失敗するコツ

ビルゲイツの受け売りなのだが、本当にいいものをつくろうとつくるとき、必ず失敗するコツがある。
大衆すべての人から好かれようとすること。
大衆を簡単に動かそうと思ったら、手っ取り早い方法。
耳障りのいい嘘をつくこと。もしくは本当のことに対する余計なことを言わないこともこれに該当する。
多くの不健康さを誘発するファーストフード店の宣伝、コマーシャルを観察してみよう。
このことがよくわかるはずである。
経験則では、本当にいいもの、とくに本などは必ず廃版になっている。
マーケティング事情として都合が悪いのである。
最近、発売されたラモーの和声論や1年前に再発売されたリムスキーコルサコフのオーケストレーション。
小泉文夫してのものに至っては酷いものである。
新品を手に入れたことが殆どない。
ブルグ氏のヴィヴァルディのレコーディングがどうして廃版なのか。
誰かが操作していると思わないかい?
古本屋や中古品店に積極的に行こう。

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