湍乎早 井提越浪之 音之清久
[訓読] 泊瀬川流るる水脈の瀬を早みゐで越す波の音の清けく
[仮名] はつせがは,ながるるみをの,せをはやみ,ゐでこすなみの,おとのきよけく
[事項] 雑歌,初瀬,奈良,土地讃美,地名

 川音は昔も今も変わらずも水の清さは戻ることなし
 春近し保津川下りの船頭ら清き川へと清掃作業


第512回 [番号] 07/1107(第7巻第1107番)
2007/2/21(水)

[番号] 07/1107
[題詞] (詠河)
[原文] 泊瀬川 白木綿花尓 堕多藝都 瀬清跡 見尓来之吾乎
[訓読] 泊瀬川白木綿花に落ちたぎつ瀬をさやけみと見に来し我れを
[仮名] はつせがは,しらゆふはなに,おちたぎつ,せをさやけみと,みにこしわれを
[事項] 雑歌,初瀬,奈良,地名,土地讃美

 保津峡の早瀬下りて振り返る滝を逆巻く白きしぶきよ
 春弥生また保津川の川開き流れのままに自然の中へ


「万葉集検索ソフト」(山口大学の吉村誠先生制作)によるデーター使用
http://yoshi01.kokugo.edu.yamaguchi-u.ac.jp/makoto/

万葉集を歌う
http://blogs.yahoo.co.jp/ichirof57

お読みいただきありがとうございます。
同じことが多くなるのは年のせいだとお許しください。
それではまたあした・・・ごきげんよう。
一郎

2007/3/7(水)

2007/3/7・・・今日の投稿

148.何事も・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/ichirof58/17297543.html

何事も思ふことなく
いそがしく
暮らせし一日(ひとひ)を忘れじと思ふ

 今日がすみ明日もかくやと目を閉じて ため息ひとつ薄きふとんに
 [ 中 ]

>雲流れ雲去り月の露わなりやがて薄雲月をかすめり [ 一郎 ]


195.わが妻の・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/ichirof58/17369055.html

わが妻のむかしの願ひ
音楽のことにかかりき
今はうたはず

 わが願いそれぞれの人
 それぞれの一握の砂
 こころ詠えと
 [ 一郎 ]


2007/3/6・・・今日の投稿

147.はても見えぬ・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/ichirof58/17297442.html

はても見えぬ
真直(ますぐ)の街をあゆむごとき
こころを今日は持ちえたるかな

 歌のごとこの細道の行く先は 曲がりぬかるみ続くものかや
 [ 中 ]

>歌づくり一日一首その先に自分自身の「一握の砂」 [ 一郎 ]


152.病(やまひ)のごと・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/ichirof58/17304004.html

病(やまひ)のごと
思郷(しきやう)のこころ湧(わ)く日なり
目にあをぞらの煙(けむり)かなしも

 考えがマイナス思考になる時は きっと心が病んでいるのか
 [ agasa888 ]

>人病めば身体闘う治癒力で心闘え自信力に [ 一郎 ]


151.やとばかり・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/ichirof58/17303942.html

やとばかり
桂(かつら)首相に手とられし夢みて覚(さ)めぬ
秋の夜の二時

 家事の中やっと手にした受話器から 聞こえるセールスむっと来ること
 [ agasa888 ]

>電話鳴るなぜか一瞬よぎるのは不吉な思いかなしき性か [ 一郎 ]


150.誰(た)そ我(われ)に・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/ichirof58/17297793.html

誰(た)そ我(われ)に
ピストルにても撃(う)てよかし
伊藤のごとく死にて見せなむ

 街中で笑顔返してすれ違い ハテハテ誰か思い出せずに
 [ agasa888 ]

>ネットでは知らぬ同志が「こんにちは」すぐに親しくなれるというに [ 一郎 ]


194.近眼(ちかめ)にて・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/ichirof58/17368912.html

近眼(ちかめ)にて
おどけし歌をよみ出(い)でし
茂雄(しげを)の恋もかなしかりしか

 心では
 おどけた歌を詠みたくも
 さもしたりげな歌のさもしさ
 [ 一郎 ]

お読みいただきありがとうございます。
同じことが多くなるのは年のせいだとお許しください。
それではまたあした・・・ごきげんよう。
一郎

2007/3/6(火)

第142号 2007.3.7(毎週水曜日発行)     2004.6 創刊
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  啄木の歌とともに
   (その三)


  「一握の砂以前」
     -58-


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啄木の歌を手本に手慰み
一日一首
ただあるがまま  (一郎)
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参考資料「石川啄木作品集 第一巻」昭和出版社(昭和三十八年十二月一日発行)

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2007/2/23(金)~2007/3/1(木)
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   新詩社詠草
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日付:2月23日(金)
啄木

同じこと戀ふと常いふ人よりも火を噴く山は見れど飽かぬかも


一郎

二度目なる
「一握の砂」歌合せ
つれもできればまだ飽かぬかも

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日付:2月24日(土)
啄木

香油盛る玻璃のうつはに春の風吹けばさざなみ立つがほどにも


一郎

目と口が笑っています丸顔の
がららという名
ガラスの器

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日付:2月25日(日)
啄木

音もなく雪ふりつもる冬の夜の思出も猶さやかなれども


一郎

音もなく春雨の降る夜の空
雲の早さに
月見え隠れ

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日付:2月26日(月)
啄木

陰山の玉にみがきし剣よりもするどき舌は何に研(みが)ける


一郎

舌鋒は研ぎ澄まずとも
文章を研ける術を
欲しいと思う

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日付:2月27日(火)
啄木

その昔讀みしことある小説に書かれし如く歸る路かな


一郎

小説を読まぬ私が
ひとつだけ書きたいことが
それは友情

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日付:2月28日(水)
啄木

夜晝なく胸の鳴る聞くかかるをかあはれまことに戀ふるといふらむ


一郎

姿見る
ただそれだけでドキドキと
話も出来ず片恋ばかり

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日付:3月1日(木)
啄木

美しき薔薇(さうび)をつつむ靄と見ば見よげにもありそれの面ぎぬ(おもぎぬ)


注:面ぎぬ・・・面(巾+白)となっていますが、メルマガでは表示できません。


一郎

美しく輝く月よ
その顔を隠しておくれ
雲をベールに

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お読みいただきありがとうございます。
同じことが多くなるのは年のせいだとお許しください。
それではまたあした・・・ごきげんよう。
一郎

mixiプロフィ
藤川一郎
京都市北区紫竹北大門町37 葵荘17号
075-493-4676


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