スプリンター外科医@韋駄天Dr.チャンネル

スプリンターな外科医で全日本マスターズ陸上100m🥇 NST/栄養/トレーニング/に関…

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スプリンターな外科医で全日本マスターズ陸上100m🥇 NST/栄養/トレーニング/に関する情報を発信。 医療現場の課題をデザインを用いて解決する活動やYouTubeなどもやっています。 https://lit.link/idatendr

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ワクワクを原動力にするゲーミフィケーション

ワクワクって大事ですよね。 何か行動をおこそうとしたときって理屈じゃないってことありませんか? 『健康のため』と頭でわかっていてもなかなか行動に移すのは難しいです。病院での治療や検査、健診、運動。 どれも大事なことって分かってます。 『楽しい』『ワクワクする』『やってみたい!』 そこに、このような要素を増やせればいいなあと思うのです。 このワクワクを演出して行動を起こさせるデザインの手法をゲーミフィケーションと言います。 この本で紹介されていたのがスウェーデンの駅の階

    • Helix Centre(ヘリックスセンター)

      ヘリックスセンターとはイギリスの首都ロンドンにロイヤルべビーが誕生したことでも有名なセント・メアリー病院があります。この病院の真ん中に、理系大学のインペリアル・カレッジ・ロンドンと美術大学のロイヤル・カレッジ・オブ・アートの共同事業としてHelix(ヘルスケアイノベーションエクスチェンジ)センターは立ち上げられました。 ヘリックスセンターの目標は、研究をエビデンスに基づくソリューションに変換することで、現実の医療問題に対処することです。様々なデザイン手法を用いて、問題を迅速

      • いくつもの視点を持つこと

        医療デザイン勉強会はほぼ毎月開催されています。 今回のテーマは『看護x写真』でした。 ゲストにお招きしたのは、看護師カメラマンの須藤ゆみさん(▶note)です。 須藤さんは病院勤務の看護師なのですが、その傍らで写真を撮影していますそんな須藤さんの目指す、看護と写真が作り出す医療の新しいカタチについてのお話を伺いました。 勉強会の内容いつもは勉強会の動画をアーカイブしていますが、事情によりお見せすることができません。ごめんなさい。 ですので、なるべくこの記事で内容を復習

        • #8 マインドセット ~第1回医療デザインサミット session2 医療人の働き方をデザインするより~

          2021年11月21日、記念すべき第1回医療デザインサミットが開催された。この記事ではサミットのセッション2『医療人の働き方をデザインする』について少し視点をデザイン寄りに変えてお届けする。 このセッションでは3名の異なる立場の医師がそれぞれ働き方に関する課題や自身の現状などについて語ってくれた。 こちらが今回のグラレコになるが、いつも以上に素晴らしい仕上がり! グラレコはお馴染みPTのりょーこさん(https://note.com/ryoko_pt)。 勤務医目線の

        ワクワクを原動力にするゲーミフィケーション

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        • 日本医療デザインセンター 公式マガジン
          72本
        • もし外科医がデザイン思考を学んだら
          12本
        • 栄養を学ぼう~疾患編~
          2本
        • 栄養を学ぼう~基礎編~
          1本

        記事

          #7 インテリアリハビリテーション®から学ぶアフォーダンス

          医療デザイン勉強会は毎月1回を目標に開催されています。今回のテーマは『インテリアリハビリテーション®』でした。 ゲストに株式会社リハブインテリアズ 代表取締役 池田由里子さんをお招きし、”インテリア” と/を ”リハビリする” ってことを勉強しました。そこからアフォーダンスというデザインの手法が見えてきましたので合わせて勉強していきたいと思います。 池田さんは、高校時代のケガがきっかけでリハビリテーション(理学療法士)の世界から、趣味・興味本位で勉強していたインテリアの世

          #7 インテリアリハビリテーション®から学ぶアフォーダンス

          #6 調剤薬局2.0 ~自動化と組織・コミュニケーションのデザイン~

          医療デザイン勉強会は毎月1回を目標に開催されています。 今回のテーマは『調剤薬局2.0 ~薬局の自動化~』でした。 ゲストにくろーばー薬局の岡田さんをお招きしてお送りしました。 薬局の自動化を進める岡田さん。 そんな中、岡田さんが入院してしまいます。 はたして岡田さんの薬局はどうなってしまったのか!? とりあえず、あらすじがって方はこちらのグラレコをご覧ください。 グラレコはPTの豊原さん(https://note.com/ryoko_pt)です。 勉強会の動画はこち

          #6 調剤薬局2.0 ~自動化と組織・コミュニケーションのデザイン~

          #5 『チア・アート』~アートとデザインの違い~

          医療デザイン勉強会は毎月1回を目標に開催されています。 今回のテーマは『チア・アート』でした。 ゲストにチア・アート代表の岩田(@yukarebe)をお招きし、岩田さんの活動を通して、アートとデザインの違いなどについて勉強しました。 (岩田さんのnote:https://note.com/cheerart/) 空間のデザインの持つ可能性について学びの多い内容になってます! 勉強会の動画はこちらです。 デザインとは?いつもデザインとは何か?って話からしてる気もしますが・・

          #5 『チア・アート』~アートとデザインの違い~

          #4 反省会 ~デザイン思考のプロセス・可視化・マッピング~

          医療デザイン勉強会は毎月1回を目標に開催されています。 4か月に1回は内輪で反省会をやりましょうということになっています。 ですので、今回はその反省会の内容を記事にしました。 つまらない議事録にならないように書いていこうと思います。 過去2回の振り返り4月は栄養、5月はリハビリをテーマに勉強会を行いました。6月はゲストの都合が悪くなり延期になってしまったので、2回分を振り返ってみます。 医療現場の課題を解決していこうという勉強会なのですが、用いるツールはデザイン(思考)で

