「HIV感染者数が7年ぶりに増加」という話
国内のHIV感染者数が7年ぶりに増加したそうです。
増加の要因は、ここ数年は新型コロナの影響で検査数が減少していたが、検査数が回復してきたことが背景にあるのではないか、とのことでした。
「感染者が増加」というと、感染者が増えているんだな…という感想にはなりますが、この数は「検査を受けて感染が判明した数」なんですよね。
「感染していても検査を受けていないので感染が判明していない人」の人数は分かりようもない。
記事の中でも触れていますが、「感染者の3割がエイズを発症していた」そうで、検査を受けずに放置している人も結構多い印象です。
感染ルートは同性間が66%、異性間が14%との記載もありましたが、残りは性行為以外の感染なのでしょうか。感染ルートが不明というのも一定数ありそうですが…。
気をつけることは、定期的に検査を受けること、セーフセックスを心がけること、選べる人はHIV予防薬を使うこと、くらいでしょうか。
検査を受けることは感染予防ではないですが、エイズを発症してしまうと治療が難しくなってしまう(という表現が良いのかどうか…)ので、早い段階で感染が分かることに越したことはないですね。
そして…この感染者の中の1人がパートナーであることに、複雑な気持ちを感じざるを得ない…そんなニュースでした。
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