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イチローラモの英語,日本語,世界の言葉

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英語と日本語を中心に世界の言葉・言語についての小ネタや学習テクニック等を語ります。
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「X'mas」「A Happy New Year」「新年明けまして…」は全部間違い

11月1日に年賀状が発売されているので、既に手遅れかもしれませんが、この時季の啓蒙活動です。 X'masChristmasは、「Christ(キリスト)」と「mass(礼拝)」を意味します。 また、XはChristを表します。 「’ (アポストロフィ)」は省略記号。 さて、ChristmasのChristをXと置き換えても何も省略していませんよね。 と言うことで、アポストロフィを入れない「Xmas」が正解なんです。 【でも】 友人のオーストラリア人から「X'mas」と書

日本人ハ、ナンデ ハヤク アルクノ?

オンライン英会話教室のフィリピン人トレーナーにSkypeで夜の新宿の光景を見せてあげたら、第一声は、ネオン街や高層ビルについての感想ではなく、 Why are they walking so fast? (なんでみんなこんなに速く歩いてるの?) でした。 某調査によると日本(東京)のせっかち度は、31ヶ国中4位とのこと。 私が見たら普通なのですが、あらためてそう言われてみると、せかせか歩くのに慣れてしまっているのかもしれません。 ちょっと周りを見渡して、気持ちゆっくり歩い

荒天が好天に好転

日本語は、難しい。 【銀杏】 いちょうとぎんなんは、どちらも「銀杏」。 【こうてん】 荒天:悪く荒れている天気 好天:腫れあがったよい天気 と 【じゅしょう】 受賞:賞を受けること 授賞:賞を与えること に至っては、正反対の意味なのに発音は同じ。 【しりつ】 私立:私人が設立・維持すること。したもの 市立:市が設立・維持すること。したもの この二つを区別するため、それぞれ「わたくしりつ」「いちりつ」と読むことがある。 【足跡】 読みが「そくせき」と「あしあと」の2種類