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CentOS7、サポート期限せまる

こんにちわ。
アイシーティーリンクの鈴木です。

CentOS7のサポート期限が2024年6月までということで、1年を切りました。
LinuxディストリビューションのCentOSは、Linuxのなかでもシェア3位(2023年3月現在)で、使用してる企業が多いです。システム規模が大きい場合は、移行作業が長期化するので、とてもインパクトがあります。

現在、自分がアサインしている案件でもサポート期限切れに備えて、CentOS7からのCentOS代替OSへの移行作業を行っています。

今回のブログでは、CentOS7の移行にまつわる課題と対策についてお話ししようと思います。

サポート切れのOSを利用するリスク

①OSに対する脆弱性が発見された場合に、修正が行われず、セキュリティーリスクがある状態で使用し続けなければならない。
②OS上でシステムの不具合が発見された場合、修正が行われなれず、そのままで使用するかユーザ側で対策をしなければならない。

これらのセキュリティリスクを回避するためには、CentOS7のサポート期限である2024年6月末までに、OSの移行を完了させる必要があります。

CentOS7がサポート切れとなった場合の対応

①CentOS Streamへの移行
②RHEL(有償)への移行
③CentOS代替OS(無償)への移行
(Rocky Linux,AlmaLinux,Miracle Linuxなど)

CentOSのメリットとしては、RHELとの互換性が高く安定して利用でき、且つ無償で使える点です。そのため、上記の中でもRockylinuxなどの代替OSに切り替えるのがおすすめです。
③は、RHELと機能的に100%互換性があり、公式サイトからダウンロードして利用することができます。

まとめ
CentOS7のサポート期限は残り1年です。大規模システムで利用している場合は、OS移行するための事前検証や構築に手間がかかります。
アイシーティーリンクでは、ICTインフラ基盤について、設計、構築、運用サポートまで一貫して対応しています。

社内システムのOS移行などご要望がありましたら、是非、弊社にご相談ください。

お問い合わせについては、弊社ホームページ(アイシーティーリンク株式会社)右上の『お問い合わせフォーム』より受け付けています。お気軽にご連絡ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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