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飯田彩乃第一歌集『リヴァーサイド』刊行のお知らせ
自選五首(帯裏)
雨音ももう届かない川底にいまも開いてゐる傘がある
触れてゆくそばから指が泡になる君はどこにもゐない人だな
埋み火を胸に宿して眠り込む百年はながいながい熱(ほとぼ)り
輝きをすこし遅れて連れてくる川の蛇行は微笑みに似る
向かふ先をゆくべき道と思ふこと戦野あらたな光を焚いて
328首収録/四六版208ページ
栞文 伊藤一彦/東直子/服部真里子
帯文 黒瀬珂瀾
装幀 柳川貴代
(い
掲載情報(2015〜)
2018
「歌壇」2018年1月号 平成30年を迎えて「或夜」8首、エッセイ「平成の三十路」
角川「短歌」2018年6月号 新鋭14首+同時W鑑賞プラス1「すべからく」14首
2017
「短歌研究」2017年2月号 相聞「長い眠り」7首
「歌壇」2017年6月号 私の時間術エッセイ「幾重にも時間を」
2016
「歌壇」2016年2月号 第二十七回歌壇賞受賞作「微笑みに似る」30首
うた新聞2
2016年の記録〜出産編〜
【はじめに】
これは自分のための覚書になります。目まぐるしい日々だったので書き留めておこうと思いました。妊娠編の続きになります。当然ですが生々しい話題なのでご注意ください。
【あらすじ】
はじめての出産、予定日は9月29日だったのに10月になっても生まれる気配がない。
【誘発分娩へ】
初産は遅れるって言うしね〜とか、お母さんのお腹の中が居心地良すぎて出てきたくないのよね〜とか言われながら
2016年の記録〜妊娠編〜
【はじめに】
これは自分のための覚書になります。あまりに目まぐるしい日々だったので、文章の体裁などは二の次にしてとにかく書き留めておこうと思いました。時期的には妊娠初期から出産直前までです。
【発見まで】
2016年1月。歌壇賞受賞にまつわるあれこれ、及び月の半ばに控えている結婚式の準備もすすめていて、人生でこんな風に忙しいことってないんじゃあ…と思ってたんですけど、まだ上があるとは思ってい