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一度絵を諦めた美大卒が再びイラストレーターになるために立ち上がった話

はじめまして、mayukoといいます。
夫と猫2匹と大阪に住んでいます。
イラストレーターになりたいアラサーです
ここまで来るのにかなり右葉曲折あったので簡単に書いていきたいと思います。

簡単な習性
・ワインと猫が大好き
・心配性のクセにたまに勢いだけで
 走り出したりする
・ちょービビリの神経質

イラストレーターになりたい

と絵を描くのが好きな人が思うのは多いのではないでしょうか。かくいう私もそうで、特に動物の絵を描くのが大好きでした。
その中でも狼が大好きで、美大ではひたすら狼ばかり描いていて卒業展示では学長賞をいただりもしました。

このころは、狼を通じて自分の内面を表現するのに必死でした。

美大卒業後は働きながら絵を描いて行こうと思い就職してインハウスのグラフィックデザイナーになりました。グラフィックの仕事は楽しかったです。
辛いこともいろいろありましたけど7年目まで続けました。自分がデザインした商品が店頭に並んでいるのを見るとうれしかったですね。

ですがプライベートではすっかり描かなくなってしまいました。
なぜかと言うと私の憧れはDavid Downtonのような絵柄で、そういうタッチで仕事をしていたいと思っていたのに、大学では狼ばかり描いていたので人の絵がめちゃくちゃ下手で、打ちひしがれていたのです…。


絵をやめる

2019年に、当時付き合っていた夫と同棲のために引越しをするとき新居に絵の具を持っていくか悩みました。
悩んだ末、新品同様のクロッキー帳1冊だけ持ってあとの絵の具類は捨てました。

自分の中で「もう絵描いてないしな…」というあきらめの気持ちもあったと思います。


グラフィックデザイナーとして

グラフィックデザイナーとして成長したいと思い、7年務めたインハウスから、広告代理店に転職しました。

ファッション誌のデザインをまかされ、デザイナーとしての成長を感じることができました。
ライフワークバランスがボロボロになりつつも納得しての転職でしたが、人間関係にも悩みだし、2年目には、もう辞めたいなと弱気になってしまいました。そして本当に自分のやりたいことってなんだったけな…と考えるきっかけになりました。


イラストレーター になりたい呪い

「かっこいい絵を描いて、自分の力で稼いで、生活する」ことに圧倒的な憧れがありました。実際に美大の先生はそれを体現していて、学生の心を鷲掴みにするには十分すぎました。イラストレーターになりたいという気持ちが常にある人生。ある意味、呪いですね笑

本当にやりたいことをいつまでも思い続けるくらいならとことん向き合おうと覚悟を決めました。独学ではもう無理だと思っていたので、アートスクールに入ることにしました。そしてマサモードの門を叩くことになります。


なりたいけどなれない人もいる事実

アートスクールを選ぶ上で譲れないポイントがありました。

・アニメっぽい絵柄でないこと
・プロを輩出していること
・値段がお手軽なこと

これにダイレクトマッチしたのがマサモードでした。
ずっと、絵が向いてないかもしれない事実と向き合う勇気がありませんでした。
今までイラストレーターになる!という目標が人生にずっとあって、それがなくなったとき、私自身がすっからかんになってしまうのではないかと思っていたのです。


2023年現在のこと

今は広告代理店はやめて、グラフィックデザイナーの派遣として週4で働いています。そして平日の1日は絵を描く時間として確保しています。

今までたくさん、たくさん、回り道をしてきましたが、無駄なことは一切なかったと思っています。厳しかった広告代理店での経験がなければ、派遣のデザイナーになれなかったかもしれないし、安定のインハウスにいたからできた経験もたくさんあります。今までの経験が積み重なって多少なりとも人間的にも成長できたかなと思います笑



最後までお読みいただきありがとうございました!

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