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ICOREを通して見つけた夢と、私らしい在り方

大阪から長野県飯山市に移住をされ、現在は八ヶ岳の山小屋に住み込みをしながらアート活動をされているなちさん。

元々は作業療法士として病院に勤務されていましたが、ICOREで自己理解を深めた事によって、カフェで勤務・アート活動など様々な夢を実現されています。
 
国家資格である作業療法士の職を離れる恐怖心を手放し、現在のなちさんらしい在り方に至るまでのストーリーをご紹介します。


みやざきなつみさん(なちさん)|アーティスト
空間を創る人になりたいという想いを表現するために、2022年からアート活動(おうちのもり)をスタート。津端英子さん・修一さんの在り方に感銘を受け、大阪から長野県飯山市へ移住。現在は、野沢温泉村/奄美大島/八ヶ岳の山小屋など様々な場所に滞在し、人や環境に触れながら、アート活動に励んでいる。また、創りたい空間のひとつとしてカフェ開業を想い描いている。


理想の人生を体現されている方から在り方を学びたかった 

━━なちさんがICOREに入ったきっかけを教えてください。

心惹かれていた、喜多桜子さん(ICORE創業者)がいらっしゃる環境に身を置いてみたいという好奇心からICOREに入りました。

元々私は、「人生フルーツ」という映画のモデルになった津端英子さん・修一さんの生き方にすごく感銘を受けたんです。私もお2人のように在りたいと感じて、近付く方法のひとつとして大阪から自然溢れる長野県飯山市へ移住をしました。

移住1年目に、"津端英子さん・修一さんの歴史を巡る旅"を1人で10日間したんですよ。その旅で素敵な出会いがあったり、すごく今後の私の人生にとって良い刺激になりました。この経験から、心惹かれることに自分から近付いていくと、目指しているものに心地よく近付いていけるんだって実感をしたんですよね。

津端さんご夫婦の他に、桜子さんの姿に心惹かれていて。当時の私にとってICOREに入ることはすごく覚悟のいる決断でしたが、環境に身を置くことで心惹かれる理由を知りたかったし、在り方を学びたかったんですよね。

津端英子さん・修一さんの在り方に影響を受ける


━━ICOREに入ってからの心境はいかがでしたか?

キャリアスクールという存在すらも知らなかったですし、実は起業や独立をしたいという想いもなかったんです。
ICOREに入ってからは、見たことがない世界を見ることが出来たなと思います。

病院に5年間勤務し、退職してピースボート乗船後、
今後の働き方に悩んでいる時期。


━━具体的にはどのような世界を見ることが出来ましたか?

今まで、自分の周りに起業をする人は居なかったですし、自己理解やマーケティングを誰かと一緒に学ぶという機会もなかったんです。
その中で、知らず知らずのうちに自分が興味があったけれど目を伏せていたことに気が付くことが出来ました。


━━なちさんの、興味があったけれど目を伏せていた事って何ですか?

カフェをしたいという想いです。

ICORE受講中に、休職をしていた作業療法士に戻るタイミングだったんです。でも、ICOREで自己理解をしてカフェがやりたい、空間を創る人になりたいという想いに気付いてしまったので、カフェのアルバイトをするか作業療法士に戻るかとても悩みました。とても悩んで、今の私にとって心地のいい選択しようと思い、カフェでアルバイトをすることに決めたんです。

なちさんが勤務していたカフェ


━━自己理解をして本当の想いに気が付くことが出来たのですね!
起業や、独立が目的ではなくICOREに入られたとの事ですが、Doing(マーケティング)の講義はいかがでしたか?

マーケティングは全く知らないことだったので、怯えました(笑)
私はBeingの講義(自己理解)を通して、カフェがやりたい、空間を創る人になりたいという想いが明確になりましたが、マーケティングを学ぶのは初めてだったので…。
サービスを創る過程で仲間のことを深く知れたことがとても豊かな時間でしたね。ICOREを卒業して、実際にサービスを立ち上げている仲間の過程を見させてもらったのは、すごく良い経験をさせてもらえたなあって思います。


━━分かります!仲間の変化が、すごく愛おしいですよね。なちさんの仰る、創りたい空間とはどういった空間ですか?

ICOREに入る前は、物質的な空間ばかり考えていてたんですよね。
でも、空間って人の中にもあると思っていて。例えば人柄であったり、雰囲気や世界観だったり。
それで、空間を創る人になりたいという想いを表現するために、興味のあった絵を描き始めたんですよ。

桜子さんをイメージして描いた絵をプレゼントした時


ICOREでご縁が繋がり、自然と絵がお仕事になっていった


━━なちさんの卒業後の変化を聞いても良いですか?

卒業後は、結果として絵を描くことをサービスにさせていただいています。
でも、私が創ったサービスというよりかはICOREの方たちに創っていただいた感じなんですよ。


━━そうなんですか?!
具体的にどのように創られていったのでしょうか?

