マガジンのカバー画像

ID+ デザインノート

5
デザインやブランディングに関するTIPSや話題などをまとめています。
運営しているクリエイター

記事一覧

Twitterのロゴと名前が変わることについて

Twitterを運営するX Corp.の会長兼CTO、イーロン・マスク氏によるツイートが発端となり、世界中に衝撃が走っています。日本でも関連ワードが軒並みトレンド入りするなど、ユーザーの関心の高さが伺えます。 この記事執筆時点で、マスク氏及びTwitter公式アカウントのプロフィールアイコンは「X」の新しいロゴ(暫定版という話ですが)に変更され、社屋の壁面に投影された「X」ロゴの写真もツイートされています。 また、マスク氏は別のツイートで「プラットフォームの既定色を黒に変

画像生成AIに、ロゴデザインを任せられるのだろうか?

昨年リリースされた「ChatGPT」などで話題の生成(Generative)AI。今年に入るとAdobeがCreative Cloudに生成AI「Firefly」を搭載し始めたり、集英社がAI生成画像を使ったグラビア写真集を発売するなど、日々何かしらAI関連の話題が耳目に触れます。 そういえばnoteにも「AIアシスタント (β)」としてテキスト生成AIが実装されましたよね。新しいところではイーロン・マスク氏がAI開発のための新会社「xAI」を設立したと報道されたばかりです

Threadsのロゴ(シンボルマーク)について

話題の最新SNS「Threads」。すでに広く浸透した感のあるThreadsのロゴデザインの由来について、Meta社のInstagram責任者であるAdam Mosseri氏が触れていたので紹介します。 「@」にインスパイアされたデザインMosseri氏曰く、Threadsのロゴは Instagramように開発されたオリジナル書体「Instagram Sans」をベースにしている ユーザーネームや個(人)、声(意見・発言)を意味する「@」にインスパイアされた スレッド

「美しい形を求める数値は、もっと美しい数値になっていいはずだ」 ― 円周率にまつわる興味深い話

先日、「円周率の日」にちなんで記事を書こうと思って少し調べていたところ興味深い記述を見つけたもので、少しまとめてみたいと思います。3/14ではなく、3/16に記事を公開するのは原稿の遅れ? ……いえ、そうではないんです。その答えは、ぜひ本文をお読みください。 円周率の歴史皆さんご存知、円周率。小学校では(世代によって多少の違いがあるかもしれませんが)「3.14」と教わり、中学生になると「π」という記号を教わりました。一緒に円の面積や円周を求める公式を覚えたのは懐かしい話です

デザイナーというより、パートナーです。 ― ロゴに込められた、ふたつの「LAB.」

お知らせしていたように、昨日のJ-WAVE「GRAND MARQUEE」でID+のサービスを紹介していただきました。 素敵な紹介をしていただき、とても感謝しています。特に終盤の大型犬のくだりやタカノシンヤさんが考えてくださったキャッチコピー「デザイナーというより、パートナーです。」は、サービス立ち上げ当初からのID+の思いをしっかり汲んでいただけたのかな、と感無量です。 せっかくですので、その「思い」を改めてここに書き添えたいと思います。この文章は、2021年の11月にI