ちょっと不安になること

もし、パートナーがHIV陽性と判明した時、パートナーとの関係をどうするか考える人は多いのだろうか?

関係を続けるのか、関係を解消するのか。

自分たちは関係を継続することを選択している。
理由はいくつかあるけど、自分はパートナーとの関係性に満足しているから、というのが大きいと思う(セックスが出来ないのは不満ではあるけど…それはまた別の記事で書こうと思う)。

関係を継続するに当たって、パートナーに1つ条件を出した。
それは、「前向きに治療に取り組むこと」。
当たり前のように思われるかもしれないけど、HIV陽性の方のブログなどを読む限り、そんなに簡単ではないのではないかと自分は感じている。

実際に治療が始まると、毎日確実に薬を飲まないといけない。
これが意外と難しいらしい。
飲み忘れたからといって、次の日にまとめて飲んではいけないとか、守らないといけないルールがあり、自己管理が必要になるようだ。
新しい治療法が登場しない限り、薬はずっと飲み続けないといけない。

パートナーはまだ治療が始まっていない。
治療には高額の費用がかかるため、障害者手帳の申請が必要になる。

定期的に検査を受けている病院で診断を受け、次回の検査までに自治体で申請をするように言われたらしい。

ところが、パートナーは次の検査までに申請するのを忘れていたそうだ。病院でも注意をされたそうだが、少なくとも1ヶ月は治療開始が遅れることになった。

なぜ、そんな大事なことを忘れたのか。
ここが「不安に感じている」ところになっている。
本当に「前向きに治療に取り組んでくれる」のか?

自分の想いは通じているのか。
折に触れて話すようにしているが、伝わっているのか不安になる。
でも、しばらくは様子を見ていこうと思う。

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