ダイナミック・プライシング?割引競争?
コカ・コーラ(コカ・コーラボトラーズジャパン)が自動販売機でのダイナミックプライシング(変動価格)を導入,まずは夜間に10円安くする方向で来春の導入をはかっているとか.
日本国内での自販機シェア30%超え(当然1位)の同社の価格戦略の変更は同業他社のプライシングにも大きく影響すると思われます.
また,自販機って24時間電気が流れていて,容易に内部をイジれないという特性から社会インフラとしての役割も期待されます.現在もwifiスポットになっていますが……ダイナミック・プライシングのための遠隔通信機能強化によって緊急連絡や周辺をモニターする装置などより多様な用途が広がることになりましょう.
その一方で,コカ・コーラの価格戦略変更について「夜安くなるならいいじゃん」「消費者の利便性が上がる」というコメントを聞くとちょっとへそ曲がりに考えてみたくもなるんだよね.
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