一本しかない傘

音楽を聴いていると、

「この世に傘が一つしかなかったとしても、その傘を君に渡す」
という旨の歌詞が流れてきた。

たった一本の傘を差し出そうと思うような相手が自分にはいるだろうか、と考えてみた。

少し考えて、多分おれは最愛の人だろうと赤の他人だろうと、一本しか傘がなかったら相手に差し出すな、だってそんな状況で自分だけ傘差せないでしょ、卑しいヤツだと思われるの嫌だし、ひとまずどうぞどうぞってやるよな、という結論に至った。


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