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「誰だって、いつだって、何度だって輝ける」SPARKLE代表グッドラック亮子さんのはじめの一歩/ICOREマガジン#3

誰にでも、はじめの一歩がある。

今を輝くあの人がどんなプロセスを経て自分らしい生き方を実現していったのか。その「はじめの一歩」にフォーカスし、ストーリーを紐解く連載企画!

第三弾は、ICORE1期卒業生であり、Sparkle Life Design LLC(以下SPARKLE)代表を務めるグッドラック亮子さんです。「人生を楽しみ尽くす世界を本気で目指したい」そう語る、亮子さんの軌跡についてお話しを伺いました。



1.予想以上だった「働く女性のリアル」

自分の人生を本気で考えられる人を増やしたい


━━UNIQLOという安定した会社で勤める傍ら、なぜライフデザインスクールSPARKLEを立ち上げたのでしょうか?

どこから話したら良いだろう…。SPARKLEの原点って言うと、アメブロで自分の人生に対する考え方とか生き方を発信し始めたことかもしれないなぁ。

大学生時代、就活の少し前から、自分の感情とか人生の価値観と向き合うジャーナリングが習慣になっていたんだよね。ある時、友達に「それってあんまりやってる人いないよね。当たり前にできるってすごいことだよ!」って言われて。”これが…?”って驚いたんだけど(笑)

でもその時、自分の考えとかやってることが、誰かの抱えているモヤモヤをワクワクに変えられたり、一歩踏み出すきっかけになるかもしれないんだって気付いて。じゃあ、どうなるか分からないけど、”とりあえず発信してみよう!”って始めてみたんだ。


━━自分の経験を誰かに役立てたい。それは、学生時代からずっと亮子さんにあった想いだったんですね。そこからどう繋がっていったんですか?

今のライフデザインスクールに繋がったきっかけは2015年、UNIQLOの女性推進活躍事業に携わったことだったんだよね。会社の経営課題として「社内の女性たちが、仕事にやりがいを感じながら活躍してくために取り組むべきこと」を考える1年がかりのプロジェクトなんだけど。そこで初めて、働く女性のリアルな声を聞いた時、想像以上にキャリアや生き方に対してすごく悩んでる人が多いことを知ったの!

━━想像以上…?例えばどんな?

・プライベートとキャリアの両立
・漠然と、人生で何がしたいのか分からない。
・安定した会社ではあるけれど、やりがいを見失ってしまった。など…。

ママになったら同じペースで仕事が出来ないとか、THEあるあるな悩みが本当に沢山あって。でも同時に、みんな悩みは言うけれど、それを本気で変えようと行動している人がほどんどいないってことも浮き彫りになっていったんだよね。

それって、私からするとすごくもったいないことで!”一度きりの自分の人生を、どう生きたいのか”考えさせる仕組みが必要だなって思ったの。ってなった時に、これって社内の女性だけじゃないよなって感じて。同じ悩みを抱えている人は日本中にいると思ったし、じゃあその機会を社外でもやってみよう!って2017年、初めてのミニワークショップを企画したんだよね。

━━「人生に熱狂する人を増やす」今のSPARKLEのMISSIONとなる想いが、ここから生まれたんですね。


2.構想に2年。踏み出したはじめの一歩

きっかけは「たった一人」から届いた声だった


━━”とりあえず”始めたブログから、届けたい人が明確になって、初めて開催したリアルイベント。この時のお話をお聞きしたいです。

日本で開催したワークショップは、私含めて7人で開いたんだけど。…当時ね、直前まで「本当に開催するの?」って、それすら悩んでいたんだ(笑)

━━どうしてですか!?

そもそも、Instagramのフォロワー数がその時300人くらいで。何者でもない、集客の方法を学んだこともない私が、本当に人を集められるのか…?って感じたんだよね。不安しかなかったなぁ。


━━今でこそ、やってみよう精神が旺盛な亮子さん。その印象が強いので驚きました…!開催する決心がついたきっかけは?

突然、ブログのDMで、知らない人からメッセージが届いたんだよね。しかも、長文の。「いつも発信を見て、すごく勇気をもらっています」って。そんな声をもらうのも初めてで、めちゃくちゃ嬉しくって。

UNIQLOで働いてるとか、会社員の肩書とか関係なく「私そのまま」の発信を、言葉を、こうして見てくれている人がいて、その人にプラスの影響が与えられているんだって。それに気付いたら、不安がどっか行っちゃったんだよね(笑)なんだろうな、すごく自分で自分のことを認められた気がして。だから、私が役に立てる人が一人でもいるんだったら、その人のためにやってみよう!とりあえずやろう!って思えたんだよね。

初めてのオフラインイベント!SPARKLEのはじまり

━━最初の不安を乗り越えるハードルって、きっと、すごく高かったと思うんです。でも、その「たった一人の声」が、亮子さんの不安を吹き飛ばすくらいの後押しになったんですね。

