Tsukasa Igarashi

その辺の私立中高教員のぼやきと頭の中を公開します。 T-KNIT( https://t…

Tsukasa Igarashi

その辺の私立中高教員のぼやきと頭の中を公開します。 T-KNIT( https://t-knit.or.jp )

マガジン

  • BookReview

  • ティーチャーズアソシア マガジン

    • 348本

    NPO法人 教員支援ネットワーク T-KNIT(https://t-knit.or.jp)の正会員さんが書いたコラム集です。 教員支援、地域学校協働、先生の校務負担軽減や、働き方改革、子どもの成長に繋がる、教育に絞ってまとめています。

  • MovieReview

    映画を見ての感じたことや想ったことなどをまとめています。

  • 探究授業案

  • ファクトと対話で考える教育

    • 54本

    教育探究ひろばが運営するマガジンです。 毎週火曜日の20:30から対話会を行なっています。 詳しくはwebサイトから!senseijuku.online

最近の記事

あり得ない未来ありえる vol.896

昨日は組合の教育実践交流会に参加しました。 長らく組合活動に尽力されながらも、学校の中でも主として働かれていた方のお話を時系列順にお聞きできました。 なんでしょうね、職場とか飲み会とかで昔はこうだったって聞く話は耐え難いのに、こちらが学ぼうという姿勢で聞こうとする時は、多くの学びがある。 これは、きっと話す側にも何か役に立てばという誰かのためを思って話すというのが前提にあるからなのでしょう。 飲み会とかでは大体の場合、自慢ベースにお話しされる方が多いので。 今日はそ

    • 疲れの限界がついに、、、 vol.895

      自分的にはそこまで限界が来ていると思っていなかったのですが。 事故ってしまいました。 疲れがピークに来ていたせいかどうかは分からないのですが、謎の事故です。 別に考え事をしていたわけでもないのに、急に車が現れてドンガラガッシャーン。 なんということでしょう。 精神的疲労からくるものなのか、単純な自分の不注意なのか。 明日はこちらのイベントに登壇予定なので、なんとか回復しないとなと思いつつ、、、。 疲れを感じている時は休みを取らなくては正直、これは自己責任でもある

      • 客観的になぜこんなに苦手なのだろうか、、、 vol.894

        学校の健康診断で、胃の検査の数値が悪かったので覚悟を決めて病院へ行きました。 私はあり得ないくらい採血が苦手な人間で、今こうして書いているのも嫌だなと感じるくらいの人間です。 なぜ、ここまで苦手になってしまったのか思い当たる節もないのですが、どうにか克服したいと思ってはいます。 1ヶ月後には内視鏡検査を行うために点滴もしなければならないようで、人生初の点滴、嫌で嫌でたまりません。 自分の体に何か管が通っているというのがもう生理的に無理です笑。 今日はそんなトラウマに

        • これ一冊で全て分かる系の参考書の嘘 vol.893

          物理の授業準備をするときは、大抵複数の文献に目を通すようにしています。 教科書はもちろんのこと、YouTubeでの授業動画、問題集、参考書。 大体の場合はこれらで納得することは出来るのですが、完全に理解したかどうかと問われると怪しい部分があります。 当然、子どもたちに説明はできますが、時たま嘘で無理やりねじ伏せてるような感覚に陥ります。 今日はそんな学問の追求について考えていきます。 真に理解するには全然足りない例えば今私は高校電磁気学を教えていますが、正直高校物理

        あり得ない未来ありえる vol.896

        マガジン

        • BookReview
          66本
        • ティーチャーズアソシア マガジン
          348本
        • MovieReview
          85本
        • 探究授業案
          14本
        • ファクトと対話で考える教育
          54本
        • チームビルディング
          5本

        記事

          NEXT GIGAで次のフェーズに vol.892

          2024年はある意味で節目のとしなのかもしれません。 2019年より動いてきたGIGAスクール構想は初期で計画していた5カ年計画が終了し、しれっと第2期目に突入しようとしています。 良くも悪くもパンデミックの影響で、ICT教育に目を向けざるを得なくなった日本教育。 今でこそ従来の形に戻りつつありますが、あの時の経験とそのICTの片鱗は落ちたままの教育現場です。 そして、その片鱗はそこからまたさらに成長し、新たなICTの波を作り出しています。 今日はそんなNEXTGI

          NEXT GIGAで次のフェーズに vol.892

          どたばたも今年までか vol.891

          高校に上がって意外にも仕事が少なくてゆったりとしていたのも束の間、今年の高3学年は結構忙しくなっています。 なんと言っても種類の違う5単位ものと4単位もの合計3種類。 週あたりの進行スピードが早すぎて準備が間に合わないというのが正直なところです笑。 高3は初めてなので単元的にも授業をするのは初。 自分で解く分には感覚的に解けるからいいのですが、それを教えるとなるとやや苦戦しているというのが本音です。 今日はそんな忙しい毎日ですが、あれ、来年からはもう平気?って感じを

          どたばたも今年までか vol.891

          働かないという選択肢ができる職場は最高? vol.890

          管理職は何を持って管理職というのでしょうか? 実際にその仕事内容がわかっていないですし、見えてもこないので私からしてみると、ぼーっとしているようにしか思えないのですが笑。 管理職というからにはやはり1番の仕事は管理であって、職員の出退勤の管理はもちろんんこと、業務内容、校務分掌、生徒活動などあらゆる部分に目がいっている必要があるでしょう。 ただ、そうは言ってもそれはあくまでも理想。 実際の現場では仕事が管理されていることなどないのです。 やりがい搾取で潰れる若手どこ

