お客様としての立ち振る舞いがある

なぜなら、お客様にもマナーがある。なんでもわがままが利くわけではない。

お客様にはお客様のマナーがある。
先日、職場の人たちと飲み会に参加したとき、ある人が注文の品が来るたびに店員さんに難しい質問を出していた。

・現状注文したメニューのどれくらいが出ているか
・メニューの詳細の突っ込んだ説明
・一見褒め言葉のような店員さんの容姿に関わるからみ

などなど。

僕の職場の人からしたら難しい質問をして、働いている人たちを育てているのだという。
確かに難しいお客様に当たることで店員としてのレベルは格段と上がる。それは僕が昔、接客業をやっていた頃に実感したことだ。割と変なお客様が多い職場だったから、慣れている店員は怒鳴り込まれてもひょうひょうと対応していた。

ただ、それはお店側がやることであって、お客様が頼まれてもいないのにする行為ではない。たとえ教育を目的とされていても、お店側にお願いされていない場合は、お客様としての立ち振る舞いが必要だ。出された料理の説明を聞き、お店の狙い通りにまずは食べてみる。それはお店側の美学を味わうことでもある。

よって、まともな飲み屋でも自由なのではなく、お客様としての立ち振る舞いが問われてくる。