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IIC ママさん社員座談会 2023

IICの2022年度の育児休暇からの復職率は100%!意外とママさん社員が多くいらっしゃいます。
今回は小さなお子さんがいらっしゃるママさん社員にZoomでお集まりいただき、座談会を開催しました。
様々な状況の中での仕事と子育ての両立等、いろいろとお聞きしましたので、ぜひご覧ください!

■interviewee

── 現在の仕事内容と働き方について教えてください。
 
太田:ECの決済代行業務と不正利用調査、売り上げのレポート作成などを担当しています。今はフルタイムで働いています。
 
山口:ファミリーマートクーポンの運用をしています。キャンペーンの設定やクリエイティブチェックを主に行っていて、私は時短で9時から16時までの勤務です。
 
早瀬:ホームページの更新運用や制作のディレクションが担当で、ずっと時短だったんですが、去年の6月からフルタイムで働いています。
 
── 1日のタイムスケジュールを教えてください。
 
山口:朝6時に起きて朝食の用意等、家事をやって、小学校の子供は7時45分に送り出し、保育園の子供は8時20分ぐらいに送っていきます。
9時~16時まで仕事をして、16時半に保育園に迎えに行って、17時半ぐらいから夕食です。
18~19時ぐらいにお風呂に入れて、20時~20時半ぐらいに子供を寝かしつけます。一緒に寝落ちしちゃったりも結構しますし、22時ぐらいには自分も寝てしまいます。早寝早起きです(笑)
 
早瀬:私は6時半に起きて、簡単に仕事の確認をして、7時半ごろ子供を起します。朝食を食べさせて、在宅勤務の時は8時半ぐらいに保育園に連れて行って、9時から仕事します。
18時前に保育園にお迎えに行って、帰ってきたら夕食の準備をして19時ぐらいから食べ始めます。その後、お風呂に入って、うまくいけば寝てくれる時もありますが、夫が22時ぐらいに帰ってくるので、そのまま起きていることが多いです。
 
出社する時は、保育園から会社まで1時間半から2時間ぐらいかかるので、家を出る時間が早く、生活リズムが崩れるというか・・・なかなか難しいです。出社の日はお迎えも延長することが多いのですが、延長の保育料が月に3回を超える場合は月ぎめにした方が良いので、忙しい月によって調整するなど、試行錯誤しながらやってます。
 
太田:6時半ごろ起きて、子供たちを7時前には起こして朝食を食べて、8時過ぎぐらいに保育園に歩いて送っていきます。9時から仕事をして、17時半ぐらいに保育園に迎えに行き、夕食の支度をして19時ぐらいから食事です。夕食後、お風呂に入って21時ぐらいに寝かしつけるんですけど、だんだん体力がついてきて、全然寝てくれないんです(笑)自分の時間を確保するために何とか早く寝てほしいんですけど、真っ暗な中で二人で遊び始めちゃって、1時間ぐらいは寝てくれないんですよー。自分も一緒に寝ちゃったりもして(笑)
 
── 育児休暇後、仕事に復帰される時に不安なことはありましたか?実際に復帰してから、その不安は解消されましたか?
 
太田:私は仕事があるのかが、不安でした(笑)自分の居場所があるのかなって。やっぱり1年ぐらい休むと自分も仕事を忘れちゃっているんじゃないかというところもあって、心配でした。だけど、初日はもう少しゆっくりできるのかと思ったら、普通に仕事が始まったのがびっくりでした!初日からこんなに詰め込むの!?みたいな?ま、当然なんですけど(笑)
 
山口:私もどこの部署に戻るのか、という不安はありましたね。育休中は本当に仕事のことを忘れていたので頭の中がリセットされていて、そもそもちゃんと働けるのかな、全然違う業務の場合、覚えられるのか、という不安がありました。育休前と戻った時では組織が変わっていたので、グループも違い担当する案件が変わりましたが、仕事内容として「運用」という部分では一緒でした。昔から知っているメンバーもいて心強かったですし、引継ぎもしっかりしてくれたので、割とスムーズに復帰できた気はします。
 
早瀬:自分は産休に入る前ギリギリまで働いていて、戻ってからどんな感じで調整できるのか不安だったんですけど、実際戻ったら、みんなすごく暖かくて、同じグループに戻れたのもよかったです。
 
