『名もなき詩』

何のために

なんて答えはなくて

何故になんて

意味もなくて

ただひたすらに時は流れて

ただいつのまにか時は終わる

何のために

なんて考えてみても

何故になんて

虚しくなるだけで

落ちていくだけの砂時計を

僕らは見ることさえできず

夢見る頃を過ぎても

夢見ることを止められずに

夢現の中で

夢を見る

何故か

何のためか

分からないまま

追いかけて

追いかけて

追いかけて・・・

追いかけた先で ふと思うのです

あなたにだけは幸せになってもらいたいと。

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