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有料・無料? note・X? 言葉の重みは変わらない

noteの無料記事と有料記事。
4000文字の記事と140文字のX(旧Twitter)
受取った人にはどちらの言葉の重みも変わらない。

無料記事だから、140文字のつぶやきだから価値がないわけではなく、
有料記事だから、4000文字にもわたる大作だから価値が高いわけでもない。

受取った人にどれだけ残るか。
そこが、言葉の、発信の価値だと思う。

どんな言葉であれ、どんな振る舞いであれ、出会った人に跡を残す。

だから人に会う時、何かを発信するときはとても緊張してしまう。
私の言葉は振る舞いは、相手にとって良い跡を残すだろうか?

それは匿名性が高く、顔の見えないネット上でも同じ。

インターネットは素晴らしいツールで、誰でも無料ですばやく情報にアクセスできる。
それを支えているのは広告収入。
だれも霞を食っては生きていけない。
儲かる仕組みがないものは続かない。

だからといって、広告収入目当てに偽情報・過激記事・人を傷つける発信をしていいものかしら?

年明けの災害でも偽情報・悪意のある情報が流れました。
迷惑動画を撮影・配信をして逮捕されたとニュースも出てきました。
YouTube・X(旧Twitter)など閲覧数が収入に直結してくるツールがその状況を助長しているのではないかと感じます。
見てよかった悪かった、と配信内容の価値に対する評価がされにくい。
もちろん、よいコンテンツがよい評価を得て、閲覧数が増えて収入になっていくのは歓迎です。
でも、タイトルにひかれて見たけどよくなかったものとか、自動的に次の動画が出てくるから見てしまったものも閲覧数に含まれて収入になっていく、この仕組みはいかがなものかしら?
正直言って「悪貨は良貨を駆逐する」のように腹立たしいところがあります。私がよくないと感じたものにお金が支払われるとは。

閲覧数を稼ぐための配信は心折れそうで手が出せなかったところに出会ったのがnoteでした。

無料記事を配信したり、読ませていただいたり、コメントを交わし合ったり、穏やかな交流ができる。
有料記事を配信したり、購買したりで記事を作った人を応援できる、応援してもらえる。
記事の内容でつながれる

このnoteの仕組みを支えているのが有料記事の販売手数料。
有料記事を書いてくださる方、買ってくださる方がいて、無料記事で楽しむことができます。感謝です。

有料記事に設定するのは、個人的な内容を含むからとか、相手先の情報を含むからとか、この情報に、方法に価値があるから、とか様々だと思います。

2024年、今年の密かな目標として「有料記事を出すぞ」としましたが、今までつながってくれている方に「お金儲けに舵を切った」とか「こんなつまらん内容を有料にしやがって」とか思われたらどうしよう、とずいぶん迷いました。
結果的には有料設定することで材料購入先の情報とか、原価計算とかきちんと整理できて「自分のための記録」としてとても役立ちました。(普段からしっかり記録していればよいのですが、noteで記録すると見返しやすいので重宝しています)

有料記事に関しては、「読んでみなければ価値がわからないものにお金を払うの?」というのもありますが、それはスーパーの果物やネットショッピングであっても同じこと。美味しそうに見えたお蜜柑が酸っぱかったり、よさそうに思えてネット通販で買ったものがすぐ壊れたり、買ってみなけりゃわからないものってあります。

けれど、「買う」という行為は自分で決めれます。

よくなかったものにも「閲覧数」という形で報酬が支払われるよりはずっといい。

無料でも有料でも言葉の重みは変わらない。
尊敬する本多清六翁のように、「続けることに価値がある」と、配信を続けていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。


※雑感 もやもやしていることを言葉にして出させていただきました。
お付き合いくださり、ありがとうございます。


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