そうだね。そういう声が、私の原動力になってるなって感じるなぁ。思い返せば、UNIQLOに入社して半年、22歳で店長になった時も同じような出来事があって。

半年で店長って、もちろん頑張ってなったけど、そんないきなりなんでもできるわけじゃなくて(苦笑)自分より年上の方が部下、何もできなくて自信も喪失して、本当に心身ともにボロボロだったの。そんな時に一人のスタッフさんが「栗田(旧姓)さんが店長で良かった」って言ってくれたんだよね。

この経験から「こんなに何もできていなくても、いてくれて良かったって言ってくれる人が一人でもいるんだったら、目の前を大切にしよう」って思って。それが私のモットーになっていたんだ。


━━なんだか泣いちゃいます…。
でしょう!?だから結局、周りのみんなは「私からパワーもらってる」って言ってくれるんだけど、すごく嬉しいんだけど、私の方がもらってるんだよね。みんなからのパワーに背中を押されて、また挑戦ができるってサイクルになってるんだと思う。

今の私がいるのは、これまで出会ったみんなのおかげ!

━━初めてのリアルイベント。実際に開催されて、どんな気持ちでしたか?

シンプルに、やってよかった!むしろ、もっと早くやればよかったなって(笑)リアルイベントだったから、どんどん自分の人生にワクワクしていく姿を表情の変化から感じられて。それを見た時「これこれ!私、こういうのやりたかった!」って感覚になったんだよね。やっぱり私、人の人生を応援したいなって。同時に”もっとこうしたい”って課題も見えたから、次はどうしよう?って考えてた!

━━1度目の開催からもう次のことを!?その後の改善、開催を繰り返していった先に、ライフデザインスクールのSPARKLEという今のカタチが出来てきたんですね。

そうかも…!実は、この初めてのイベントをするまで、構想に2年もかかってるんだよね。その間にMISSIONや想い、VISIONをノート2冊分くらいに書き続けていて。想いはもう決まっているから、あとはカタチにするだけじゃん?自分に合うものをやり続けて、組み合わせていった結果が今って感じかな。ライフデザインっていう名前も「私がやってることって人生設計だよな?でも、人生設計講座って堅苦しくない?じゃあ、名前は”ライフデザイン”でいこう!」みたいな感じだった(笑)

━━考え始めた2015年から8年…!改めて今、当時を振り返ってみて、どんな想いでいらっしゃいますか?

そうだなぁ。”自分らしく生きることを諦めなくて良かったな”って、思う。もちろん、これまで迷走する時もあったけれど、自分にできることを組み合わせて行動し続けた先に、唯一無二の、「これだ!」と思えるSPARKLEに出会えたから。この道のりが私らしいなって思えるし、自分らしく生きるって楽しいなって、今だから思えるかな。

━━亮子さんが、どんなに落ち込んでも何度も立ち上がれるのって、何が原動力になっているんでしょうか?

PASSION・情熱だね。ワクワクするとか、好きって気持ちにはナチュラルにすごいエネルギーがあると思っていて。それが原動力だなって思う。だって、しんどいこととかやりたくないじゃん(笑)それをブレイクスルーしたい!とか、ここを乗り越えて一歩成長したい!って思うのって、やっぱり好きとかワクワクとか、自分の見ている未来に目を向けているから行けるわけで。そうじゃなかったら、相当なメンタルがないと無理だと思うから。



3.大切にしているマイルール

自分らしくないことはやらない


━━自分らしさを諦めないで欲しい。亮子さんの発信されるメッセージの裏には、ご自身の”そう在りたい”という願いがあるように感じます。亮子さんが自分らしくいるために、何か大切にされていることはありますか?

1つはやっぱり、ワクワクするかどうか。私の人生のモットーが「Follow my HEART」だからさ。大小関係なく、その自分の軸で人生の取捨選択をしてるかな。原動力になるものを含めて。

2つめは、想いとVISIONで繋がること。っていうのも、一度想いを確認せずに依頼を受けた時があって。その時、心が全然ワクワクしなかったんだよね。仕事としては達成したけれど、違和感を持ち続けたままが心地悪くて、そこは外せないポイントだなって思ったんだ。

あと、これはスタンスになっちゃうけど「とにかく行動!」が3つめかな(笑)考えるだけじゃ世界は変わらないから、どれだけ小さくても行動をする。基本的には、やってみないと分からないぜ精神で仕事をしているかな。

1分1秒。私らしく在り続けたいから。

━自分の携わるものに一貫性を持ちたい。それこそ「自分らしさ」を守りたい、という想いが強いんですね。

そうそう!だって、自分のエネルギーと時間を燃やしているわけじゃん?1分1秒、120%で。その時間がワクワクしないって、それこそwaste of timeじゃない!?とはいえ、社会にいると自分軸でいられない時もあるじゃん。私達はどうしても自分軸と他人軸で引っ張り合ってしまうから、なるべく自分軸でいられるように大切にしているマイルールだなぁ。

━━自分が一本の木だとして、軸となる幹がしっかりしていれば、揺れるのは葉先だけになる。自分軸のある安定感や心地良さを知り、それを見つけることに時間を掛ける重要性を感じているからこそ、亮子さんは様々な機会をつくり続けているんですね。




4.誰だって、いつだって、何度だって輝ける!

