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行事こそ教科学習のチャンス vol.883

昨年度は文化祭であまりパッとしない結果となってしまいました。

ダイラタンシーを作って理科の遊び場みたいなのをイメージしたのですが、そもそも片栗粉の購入だけで予算オーバー。

結果としてみんな遊びに来たとはいえ、楽しーねーで終わってしまいまいした。

そこで今年は文化祭についてもっと担任の私自身ががっつり関わってやろうと思っているところです笑。

で、いろいろ考えているのですがやっぱり行事こそ教科学習の側面が大量にあるな〜と感じています。

今日はそんなことも含めて書いていきます。


まずは役割分担で自分の仕事を確認

今年は私が先に役割分担を決めてみようと思っています。

それぞれの人数や細かな仕事もアドバイスをしながら決めていこうと思うのですが、もう今想像するだけで結構な学びがあるだろうな〜と思うわけです。

いつも生徒に丸投げをしているわけではないのですが、どこか任せすぎていたような気もします。

入り口の役割分担さえしてあげればある程度、やることもはっきりしてきますし、何をすればいいかがそれぞれで分かりやすくなるかなと思ってやってみようかと。

本来であれば、やりなさいすらなしに自分からやるべきことを見つけ自走していくのがいいのでしょうが、自走する力の前にスタートダッシュをする力をつけると言うのが大事なのでしょう。

視野をとことん広く持ちつつ

例えば、会計はもろに数学的能力が必要になります。

収支支出を正しく計算できなければ、マイナス決算になって自分たちでお金を払うこととなってしまいます。

利益を確実に出すためには、原価に対して利益を出すだけではなくどれくらい売れるかを考えて、利益率をどの程度にするかなどを工夫しなければなりません。

それだけで、もう利益を出すためにさまざまな要因が入ってくるわけです。

食材によっては天気によって売れるものが変わったりもしますので、そういったところまで見ていくと、幅広い視野が必要になります。

例えば、企画係はより売れるような仕組み作りが必要になりますし、広報はどのような経路で広報をしていくのかによっても変わります。

とにかく、一つのスキルだけでは何にもならないのが行事というものです。

全員が大成功と言える文化祭を目指して

売り上げがいくらとか、来場者数がいくらとか、そういうのは正直どうでもいいんです。

ただ、全員が終わった時に大成功だったと、大変だったけどやりきれたと、そういえればいいのかなと思っています。

そのためにはやはり一人一人が参加しているという、所属意識は絶対に重要です。

幸いにも今年も人数の少ないクラス。

少ないから大変かもしれませんが、少ないからこそ充実感のある行事になるように担任としても今年ががっつりと関わっていきます笑。

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