          働かないという選択肢ができる職場は最高? vol.890

          睡眠はどの程度大切か vol.889

          1日の必要な睡眠時間は大体7時間から8時間程度と言われています。 皆さんはどの程度の睡眠を毎日取れているでしょうか? 私は短い時だと5時間、長い時だと8時間程度の睡眠をとることがあります。 睡眠効率の話はよく出てきますが、一体何を基準にして考えているのでしょうか? 今日は日々の生活スタイルと眠について考えていきます。 睡眠の時間がもったいないと感じてしまう性格1日を問題なく過ごすことができるのであれば、睡眠時間は短くても良いのではないかと私は思っています。 自分自

          睡眠はどの程度大切か vol.889

          仲間と学べば知見も広まり深まる vol.888

          今日はGEGYokosukaのイベントの後に、Googleから新しく出たFigjamの練習会をしました。 そこにいた3人は全員共同リーダーでICTには強く、日頃から使っているメンバーですので、アウフヘーベンも起きやすい状況です。 このFigjamは2ヶ月くらい前から存在こそ知っていたものの、なかなか手を出せず苦戦していました。 今日はこの練習会で感じたことを書いていきます。 新しいものを知っていくにはエネルギーが必要おそらく、やろうと決めて学べば特に問題もなかったのか

          仲間と学べば知見も広まり深まる vol.888

          頭が良くなったわけではないんだけどな、、、 vol.887

          中1から教えてきて、いよいよ高3。 教えている内容も多くなり、寡黙性も強くなってきています。 そんな中で物理を教えているわけですが、これまで教えていなかったわけで予習は大変ですが、改めて物理を勉強していると思うこともあるのです。 高校生の時はほとんど理解もできていなかった物理ですが、大人になって改めて学習すると、不思議なもので対して難しいと感じなくなっているわけです。 頭が良くなったわけでもないのになぜそう感じるのか、今日はそんなことを考えてみます。 学ぼうとする姿

          頭が良くなったわけではないんだけどな、、、 vol.887

          全てを明文化するのは不可能か? vol.886

          学校現場には明文化されていないことがたくさんあります。 なんとなく、職員同士や労使関係で暗黙の了解として成り立ってきたことが意外にもやはほどあるのです。 または一回明文化されてはいたものの、管理者側がなかなか管理しきれずになぁなぁになってしまうというパターン。 さまざまあると思いますが、こういったところを改善していくにはどのようにすればいいのでしょうか。 今日は明文化されていないことで発生する問題ややりにくさ、逆にやりやすさについて考えていきます。 知っている人だけ

          全てを明文化するのは不可能か? vol.886

          ミニマリストとマキシマリスト vol.885

          最近ミニマリストという言葉をよく聞きます。 必要最低限のものだけを所有し、余分なものは持たない、買わない、そんな生活をする人のことを指します。 物的欲求の多いこの世の中でその選択のできる人は本当にすごいと思います。 一方マキシマリストという言葉は聞き馴染みない方の方が多いのではないでしょうか? 今日はこのミニマリストとマキシマリストについて考えていきます。 ミニマリストの生活とは?実際にそういう友人や家に招いてもらった時は?しか出てこないのですが、ミニマリストの生活

          ミニマリストとマキシマリスト vol.885

          対生徒は元気になるのにね vol.884

          本格的に学校が始まって、平常授業がスタートしています。 昨年度も同じような記事を書いたような気がしますが、平常授業がスタートすればイレギュラーは無くなるのでいくらか楽になります。 一方で自ら負荷をかけないとサボりがちになってしまいます。 そんなスタートでふと感じたのは、やっぱり授業が始まると楽しいな〜という感触です。 自然と関わるのが大人たちよりも生徒の方が多くなるので、仕事も教師らしくなっていくからなのでしょうか。 今日はこんなことを考えていきます。 忙しいけど

          対生徒は元気になるのにね vol.884

          行事こそ教科学習のチャンス vol.883

          昨年度は文化祭であまりパッとしない結果となってしまいました。 ダイラタンシーを作って理科の遊び場みたいなのをイメージしたのですが、そもそも片栗粉の購入だけで予算オーバー。 結果としてみんな遊びに来たとはいえ、楽しーねーで終わってしまいまいした。 そこで今年は文化祭についてもっと担任の私自身ががっつり関わってやろうと思っているところです笑。 で、いろいろ考えているのですがやっぱり行事こそ教科学習の側面が大量にあるな〜と感じています。 今日はそんなことも含めて書いていき

          行事こそ教科学習のチャンス vol.883

          いつからだろうか考えられるようになったのは vol.882

          テニスと言うスポーツは意外にも結構頭を使うものです。 自分の技術を上げるためには、自分に何が不足しているのか、それを考えなければいけません。 逆に戦術を組み立てていく上では、自分の強みを最大限に生かさなければならないので、結局の所まずは自分と言う選手のことを知り、使い方を考えなければなりません。 今日はそんなテニスにおける頭の使い方、すなわちテニス脳について考えます。 自分と相手と環境と上にも書いた通り、テニスはまず自分を知ることが大事です。 技術や能力を高めていく

          いつからだろうか考えられるようになったのは vol.882

          加法定理すら消えかけている悲しさ vol.881

          今日は模試がありました。 その模試の監督をしていてちょっとショックを受けてしまったことを書いていきます。 数学の監督をしていたので、当然手元には数学の問題の残部があります。 ただ、監督をしているのも暇なので、こういうときには横目で問題を解いたりするのですが、やはり高校3年生ともなると問題も難しくなります。 高2真ん中くらいまではなんとなく頭の中で解法が見えていた数学の問題もなかなか手強くなっていました。 学んだという事実は覚えているとは結びつかない私は大学在学時に理

          加法定理すら消えかけている悲しさ vol.881