Exec Oracle Factory: ユーザーインターフェースの改善とPolygonとのクロスチェーン

iExec Oracle Factoryは、開発者が任意のオフチェーンデータからブロックチェーン用のオラクルを作成することができるツールです。アプリケーションで使用されるオラクルを、わずか数クリックで、5分以内に作成することができます。Oracle Factoryは、オフチェーン、すなわち従来のWeb2からブロックチェーンに情報を渡すために設計されています。Oracle Factoryのインターフェースはシンプルかつ高速で、コーディングにかかる時間を短縮します。

iExec Oracle Factoryの新機能

まず、検索機能を改善しました。最近、オラクルファクトリーを訪れた方は、その変化にお気づきかもしれません。ギャラリーのオラクルを作成日や更新日（新しい順、古い順、最新の更新順）でソートできるようになりました。また、右上の検索バーを使って、プリセットのオラクルを検索することができます。特定の分野のオラクルをお探しなら、新しいタグ付け機能を使ってトピックでフィルタリングしてみてください。

また、これまでテストネットワークで稼働していたOracle Factoryは、iExecのサイドチェーンで稼働するようになりました。今後、開発者はオラクルを作成し、iExecサイドチェーン上のアプリケーションにこれまでよりも速く、そしてゼロコストで統合することができます。

iExecのサイドチェインにはガスチャージがゼロなんです。

これにより、開発者は好きなだけオラクルを作成し、更新することができます。それは無料です。

【近日公開】MainnetとPolygonとのクロスチェーン

iExecチームが取り組んでいる最も重要な点の1つは、Oracle Factoryのクロスチェーン機能である。他のブロックチェーンのアプリとの互換性を優先しています。これまでOracle Factoryのユーザーは、作成したオラクルをiExecのネットワーク内に埋め込むことしかできませんでした。

クロスチェーン機能は年内に実装する予定です。他のプロトコルを使用する開発者にも本プロダクトを提供できるようになるため、Oracle Factoryの利用が拡大することになります。

開発者コミュニティから最も多く寄せられた要望は、EthereumコアネットワークとPolygonとの統合でした。イーサリアムの開発の大部分はポリゴンで行われているので、これは理解できます。

コミュニティからのフィードバックに基づき、iExecチームは他のネットワークにもクロスチェーン機能を追加していく予定です。

iExecは11月21日～24日に開催されるStartonハッカソンを後援 - Oracle Factoryでさらに賞品をゲット!

iExecは、あらゆるアプリをブロックチェーンに接続するためのAPIプラットフォームであるStartonが主催するWeb3-hackathon 2022の公式パートナーとなりました。iExecはLedger、42、Epitech、20 minutes、 Blockchain HECなどのブロックチェーンエコシステムの主要企業とともにイベントを共同主催しています。

このハッカソンは、11月21日から24日にかけて、ビデオチャット・プラットフォーム「Gather」を使ってオンラインで開催されます。

各チームがWeb3の最も革新的な技術的ソリューションを設計し、最終的なコンセプトとプロトタイプをiExecを含む審査員にプレゼンテーションすることが要求される予定です。参加者の皆さんから、オラクルファクトリーにどんな斬新なアイデアが飛び出すか、今から楽しみです！

iExecは、11月22日14:00（CEST）からGatherプラットフォームで特別トレーニングウェビナーを開催します。このウェビナーでは、数回のクリックで任意のオフチェーンデータからオラクルを作成し、アプリケーションに統合する方法をご紹介します。

ハッカソンに参加したい方は、11月18日までにこちらをクリックしてご登録ください：