Being(自己理解)とDoing(マーケティング)の間に、美玖さん(株式会社ICORE COO)と面談があったんですよ。
その時に美玖さんから「なちが思い描いていることを実際にサービスとしてやっている方が居るよ」と、ある方を教えていただいたんです。

その事がきっかけで、あやこさん(株式会社ICORE 運営)の提供するサービスを受けさせていただいたお礼として、ユーモアを交えて絵を描いてお渡ししたんですよ。そうしたらあやこさんが私の絵をinstagramに載せてくださったんですよね。

その後、その投稿を見た方から「私も絵を描いて欲しい」って連絡がきたんです。どんどんその輪が広がっていって。そこから少しずつお金を頂くようになって今の「おうちのもり」が形になりました。

ICOREの仲間たちが居たからこそ、私のサービスは出来たんだと思います。

なちさんがネームアートをするきっかけとなった
美玖さんとの個人面談


━━素敵。ご縁が繋がっていって、絵がサービスとなっていったんですね。

そうなんですよ。本当にご縁が繋がっていきましたね。
実は、私は自分自身の絵を下手だと思っていたから、自分の絵には価値がないって思い込んでいました。でも仲間と一緒に自己理解を深めていく過程で世界観がすごく素敵だねって言ってもらって。絵が上手か下手かではなくて、世界観を大切にすればいいんだって仲間のお陰で気付かされました。

ICOREって、正解を求めにいくんじゃなくて、自由に発想させてくれるじゃないですか。自分の持っている素敵な部分を、仲間が気付かせてくれて、自分がやりたいことを仲間に発信したら答えてくれて。羽を伸ばして挑戦出来る場所だと思います。
いい意味で右往左往させてくれる場所だなって思うんですよね。

ICORE運営のあやこさん(左)とみづきさん(右)に初めて
リアルで会えた日


━━ICOREは挑戦をさせてくれる場所なんですね!その他に、なちさんの卒業後の変化はありましたか?

今までは、作業療法士という職を手放す事が怖くて出来なかったけど、ICOREの仲間が挑戦している姿やbeing(自己理解)で自分自身を知ることによって、もっと自分の人生を冒険してみてもいいんじゃないかって思えるようになったんですよね。

ICOREを通して明確になった「カフェをやりたい」という夢に向けて、まずはカフェのアルバイトをやってみるという小さなステップを自分にプレゼントする事が出来ました。


私にとっての心地いいを大切に、内側をより豊かにしていきたい


━━なちさんのこれからの夢を教えて下さい。

空間を創る人になりたい!そのためにカフェを開業したいんです。
私は「おうちのもり」という大切にしているイメージを持っているんですけど、それを人生をかけて創っていきたいと思っています。


━━具体的にはどういったイメージでしょうか?

「おうちのもり」っていうのは、その人の内側(おうち)にある、世界(もり)の事で。
自然や建物など物質的な空間だったり、言葉や感性など目に見えない心の中の空間から、その人の内側にすでに存在している素敵な「もり」を豊かにしていけたらいいなって思っているんです。
絵とカフェの空間を通して、いろんな方の「もり」に何か出来たら嬉しい…!って思ってて。アトリエ兼カフェのようなイメージで、大好きな長野県飯山市で開業したいんですよね。


━━なるほど!すごく素敵ですね。
なぜ飯山市が好きで、カフェという"空間"が良いんですか?

飯山市はすごく素朴で自然が綺麗。直感的に自分に合ってるなって感じたんですよね。
カフェは、多様に自由な使い方ができる場所だなって思っていて。だからこそ、それぞれの「おうちのもり」に触れられる場所になれるんじゃないかなと思っています。

実は、私はコーヒーの淹れ方や飲み方にこだわりがあまりなくて。この場所、この人、この味に逢えるというコーヒーの時間に、すごく豊さを感じるんですよね。カフェをしたいと言いながら料理もあまり得意ではなくて。(笑)でも、「おうちのもり」の空間を創りたいから、少しずつ作って食べてもらったりしてます。

作業療法士からカフェのアルバイトに
シフトをした当初のなちさん


━━なちさんは物だけではなく、目に見えないものに対する美しさを大切にされているんですね。
最後に、宜しければ、これからICOREに入りたい方へメッセージをいただいても良いですか?

もしICOREに心惹かれているのなら、今は起業したい気持ちがなくても、ICOREの環境に身を置くことで、自分の想いに気付くきっかけになると思います。人それぞれのタイミングがあると思うので、私のように直感で入会してもいいし、少し待ってゆっくり考えたり、心地のいいタイミングで入れたら良いなと思います。
ICOREは逃げないから(笑)

もしICOREに入ることができたら、自分だけでは見られなかった景色を見ることができるんじゃないかなと思います。

なちさんのInstagramはこちらから🚩
「おうちのもり」Instagramはこちらから🌿


━━インタビューを終えて…
なちさんのアートを初めて見た時に、なんて心の美しい方なんだろうと胸がじんわりと温かくなったことを覚えています。実際に今回、なちさんにインタビューの機会をいただけて、なちさんが温かくて美しい絵を描ける理由が分かった気がします。

空間、香り、想い、世界観などの目には見えない美しさに目を向けて、優しく自分自身と向き合い続けているのだと感じました。
ベストなタイミングでICOREに入る事が出来たと仰るなちさん。ご縁が繋がってアートがお仕事になっている今。ありのままに生きるなちさんの在り方に、私自身が背中を押されました。
 
なちさん、貴重なインタビューの機会をいただき本当にありがとうございました。

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本当にやりたいことを見つけ、カタチにするために、自己理解からマーケティング・ブランディングを一気通貫で学ぶことのできる女性向けオンラインキャリアスクールICOREでは、不安や葛藤を抱えながらも自分の人生を歩む、あなたの一歩を応援しています。

インタビュアー/記事:山縣里美(Satomi yamagata)
「自己理解をもっと、身近な存在へ」という想いを掲げ、自分の心と向き合うことの大切さや楽しさを届ける活動・発信をしています。

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