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雪ふる年の暮れ

年越しの付近にインターネットを介して挨拶するのが苦手なので帰省中の列車にてご挨拶を差し上げます。

今年は初めて「生きていない方がラク」だと思った年でした。生き歩む道の真ん中でしゃがみ込んで動けなくなったり体が盛大にバグを発動してしんどかったり涙が枯れては流れまた枯れて絶望しました。

自分を世界に漂う埃と称し「ホコリちゃん」と呼んでいる私ですが、今年ほど消えてしまった方が良いのではと思った年はありません。烈風のごとく疾けていく時の中で書き留められた言葉はほんの少しで note やツイートで書いた言葉もそのまたほんの一部だけれど、そのくせ書き留めたことといったらろくなことがなかった気がします。せめて取るに足りない trivial なことを来年はもっと書き留めていきたいな。そういう trivial なことこそが、じつは後から真実味をもって迫ってきたりすると思うから。時間が経つほどにね。言語化がやめられない私の拙い戯言にお付き合いくださって有難うございます。

自分の内の底の底に潜む巨大な重力に敗北し、世界のあらゆる輪郭がのっぺりとぼやけました。そのくせ太陽の照らす光影だけがはっきりとコントラストを保ったまま、胸の感じやすいところをおだてるように見つめてくるのです。そんな長い時間、かろうじて眼前の世界が彩りを失わなかったのは「それでも美しく在り続ける世界」と「朗らかな隣人たち」があったからでした。ここの運用を再開したのは6月だったかしら。世界がほんのすこし輪郭を取り戻してきた頃、底に張り付いたまま見えぬ出口の方を見上げて書いた記事がひどいものだったことが黒歴史にならないことを願っています(笑)

半年間で、リアルの繋がりではないけれど、温かい皆様と出会うことができて幸せです。有難う。皆様にとって豊かな年の暮れになりますように。来る年の毎日も、健やかで温かく美しい明日でありますように💐

自分用

メモ:
抱負的なもの

年の抱負をたてるのは初めて。一年で暗黒面に落ち切った日本と、一緒に仲良く共倒れをしているようではだめね。日本は相変わらず来年もますます暗黒面に落ちてゆくこと不可避だけれど、私の方は今年が底の年になることを願ってそのように歩みをすすめてゆこうと思う。

来年は、痩せる。早起きを継続する。現場主義と教養主義をどちらも捨てず広げながらも鮮度を増すことに重きをおく。顔晴れるよう頑張ります。

メモ:
ふりかえり

自分にとっての「エクスタシーと小さな幸せ」を独立項として明確に分けて持っておかないとヤバイし「小さな幸せ」については言語化できるくらいにはっきり自覚できていないと相当ヤバイなということがよォくわかった年だった。エクスタシーだけを自覚しているという状態がいちばんヤバイ。なぜならエクスタシーは「毎日訪れる小さな報酬」にはならないから。

同様に、大きな思想なり目標なりは、抽象度が高かったり、到達可能性の時間幅が長くなるか見積不可能であること大抵間違いなしなので、明日を活き活きと見つめ溌剌と今日を迎えるための「小さな思想・小さなピン」が必要だなということもよォくわかった。

「可能性(%)で測る次元のモノ(エクスタシーや大きな目標)が浮かんでいるのに、蓋然性(是非の二択)においてある程度手軽に「是」が獲得できるモノについて明確化できていない」という状態は非常にヤバイ、というふうにも言える。

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月坂架 絃 (Ito Tsukisaka)

フィドル奏者、化学者、薬学者、物書きを称する東京大学学徒が、本郷の小さな喫茶店で綴る編著作。WHO WE ARE (https://note.mu/ifname_i/n/n50774dab8065)

薫風日誌

つれづれなるまゝに、日暮らし、硯に向ひて、心に移り行くよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、怪しうこそものぐるほしけれ。我を知らずして外を知るということわりあるべからず。されば己を知るものを知れる人というべし。ひとり灯のもとに文をひろげて、見ぬ夜の貴君を友とするぞ、こ...

コメント4件

応援しています。
ありがとうございます💐
https://note.mu/poet_ohno/n/n8a9a38a4c7a5

色んな所で 傷ついている人たちがいて
そういう人たちに想いを馳せたら 書かずには
居られなくなってしまいました

もしもよかったら どうぞ

応援歌のつもりで 書きました。
拝読して感動しました。ノートではシェアができないのでツイートさせていただきました。ありがとうございます。また折にふれ大切に読ませていただきます。https://twitter.com/ifname_i/status/1081176755627380736?s=21
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