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改めて電子レンジの原理について


こんばんは。
前回までに身の回りに使われている無線の周波数について共有してきました。
皆さんが一番馴染みの深いのはやはり「周波数について(2)」でご紹介した極超短波(UHF:Ultra(ウルトラ) High Frequency)の300MHz~3GHzでしょうか?
電子レンジ、
2.4GHz、Wi-Fi、Bluetooth、スマートフォンや携帯(4G)、Wi-Fi、電子レンジ等で使用されています。

ご関心あれば、下記投稿ご訪問ください。

特に電子レンジはすごいですね!Wi-Fiの通信速度を遅くしたり、通信を切断させる影響があるとELECOMのホームぺージが語っています。

電子レンジはニクロム線という電気ストーブ等に使われているニッケルとクロムを中心とした合金を使用した発熱体を使用していません。

電子レンジは誘電加熱と呼ばれる方式が使用されています。

物体の温度は構成する粒子(分子や原子等)の振動度合いによって決まるそうです。

食品に含まれる水分子をマイクロ波(2.4GHz)で振動させることで加熱します。
H2Oという化学式で表される水分子は、酸素原子Oを中心に、“く”の字型に折れ曲がった構造をしています。


このため分子全体の電荷分布は、わずかながらプラスとマイナスに偏った電気双極子となっています。この水分子に高周波の電界を加えると、電界の反転に応じて電気双極子である水分子も回転・振動し、互いに摩擦しあって熱を発生します。これが電子レンジの誘電加熱です。簡単にいえばマイクロ波のエネルギーが水分子に吸収されるわけです。大雨が降り出すと衛星放送の映りが悪くなるのも、雨滴にマイクロ波が吸収されてしまうからです。

ということは

食品に限らず水分子があるものはマイクロ波を吸収してしまうかもしれませんね!

いつもありがとうございます!

それでは、また次回の記事で会いましょう!

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