太田:復帰してから、在宅勤務ができることが一番大きく助かったことですね。通勤にかかっていた時間が、すべて子供にあてられるんですよ。仕事が終わってすぐに保育園へ迎えに行けるので、子供たちを長時間預けずにすみ、寂しい想いをさせなくてよくなりました。
一緒に居られる時間が多くなったことで、子供たちとのふれあいや会話も増えましたし、自分自身に心の余裕ができたことで、イライラしたり、怒ることが減って、仕事にもより一層集中できるようになりました。育児だけではなく、いろんな事情がある方もいると思うので、働き方の選択ができる事はとても良いことだと思います。この会社に長年勤め続けてきて、本当によかったです!
 
── 仕事との両立で工夫していることは何かありますか?
 
山口:あんまり完璧を求めないというか、最初は家事も毎日すごくきっちりキレイにする、子育てもしっかりする、みたいなところがあったんですけど、最近はそんなにしなくていいなーと思って(笑)結構手を抜いて、ストレスを溜めないようにほどほどにしています。
 
太田:在宅になったからできるんですけど、自分の昼休みに家事をすすめておく、ということをやっています。洗い物とか洗濯とか、それが私の中ではすごく大きい。出社していたら、帰ってからやらなきゃいけないことが、昼休み中にできるというのがいいです。
 
早瀬:自分もあんまり完璧にしないということと、周りの手をなるべく借りるようにしています。子供は大勢の人に関わって育ってほしいですし、仕事も一人でやるより、大勢の人の協力をもらおうと思っています。
 
── 仕事との両立で困ったこととか、大変なこととかありますか?
 
早瀬:今はまだそれほどでもないですけど、来年、上の子が小学校に上がるので、何か大変なこととかあるか、みなさんに聞きたいです。
 
太田:小学校の方が大変かも。保育園だったら遅くなったら延長してあずかってくれるけど、学校は終わりが決まっていて早いから、学童保育とか入れないととか、もっと大変になるんじゃないかという不安は確かにあります。
 
山口:そうですね。小学校は帰ってくるのが早いので入学当初は学童保育に入れていました。コロナ禍で在宅勤務だったので、しばらく様子をみたあとは学童はやめて、今は学校が終わったら、そのまま帰ってきます。帰ってくるとやっぱりうるさいから、私が部屋を移動して仕事をしているんですが、たまにZoomで打ち合わせしている時に入ってきたりして、静かに!と言っても静かにしてくれなくて、大変です。
 
太田:子供って、そういう時は容赦なくしゃべる気がしますね(笑)経理の人とZoomで打合せしている時に子供が入ってきて、すごく話しかけてくるのでいつも大笑いしています。アンパンマンの歌が聞こえてきたりとか。でもそういうのも理解してもらって何とかやっています。
 
山口:そのあたりを理解してもらえるのはありがたいですよね。社内のちょっとした打ち合わせだとまだいいんですけど、外部だったり、ピリッとした内容の打ち合わせの時は焦ります…。
 
早瀬:あと、困ったこととして、どうしてもお休みをいただかないとならないことが多い、というのがあります。子供がめちゃくちゃ風邪をひくんですが、下の子は他の子からもらってくるのが多くて毎月風邪をひいている感じです。保育園に入って1年ぐらいはしょっちゅう休んでいたので、それは大変でしたね。
 
── お休みしないとならないことはやっぱり多いですか?
 
太田:多いですね。子供が病気の時だけお休みするわけでなく、注射とか検診とか、元気な時でも休まないとならない時があるんですが、例えば、コロナの時も本人たちは元気なんだけど、保育園の他の子がかかったら休まなきゃいけないので、私も休むしかなく、その辺はちょっと困ったことでした。子の介護休暇というのが年に10日ぐらいあるんですけど、子供が病気じゃないと使えないので、元気な時も病気の時も使える子供休暇みたいなものがあるとうれしいな、と思います。
 
山口:休暇について言うと、時間休の取得時間がもっと多いとうれしいです。勤務時間の3日分が上限なのですが、時短勤務ということもあって上限を超えそうになり、結果、半休を取るしかない、ということがあります。保育園と小学校の行事が意外と多いですし、私自身ちょっとした用事を済ませたい時があるので。上限が増えると1~2時間抜けるだけで済むので、同じ業務をしているメンバーへの負担も軽減されるかなと。
あと、在宅勤務だからこそ時間休を活用できているので、在宅勤務ができる環境は本当に助かっています。
 
── 仕事を続けていてよかったことはありますか?
 
