高校生の落書き

徒花類と申します。 高校生の落書き帳です。 日記やら妄想やら。好きにお楽しみくださいな。

高校生の落書き

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お久しぶり。

「久しぶり」と書いてみたものの、 恐らくこの画面の先に私を待っている人はいないであろうと思う。 まぁ、いい。 継続は力なりと言うけれど、その継続を私は放棄したのだ。 そりゃ、待っていてくれる人、すなわちファンがいるわけなかろうと思う。 前の時は、数に縛られて苦しくて辞めてしまった。 ので、今回は気ままに書く。 乱雑に日記を書くように。 さて、最近発見したことがある。 それは「1週間が楽しいか否かは運では無い」 ということである。 私はこれまで日曜日の夜に 「今週は大

    • みんな嘘つき

      僕以外の人間って みんな平気そうな顔で生きてる。 こんな生き地獄に なんで笑ってられるんだっていつも思う。 最近、地球が変だ。 酷く暑くて、水位が上がって 沈んだ島があるんだって。 いつか日本も沈むらしいから、 僕はとても怖い。 嫌いなあいつが今日も笑ってる。 僕のことをかわいそがるあいつ。 いつもいつも、周りに人がいて 呑気に笑っている。 それに対して僕の周りには人っ子一人おらず、 寂しい人生を送っている。 僕を気にかけてくれる唯一の女の子。 この人も笑顔が絶えない。

      • 深夜のラジオ

        最近ね、ラジオハマってるんですよ。 中学生の頃にも時たまに聞いていたんですけれども、ここ最近毎週欠かさず聞くようになりました。 昼間のラジオも好きですが、 私は深夜のラジオの方が好きなんです。 なぜって? くだらない話ばっかりしてるからです。 下ネタ、妄想、愚痴。 そして爆笑。 いい大人たちの口が止まらない。 あの深夜ラジオ独特の雰囲気。 自分も仲間になった気がして、 寂しさが無くなる。 身内ネタが分かった時にこの集団に私も所属してるんだって無意識のうちに思うん

        • 文才がないねっていう話。

          自分の意見を言うのは好きです。 文章を書くのだって好きです。 でも、書いてみて、自分で読んで思うのは 「うるせぇな」でした。 なんかこう、自我が強いというか。 読ませてやろう!!!って力みすぎというか。 原因は分かっていてもなかなか治らない。 起承転結もまともに打てず、 ただ思うがまま文字を綴ります。 中学生の頃くらいにふと、 文章を書こうと思い立ちました。 それは、色んな本を読んだり、大人の話を聞いているうちに子どもの時にしか出来ない「思考」があるなと思ったからでした

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          有名になりてぇ

          そう、題名の通り。 有名になりてぇです。 というか、承認欲求を満たしたい。 叶うかどうかは置いておくのですが、 ラジオのパーソナリティやってみたいんですよ。 前にも書いた通り、ラジオ聞くのが好きでいつの間にか喋る側をやってみたいと思ったんですよ。 最近はSNSも普及して、個人でやればいいじゃないと思うかもしれないけれども、 私はちゃんとした公的なラジオのパーソナリティになりたい!!!!!と思ってしまったのです。 一時ね、作る側の仕事もいいな、なんて思ったんですけれど

          有名になりてぇ

          最近、、ジブリ展行ったなぁ。

          新たな名前にしてから何も書けていない。 最近は、深そうなこと書こうとして浅い文章になって没にした作品がいっぱいできました。 あ、あと金曜ロードショーとジブリ展に行きました。 千と千尋の神隠しに出てくるイモリ焼き?は食べませんでしたけども、クオリティの高さに圧倒的されて来ました。 金曜ロードショーとジブリが深い関係にあるということや、それぞれの作品が発表された頃に世間ではどんなことが流行っていて、どんな事件があったとか表になってずらーと並んでました。 それに加え、それ

          最近、、ジブリ展行ったなぁ。

          僕の日記-いとでんわ-

          さいきんきがついた。 人との関わりは いとでんわ によく似てる。 糸をピンと張るように意識しておかなきゃ、 声が聞こえない。 声が聞こえなくなればその人のことも忘れて 関わりが無くなる。 関わりを続けたいならお互いが忘れないように糸を張って耳に当てておかないとならない。 でも、自分一人頑張って 声を届けられないこともない。 相手が紙コップをまだ持っていてくれて、 腕を脱力している。 そうなれば、私はしゃがんで私が人を張り 遠くの耳へ聞こえるように大声で愛を叫ぶ

          僕の日記-いとでんわ-

          私は猫になる。2 | 短編

          私は猫になる こんにちは。 私の夢は「猫になる」ことです。 なぜなら、 人でいることに疲れてしまったから。 だから私も猫になって愛猫と過ごしていける だけのお金を貯めました。 限りはあります。 できて、3ヶ月と言った所でしょうか。 でもいいのです。短くとも。 好きな時間に好きなだけ寝て、 好きな時に起きて美味しいご飯を食べます。 日が出ている時は窓辺に行って日向ぼっこするのです。 夢のようです。 こんなに幸せな日々をこれから過ごせると思うと、天にでも召されそ

