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15の夜の十五夜ウサギ(SFアイディア・ショートショート)

(ショートショートのアイディアの箇条書き。いちおう時系列順になってるよ。時期外れでも思いついたら書く主義)
(何度も更新しているうちに、はじめはつぶやきの箇条書き程度だったけど、文字数が増えました)

◎タイトルは「15の夜」と「十五夜」をかけている。

◎民間有人宇宙計画「アポロチョコ宇宙計画」明治がスポンサー。

◎「杵」型ロケットと、「臼」型宇宙ステーションがでてくる。


杵と臼

◎ロケットに乗せられたウサギたちは明治「アポロチョコ」のウサギのように毛をピンクに染められてストレスを抱えている。


アポロちゃん

◎人間の年齢に換算したら15歳の実験動物のウサギたちが、月光で進化して、檻から飛び出す。

◎盗んだ「月面走行用バイク」で走り出す。

◎宇宙ステーションの窓ガラスが割れて、宇宙空間に放り出された宇宙飛行士。

◎ウサギたちが月面ではしゃぎまくって、ハイジャックされたステーションと、ロケットが暴れている。

◎ステーションと、ロケットのドッキングを利用して、ステーションの連結部に餅をおいて餅つきをするウサギ。ドッキングしたり離れたりを繰り返している。

◎地球から観測すると、まるで臼と杵を使ってウサギが餅つき大会をしているように見えた。


◎宇宙空間に放り出された宇宙飛行士が、月をぐるりと一周して戻ってきて、餅の貼りついたステーションと、ロケットの連結部に取り餅のようにくっついて逃げられずもがいていたところを、杵の役割のロケットにグシャリと潰される。

◎白い餅と、潰された宇宙飛行士の血で紅い餅。紅白餅。


紅い餅の正体は・・・

◎ウサギたちが、アポロの星条旗を見つけて引っこ抜いたり、アームストロング船長の足跡を消して、ウサギのもっと小さな一歩にしたり好き放題している。


これがウサギの足跡に

◎月面のクレーターで野球大会を始めたウサギたち。月見団子がボール。ホームランが地球に飛んで行き、餅による死因が「餅を飲み込んだことによる窒息死」ならわかるけど、月から飛んで来た餅のボールに貫かれて人が死ぬ。餅の白球はよく飛ぶように中に「石ころ」が入っていた!

◎偶然、事故現場にいたおれ(作者)。目の前の通行人が餅に貫かれて死ぬのを目撃するやいなや、鑑識に早変わり。笑 ガイガーカウンター(そんなものを持ち歩いているやつはいないだろ~)を使った放射年代測定などから、餅に入った石が「月の石」であることを突き止める。


ゴジラの足跡にガイガーカウンターを当てているところ。このイメージ。

◎「月の石」と、「月の石で死んだ人」を使って路上に即席の見世物小屋を作る作者。笑 大阪万博(1970年)のテーマソング「世界の国からこんにちは」を流し、「寄ってらっしゃい見てらっしゃい こんにちはこんにちは月の宇宙へ♪」とゴザを敷いて、錆びたパイナップルの空き缶で小銭を集め始める。


◎大阪万博のアメリカ館で、アポロ12号が持ち帰った月の石が大行列を作ったように、月の石と、その石で死んだ人を一目見ようと大行列。


月の石を見ようと大行列

◎無許可の道路使用で交通に影響を及ぼしたり、物乞い行為で警察に連行されるおれ。

◎一方、ステーションの自動販売機で缶コーヒーを買おうとしたウサギ。小銭のぎっしり入った財布が割れた窓から吸い込まれていき、スペースデブリとなった硬貨がまわりまわって、地球に落下。

◎ファミマにて、不敵にも10円玉1枚で「アポロチョコ ジャンボ」を買おうとして、当然、売ってもらえない作者・おれ(物乞いで集めたお金は没収された。笑 しかし10円玉をポケットに忍び込ませることに成功。笑)。店員と筒に入ったチョコの引っ張り合いをしている。

◎レジ店員とおれのチョコの引っ張り合いはまるで、運動会のリレー走で、次の走者にバトンを渡すところで手が硬直してしまい、握ったバトンが離れなくなり、二人でぎこちなく走ってる様子のパントマイムだ。

◎おれの即興?パントマイムに、後ろに並んでいた外国人の客が、「オー!ジャパニーズ ダイドウゲイ ブラボーーーー!!パチパチパチ」と投げ銭するが、小銭は全部レジ前に設置された募金箱に入り、期せずしてチャリティーに貢献するおれ。


◎天井を突き破って、弾丸と化した月からの500円玉(サマセット・モームの「月と六ペンス」ならぬ「月と500円」 つまらんシャレすまん!!)がレジをコロコロ。会計を済まし、おつりまでもらって意気揚々と店を出る作者。

◎作者は、月で起こったウサギ蜂起のニュースを知り、アポロチョコの入っていた筒で自作の天体望遠鏡を作る。月ではウサギが遊びまわっていた。



これを望遠鏡にした。


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