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空き家が負動産になる前に 処分編Vol.1

空き家をなんとかしたい!でも、どうしたら良いのだろう?っていう思いをお持ちの方もいると思います。
 ここでは、空き家に関する事を簡単に書いていこうと思います。一度に書くと長すぎて読むのも面倒になるので、まずは空き家を持つことのデメリット、メリットを書いていきます。


空き家を放置してしまう理由

理由は様々だと思いますが、上記の2点が多いのではないでしょうか?

空き家を放置した際の危険性

 状態が良かった家でも、人が住まなくなると急速に劣化していきますし、管理するのも大変になっていきます。しかし、空き家の所有者には管理責任があり、面倒だからと放置しているとリスクがでてきます。
 ・屋根や外壁等の劣化による景観の悪化
 ・放火や漏電等の不安
 ・害獣等の住みつき、害虫の発生
 ・資産価値の減少

などなど、住んでない自分には関係ないと思っていても、確実に近隣の方には被害が発生すると思います。

悩みますよね、、

空き家を放置した際の損害

1、空き家が原因で事故が起きた場合、損害賠償を求められる可能性がある
 ・外壁の落下、落雪による事故
 ・放火、漏電による火災の隣家屋への影響

2、維持管理費、修繕コストが年々発生してしまう
 ・固定資産税、都市計画税等の税金
 ・火災保険、光熱費等の雑費
 ・劣化による修繕費、庭木等の維持費用


空き家が増えていく一因

 空き家を放置してしまう理由の一つとしてはお金の事もあります。空き家を管理できないから、解体して更地にしてしまおう。となりますが、解体費用にも数百万かかってしまいます。
 そしてお金を使って解体しても、住宅が建っていない土地では固定資産税の特例がなくなり、税率が上がってしまいます
 お金をかけて解体したのに、土地にかかる税率が数倍になってしまう、、、そうなると、そのまま放置しておこうという考えになるのは仕方ないです。


空き家を持つことのメリット?

 しっかりと管理できるのであればメリットはあると思います。今は活用していなくても、セカンドハウスとしても利用できますし後々移り住む選択肢もでてきます。土地にもよりますが、将来的な運用を考えているのであれば現状のまま持っていても良いかとおもいます。

 ただ、運用する予定がないのであれば損切りの概念を持ち、早めに処分する動きも大事だと思います。次回は、そのあたりについて書いていこうと思います。
追記↓ 処分編Vol2 空き家の引継ぎ