          私は猫になる。2 | 短編

          私は猫になる。1 | ショートショート

          私の夢は「猫になる」ことです。 なぜなら、 人間でいることに疲れてしまったから。 人間面倒くさすぎませんか。 毎日規則正しく起きて働いて 限られた自由時間で人生を楽しみ、 死んだように寝るの繰り返し。 それに比べ猫はどうです? 好きな時間に起きご飯をねだり 自由に日向ぼっこなんてしてまた寝る。 夢のようです。 だから私は猫になります。 でも人間の私が猫になるにはやらねばならぬことがあります。 金を貯めることです。 生物が生きるにはやはり金が要ります。 私の愛猫と私

          私は猫になる。1 | ショートショート

          ショートショート | 神様の年初め

          今年ももう終わってしまうのか。 そう思うと憂鬱になる。 人間の文化とは不思議なもので、自然と出来上がって語り継がれる。 それに従って初詣も今日(こんにち)まで忘れられることなく続けられている。 神秘気的なものだとは思うが、願いを受け取る側としてはなんとも大変な日だ。 人間で言う師走の年。 一月は他の月に比べ私の元を訪れる人間は多く、初日が何より忙しい。 「本当に人間はよくやるよ。日が昇って暖かくなった頃でも遅くないのにさ。」 と使いに愚痴る。 「人々にとって"初め"とい

          ショートショート | 神様の年初め

          あの子と私のカメラの中

          入りたい部活がなくて面倒じゃなさそうな写真部に入った。 たまに課題が出てそれぞれが思う課題の写真を撮ってくることがある。 少し面倒だけれど、当たり障りない学生を演じているのでサボれる訳もなく渋々撮っている。 先生が言う。 「今回の課題は「人」です。みんなの思う「人」の写真を撮ってきてください。締切は再来週の金曜日です。」 「「人」ってなんだよ、アバウトすぎだろ。」 と内心文句を言った。 他の部員が話し始め声が重なり部室がザワザワする。 それを遮るように 「それじゃ、今日

          あの子と私のカメラの中

          天使とかいうやつ | 超短編小説

          最近よく分からないものを見る。 白くて神々しくて宙に浮いている何かを。 夢なのか現実なのか、幻覚なのか区別がつかず今のところ何も分かっていない。 だからと言って調べるつもりは無い。 だって人間の触れるべき領域でないやつな気がしたから。触らぬ神に祟りなしってやつだ。 だからそれが現れる度僕はぼーっと綺麗やなぁと思いながら眺めている。 いつしか僕はこれを天使と呼ぶようになった。 なんかそれっぽかったから。 でも後々、この命名はとてつもなくセンスがなかったなと思っている。 ある日

          天使とかいうやつ | 超短編小説

          大量生産分の1 超短編小説

          私は自分の生い立ちが分からない。 いつからか、ふっとこの世界に存在していた。 でも、時々私のいる世界とは違う景色が頭に流れてくる。 それから画面の前に座っていると流れていく文字列はどうやら私と同じ世界には生きていない何者かからの言葉。 気付くと配信を始めていて配信が終われば私は眠る。 ただその日々の繰り返し。 それでもたまに、頭に流れてくる。体や心が痛み出す。 悲しみだったり憎しみだったり孤独に蝕まれていくのを感じる。 私じゃない私が苦しんでるんだ。 私が生まれた頃はピュアな

          大量生産分の1 超短編小説

          独り言「冬の布団」

          もうそろそろ雪が降る頃。 雪が降ったら私は地べたに寝っ転がりたい。 鼻をツンと指す夜風に吹かれていたい。 そして舞い落ちる雪に見とれていたい。 溶けた冷たい雪や風に段々と体の感覚を奪われていく。 寒くて、いつしか抗えない眠気に襲われてそのまま眠りに落ちたい。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 読んで下さりありがとうございました。 一時の気の迷いでしょう。 見つけて下さりありがとうございました。 またの出会いを心待ちにしております。

          独り言「冬の布団」

          大きな僕と小さな君 超短編小説

          「ねぇ、冬弥。なんで僕の体はこんなに小さいんだと思う?」と小さな体をティッシュ箱の上に乗せた彼が聞いてきた。 僕は「仮に他の動物の進化と同じ形でそうなったなら大きいのが不便だったんじゃないか?」とナポリタンの麺を巻きながら返した。 「なるほど、それだと説明がつくね!じゃあ大きくて不便なことって何?」と興味津津に聞いてきた。 「大きくて不便なことか。なんだろうな。」 と一口食べる。 しばらく考えて「今や僕達大きい方のサイズに合わせてこの世界が作られたから特にないけど、もっと遡っ

          大きな僕と小さな君 超短編小説

          兄が見ていたもの 超短編小説

          私が小さな頃の話。 私の兄はずっとどこか遠くを見ていると思っていた。 目の前にいる妹の私を差し置いてなにかに夢中になっているんだと思っていた。 でも、彼の視線の先を辿っても何も無いのだ。 それでも彼は視線を少しも動かすことはなく見つめ続けている。 私はある時「お兄ちゃんはいつも何を見ているの?」と聞いた。 兄は遠くの何かを眺めながら難しそうに 「なんだろうね」と眉をひそめて笑った。 数年経って私はこの世界のことを理解し始めた。それからあの問いを酷く後悔した。 私

          兄が見ていたもの 超短編小説