          #4 反省会 ~デザイン思考のプロセス・可視化・マッピング~

          2021年 陸上日本選手権 ~スプリンター外科医的見どころ~

          2021年、オリンピックイヤー。 オリンピックの出場権をかけた日本選手権が始まります。標準記録を突破し日本選手権で3以内に入るとオリンピックの出場権が得られる重要な大会です。 皆さんは、それぞれ注目選手がいるかと思います。。。 が、今回は私のチョー個人的な視点からみた注目選手を紹介します。 実はこの大会には医師/医学生が何人かエントリーしているのです。医学系のアスリートがこんなにも出場している年はないと思います! 真野悠太郎選手(400mハードル)真野選手(@manoy

          2021年 陸上日本選手権 ~スプリンター外科医的見どころ~

          #3 小児整形外科医とリハビリテーションとデザイン思考のプロセス

          医療デザイン勉強会は毎月1回を目標に開催されています。今回のテーマは『リハビリ × 医療 × デザイン』でした。 ゲストに小児整形外科医である中川将吾先生(@sho5_naka)をお招きして、整形外科医から見るリハビリの「現場の声」を聴きながら、医療課題として区分し可視化していきました。 (中川先生のnote:https://note.com/famireha) また今回もグラレコはPTの豊原さん(@ryoko_PT)にお願いしました。 勉強会の動画はこちらです。 今回

          #3 小児整形外科医とリハビリテーションとデザイン思考のプロセス

          重症患者の栄養管理

          勉強会で使用したスライドをほぼ流用した記事になります。スライドだけでは説明が不十分とか、わかりづらそうな部分に関しては解説しました。今後の診療の一助になれば幸いです。 はじめに 重症患者の治療は救命から長期予後を見据えた時代に突入しました。ICU-AWを含めたPICSを考慮したICU入室早期からの治療(栄養療法やリハビリテーション)が求められています。今までは救命すればいいって考えでしたけれども、その後の在宅を見据えた治療をちゃんとしましょうねってことなんです。 そんな

          #2 管理栄養士の仕事を可視化する ~可視化するはデザイン!?~

          2021/5/11加筆 日本医療デザインセンターの医療デザイン勉強会は毎月1回を目標に開催されることになりました。 今回のテーマは『栄養 × 医療 × デザイン』で、 専門家からみた「課題」と「ギャップ」を可視化してみました。 ゲストには 管理栄養士でNutrition Laboratory主催者の斎藤さん(@NLab2020)と PT×グラフィックレコーダーの豊原さん(@ryoko_PT) にお越しいただきました。 この記事では、記念すべき第1回の模様をまとめつつ、

          #2 管理栄養士の仕事を可視化する ~可視化するはデザイン!?~

          #0 こんな人たちで勉強会しています

          わたくしことスプリンター外科医は日本医療デザインセンターという団体で医療現場の課題をデザインを用いて解決する活動もしております。ここの理事を中心としたチームでは定期的に医療とデザインを融合させるプチ勉強会を開催しています。自分はデザインの素人ですのでさっそく本を買って勉強を始めました。 人々のニーズを探り出し、飛躍的発想で生活を豊かにする―それが「デザイン思考」だ。 お、なるほど!とこの本を教科書代わりに読み始めたもののなかなか理解が追いつきません。。。 さて、われわれ

          #0 こんな人たちで勉強会しています

          #1 イギリスが国家レベルで減塩した方法とは?

          デザイン思考などと言ってはいますが、まだ理解も不十分で手探りのスプリンター外科医でございます。今回は前回ご紹介したメンバーで行った意見交換をご紹介します。内容としてはソーシャルデザインの話になります。 はじめに食や健康に関しては、例えば糖尿病の方が摂取カロリーを制限したり、高血圧の方が塩分を制限したりなど個人の行動を変えること(行動変容)で、自身の健康を維持することが基本だと思います。 しかし、世の中には甘いものやしょっぱいものがあふれていて、テレビや街中には広告だら。そこ

          #1 イギリスが国家レベルで減塩した方法とは?

          楽天ふるさと納税で始めるトレーニングライフ

          皆さんふるさと納税していますか? この記事ではふるさと納税でお得にゲットできる、トレーニングを行うのに必要なものご紹介します。 ふるさと納税の超簡単な説明ふるさと納税というのは、2000円の手数料を払ってお気に入りの自治体に寄付すると、返礼品という形で商品などが手に入って、先ほどの2000円を差し引いた金額分の所得税と住民税が減額される仕組みです。 図にするとこんな感じなんですけれどこれ以上の詳細は割愛させてください。 ふるさと納税のポータルサイトはいくつかありますが

          楽天ふるさと納税で始めるトレーニングライフ

          30~40代からの筋肉講座(アスリートにも応用可能!)

          この記事では筋肉の重要性と、筋肉を増やすために必要な栄養と運動(おもに栄養)について解説します。 ※本文は8000文字強でスライドがタイトル入れて47枚です。参考文献が50あるのでそれなりの文字数になっています。 今日皆さんにお伝えしたいことは、たったの三つです。 ①今から筋肉を蓄えておくことが重要であること ②タンパク質を適切にとること ③いわゆる筋トレが重要であること (トレーニング・運動の種類はたくさんありますが、しっかりと筋肉に負荷をかけた運動です。レジスタンスト

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          30~40代からの筋肉講座(アスリートにも応用可能!)