太田:収入があることによって、子供たちの習い事の範囲を広げられて、選択肢を与えられることはよかったです。習い事はスイミングと公文と体操をやっています。保育園で友達がやっていると自分もやりたいって言い出すんですよ。こちらから言い出したことはなく、自分からやってみたいというので体験に連れていったら楽しいって言うので。楽しいとか言われたら、そりゃあ、やらしてあげたいよーと思う(笑)
 
山口:うちもスイミングと真ん中の子はバレエ(踊る方)をやっています。興味を持って、やってみたい!と言ったことはやらせてあげたいですよね。
あとは旅行したり、帰省したりするのにもやはりお金はかかるので、収入面は大きいです。実家がすごい田舎にあるので(笑)自然に囲まれて過ごすのを子供たちも楽しんでいるし、私自身もリフレッシュできるので、学校の長期休暇はだいたい帰省しています。
 
早瀬:うちはまだ何もやっていないんですが、下の子は男の子なので、勉強というより水泳とか体操とか身体を使う習い事をやってほしいな、と。やっている間、自分に時間ができるのもありがたいですし、身体を動かして帰ってきて、昼寝してくれるとその時間も自分に使えるのでいいですよね(笑)
 
太田:あと、育児だけではなく、任せていただける仕事があるということで、生活にメリハリができてモチベーションが上がります。仕事をしている中で、お客様や社内の人に感謝されることに達成感や喜びを感じますね。育児は誰にも褒められないので純粋にうれしいです。
 
早瀬:自分は家で子供とふたりっきりとかはメンタル的にあまりよくなかったので、仕事に復帰してランチとかで大人としゃべれるというのは、うれしかったですね。バランス的に戻ってよかったです。
 
山口:外とのつながりがあるから、がんばれる、というところはありますよね。〇〇ちゃんのママ、という立場だけじゃなくて、仕事での立場があることで、気持ちの切り替えができて仕事と育児両方のバランスが取れている気がします。
 
── ご主人はいろいろ協力してくれますか?
 
山口:休みの日はいろいろやってくれます。保育園の送り迎えとか、ご飯を作ったり、掃除も洗濯も。自分もやるし、夫もやるし、家にいる日は協力してやってくれます。
 
太田:うちも家にいる日はやってくれるんですけど、余計に時間がかかるというか、子供が3人いるんじゃないかという感じです。(笑)保育園の送り迎えなど、今しかできないことを大切にしてくれて、行ける時は進んで行ってくれるので、そこは助かっています。
 
早瀬:夫は朝7時に家を出て22時に帰ってくるので、基本は全部私がやっていますね。土日は手伝ってくれます。
 
── これから育児と仕事の両立を考えている方、育児休暇を終えて仕事復帰を考えている方に何かアドバイスがあれば教えてください。
 
山口:何とかなるので、あまり気負わずにやるのがよいのかなと思います。時短勤務や在宅勤務ができるので、子育てしている人にも働きやすくなっているし、周りも助けてくれる環境なので、自分だけで抱え込まずに相談して、仕事も家庭もやっていけばいいかなと。
 
太田:最初は時短勤務だったんですけど、在宅勤務になったのでフルタイムでできるようなったのですが、結構相談にのってくれるというか、いろいろ聞いてくれて、ちゃんと話し合って決めていける会社なので安心してできるんじゃないかなーと思います。育児に答えは無い!のですが、知りたいこともあると思うので復帰前に先輩ママさんにいろいろ聞ける場があってもいいかもしれないですね。何でも聞いてください!(笑)
 
早瀬:コロナの影響もあって、在宅勤務ができるようになったし、男性の育児休暇制度ができたり、この先どんどん働きやすくなるのではないかと思います。これから育休に入る人は、戻る時はもっと楽になっている可能性が常にあるんじゃないかと。心配なこととかは、会社も合わせてくれるので大丈夫ですよ。
 
太田:初めは子供がいることで肩身が狭いんじゃないかと勝手に思っていたところもあったんですが、世の中的にもみんなで子育てしていこうよという風潮の中、今の子供たちが将来の年金を支える!(笑)ということで、これからもがんばっていこうと思いますし、見守っていただければと思います。