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ゲイです。 パートナーがHIV陽性であることが判明しました。 思ったこと、考えたことを…

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ゲイです。 パートナーがHIV陽性であることが判明しました。 思ったこと、考えたことを綴っていきます。

最近の記事

「HIV感染者数が7年ぶりに増加」という話

国内のHIV感染者数が7年ぶりに増加したそうです。 増加の要因は、ここ数年は新型コロナの影響で検査数が減少していたが、検査数が回復してきたことが背景にあるのではないか、とのことでした。 「感染者が増加」というと、感染者が増えているんだな…という感想にはなりますが、この数は「検査を受けて感染が判明した数」なんですよね。 「感染していても検査を受けていないので感染が判明していない人」の人数は分かりようもない。 記事の中でも触れていますが、「感染者の3割がエイズを発症してい

    • 気がついたら治療が始まっていました

      パートナーのHIV陽性が判明してから半年以上経過し、2人の間でHIVについて話す頻度が減ってきたような気がします。 常に話す必要もないと思いますが、関心が薄れるのもちょっと違うかなと感じています。 先月、「そういえば、治療はいつから始まるの?」と聞いたら、「もう始まってるよ」と言われて、「始まったなら言ってくれれば良いのに」とは思いました。 それも、もう薬の飲み忘れが発生しているとか。 薬とは長い付き合いになるのは確かですが、ちょっと早すぎないかなと思ったり。 彼自身

      • 衝撃的な展開

        夕方、パートナーからLINEで衝撃的なメッセージが届いた。 職場の偉い人に呼び出されて、来週から現在の業務から外れて、違う業務に変わってほしいと言われたそうだ。その理由は「HIV陽性」だから。 重ねて、ある約束を一方的に言われたそうだ。そして、「これは業務命令だから、破ったら懲戒解雇だ」とか、「裁判を起こしてもらっても構わない」、「労基署に言ってもらっても構わない」とも言われたらしい。 曖昧な言い方をしているのは、まだよく事情が分かっていないのと、何に影響するか分からない

        • 障害者手帳の話

          パートナーの障害者手帳がようやく発行されるようです。 役所から連絡があったそうです。 パートナーのHIV陽性が判明してから5ヶ月あまり。 結構時間がかかるんだな、というのが印象です。 障害者手帳の申請から発行まで2ヶ月程度かかるのが普通なようですが、本人が書類の提出を忘れているので、その分時間が伸びています。 これでようやく治療が開始されることになります。 治療が始まれば、基本的には毎日薬を服用することになります。 治療の様子も見守っていきたいと思います。

        「HIV感染者数が7年ぶりに増加」という話

          自分の気持ちの不思議なところ

          ※性的な内容を含みますので、閲覧にはご注意ください。 パートナーがHIV陽性と分かってから、性的接触の機会はほとんど無くなった。当然と言えば当然なのかもしれないけど、寂しい気持ちもある。 「ほとんど」と書いたのは、機会がゼロになったわけではないから。 お互い手で刺激したりして、気持ちよくなったりしてはいる。 けれど、それ以上はしていない。というか、そういう気にならない、というのが正直なところではある。 コンドームを最初から最後まで、正しく使用すれば問題なくセックスができ

          自分の気持ちの不思議なところ

          ちょっと不安になること

          もし、パートナーがHIV陽性と判明した時、パートナーとの関係をどうするか考える人は多いのだろうか? 関係を続けるのか、関係を解消するのか。 自分たちは関係を継続することを選択している。 理由はいくつかあるけど、自分はパートナーとの関係性に満足しているから、というのが大きいと思う(セックスが出来ないのは不満ではあるけど…それはまた別の記事で書こうと思う)。 関係を継続するに当たって、パートナーに1つ条件を出した。 それは、「前向きに治療に取り組むこと」。 当たり前のように

          ちょっと不安になること

          3ヶ月連続のHIV検査

          3ヶ月連続でHIV検査を受けてきました。 結果はHIVも梅毒も陰性でした。 検査場所の先生からは、状況から考えて、自分の陰性は間違いないだろうと言われました。 この先も定期的に検査は受けますが、自分に関してはひとまず一安心というところでしょうか。 この3ヶ月でHIVに対する考え方も変わった気がします。 どこか遠い存在に感じていました。 どう向き合うのか考える時間が増えました。 結論の出る話ではありませんが、じっくり考えていきたいです。 そして、どのようなサポートができる

          3ヶ月連続のHIV検査

          専門の病院での出来事

          パートナーが専門の病院で検査を受けたようです。 ・時間が相当かかったこと ・検査のために大量に採血されたこと ・検査と診察で4万円ほどかかったこと(保険適用後の金額らしい) など、教えてくれました。 また詳しく聞いたら、記事にまとめたいと思います。 日が空いてしまいましたが、追記します。 この時の検査で、CD4リンパ捄数についての話があったそうです。 HIVウィルスはCD4リンパ捄を破壊し、CD4リンパ捄の数を減らしていくそうです。CD4リンパ捄の数が減っていくと、い

          専門の病院での出来事

          誰から感染したのか気になる?

          自分の正直な気持ちとしては「気にならないと言えばウソになる」という感じでしょうか。 実際、「誰から」を特定するのは簡単では無いでしょうし、「誰」が分かったところで、できることは何も無いでしょう。 でも、自分の中にある「もやもやした気持ち」をどうにか解消したい、という思いはあります。 どうすれば解消できるのか。 しばらく考える日々が続きそうです。

          誰から感染したのか気になる?

          パートナーのHIV陽性が判明したきっかけ

          パートナーのHIV陽性が判明したきっかけは、自分がHIV検査を受けたことです。 私は年に1度はHIV検査を受けることにしていて、毎年2月くらいに受けていたのですが、今年は2月に検査を受けられず、ようやく5月に検査の予約が取れ、検査を受けました。受けた検査ではHIVと梅毒の検査ができるのですが、どちらも陰性でした。 この結果をパートナーに伝えたら、「前回の検査から1年経過しているから、検査を受けに行く」ということで、検査を受けに行くことになりました。 パートナーが受けた検

          パートナーのHIV陽性が判明したきっかけ

          自分たちのこと

          このnoteを書いている自分について書いておきます。 自分は40代後半、パートナーは30代後半です。 知り合って1年半ほど、付き合ってもうすぐ1年です。 同居はしていません。 平日はなかなか会えませんが、お互い週末休みなので、週末に会うことが多いです。 今のパートナーは、自分にとって初めてのパートナーです。自分は40代後半ですが、40代になるまでゲイとの出会いを求めるような活動をしてきませんでした。ですので、ようやく見つけたパートナーになります。 また書くことを思いつ

          自分たちのこと

          パートナーがHIV陽性と判明しました

          パートナーから「検査の結果、HIV陽性だった」と告げられたら、どういう反応するのが普通なのでしょうか。 自分の場合は、「そうなんだ…」という感想しか出てきませんでした。正直、頭が回らなかったんだと思っています。 いま、HIV陽性は死に至る病ではないと言われます。 でも現時点では、完全に治すことはできません。 これから私たちを待ち受けているものは何なのか。 考えたこと、思ったことを綴っていこうと思います。

          パートナーがHIV陽性と判明しました