新たな「はじめの一歩」を踏み出した2023年


━━今、亮子さんはどんな未来を描いているのでしょうか?

個人としては、沢山挑戦して変化し続ける自分でいたいと思っていて。その上で、SPARKLEのMISSION「人生に熱狂する人を増やす」活動を広げることで、最初は日本を、将来的にはアジアをEMPOWERしていきたいな。具体的な変化でいくと、実は今年の1月にSPARKLEを会社にしたんだ。


━━え!?初耳です!おめでとうございます!!

SNSでもまだ発表してないからね(笑)これについては覚悟とか、いろんな想いがあって。私自身、海外に触れたことで人生の選択肢がものすごく増えたんだよね。

でもその一方、今の日本ってまだまだ鎖国感があるなって感じていて。子育ても働き方も、生き方も。世界の枠で見たら何百通り、何千通りもあるのに。日本の考え方を変えるっていう意味ではなくって、その世界中にある選択肢の中から、自分の心地良いものを選んで欲しいと思うんだよね。

いつからでも、もっと自分らしく生きられる。

━━1人でも多くの人をEMPOWERすることで、人生がより良い方へ進む事業を、もっとグローバルに広げて行きたい。その想いが強くなったんですね。

そうだね。あと、これは個人的な話なんだけど…。去年亡くなった私のお母さんが、自分らしく生きれていない姿を見てたんだよね。常に周りの意見を気にしたりとか。”もっと自分の人生を楽しんでくれてたら良かったのに”って思って…。

私だって、今でこそ「亮子さんみたいになりたいです」って言ってもらえることが増えたんだけど、過去を振り返ったら全然そんなことなかったんだよね。

だからこそ、自分の人生を通していつからでも、何度だって人生は輝かせることができるって体現していきたいし、自分の人生を楽しくする方法をみんなに学んで欲しいんだ。UNIQLOを辞めた理由も、そんな想いが大きくなって、もっとSPARKLEの事業を考えたくなったからなんだよね。

━━自分の信じる情熱に真っ直ぐに、本気で挑戦し続ける亮子さんがすごく、すごくかっこいいです。

嬉しいなぁ。本当はね?40代第二の人生で経営者にって考えてたんだけど。前倒しになったのはICOREのおかげ!

━━それは何故ですか?

2022年の3月に、初めて大規模なイベントを主催させて頂いたんだ。そのイベントのゲストが安藤美冬さんで。美冬さんがね「自分が感じた情熱に一回でも気付いちゃったら、それを無視することはできないよね」って言ってて”確かに!”って思ったの。それに、この日リアルな実体験を聞いて、初めて「誰にでも最初の一歩はあるな」ってことを実感できて。あの経験が独立を決めた一番の理由でもあったかなぁ。

ICOREっていう場所で、たった1年で人ってこんなに変わる!?ってくらい変わったんだ。1年で独立して起業まで!?みたいな(笑)そのきっかけをもらえたから、ICOREに感謝!

━━いろんな経験や出会いが掛け合わさった結果の「今」なんですね。これから日本と世界の架け橋になっていく亮子さんの、SPARKLEの今後が楽しみです!最後に、この記事を読む方へ何か一言メッセージをお願いします。

「Just be YOU, and Do it.」
一度きりの人生なんだから、思い切って生きろ!かな。挑戦したいことがあるなら、肩書とか、”今の自分に何があるのか?”って考えるよりも、まずは今のままの自分にできることをやり続けてみて欲しい。その先に絶対、何かあるから。上手くいかなくても、自分の意志で決めたことに後悔はないはず。やらない後悔のほうが大きいと思うよ。

誰だって、いつだって、何度だって輝ける!

ありのままの自分で大丈夫!一度きりの人生をエンジョイして欲しいな!

✨亮子さんの最新情報はこちらをcheck✨
Instagram /  SPARKLE Life Design 



あとがき/インタビューを終えて…


「自分らしく生きることを諦めなくて良かった」。インタビューの途中、想いとともに溢れた涙を流しながら語られる亮子さんが、すごくかっこよかったです。彼女自身、自分が自分の望む生き方を貫き通すこと、それを実現することを諦めなくて良かったと心から思えるからこそ、今悩める人に全力でサポートできるんだろうなと感じました。

「大丈夫、進め!!」最後に力強く、笑顔でそう話す亮子さんが伝えたかったのは、自分の人生は自分次第で変えられるということだったのではないでしょうか。人生を楽しみ尽くす世界を本気で目指す亮子さん、SPARKLEのこれからが、ますます楽しみです!

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インタビュアー/記事:廣田彩乃(Ayano Hirota)「今ここにいるひとりひとりの 今ここにある想いをつなぐ」という理念のもと、インタビューライターとして活動中。人やモノ、サービスに込められた”想い”にフォーカスしたストーリーを紐解き、この先の未来に向けて遺します。Instagram

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