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2022年1月1日

あけましておめでとうございます。

クリスマスから大晦日にかけて、人や街が華やぐ感じとか、年を越した元日の穏やかな空気と澄んだ冬の青空、それらは、僕の幼少期から変わらないですね。

この雰囲気が、とても好きです。

本来であれば、年末年始くらいは生まれ故郷である北海道の旭川に帰省して、両親や祖母と話をしたり、友人と酒を酌み交わして笑ったり、そんな当たり前のことがしたかった。

それが叶わなかったのは、もしくは叶えようとしなかったのは、この時勢だけが理由ではなく、僕は音楽以外に普通の仕事もしてるので、その職業柄とか、疲労感から移動が億劫になってしまったりとか笑 なんだかいろいろあります。

なので、少し時期をずらして、その時に状況が噛み合えば帰ろうと、今は思ってます。

そして自分にとって昨年最も大きかった出来事は、やはり新たなバンド活動をスタートできたことですね。

なぜ今の時代にサブスクやYouTubeではなく、第一歩としてSoundCloudやBandcampでの発表を選んだのか、それについては紆余曲折あったので、ここで簡潔に説明するのは難しいのですが、今回はこのような形で作品を聴いてもらいたいと考えたからです。

今後楽曲が増えてアルバムをリリースする際には、アナログ盤も手に取ってもらいたい気持ちがあるし、充分なリハーサルが可能になれば、ベース、ドラム、マニピュレーター等、サポートメンバーを入れてのライブもしていきたい。

このサウンドを生で具現化するには、それなりの準備や体制が必要になるので、ブッキングに出演することは難しい。なので、ライブをするなら、自分たちで小規模会場を借りてのワンマンという形か、カフェで弾き語り+ピアノとか、頭の中で描きながら、様々な方法を模索していきます。

音楽をやめようとした時期があったからこそ痛感しましたが、この世界にたったひとりでも聴いてくれる人がいてくれることは、ミュージシャンにとっての奇跡だと思います。

自分らしい楽曲を書き発表していくこと、そしてライブを観たいという人たちが50人集まったら、北海道か東京の小さなライブハウスでワンマン、それが今の僕の夢であり目標です。

「自分らしい楽曲を書き発表していくこと」さえも夢や目標だなんて、おかしな表現に聞こえるかもしれませんが、音楽を仕事とする中で見失ってしまった大切なものに気づき、そしてそれを捜し当て手繰り寄せて辿り着いた、10代の頃の僕に「ダセえ」と嘲笑されないような生き方を、歌えなくなる日まで続けていきたいと思います。

かつてのバンド活動の中で、幾つかのレーベルやマネジメントと関わってきましたが、大抵僕はスタッフと揉めてしまって、うまくはいきませんでした笑

僕はミュージシャンとして頑固であったり、偏屈すぎるのかもしれません。

人との関わり合いの中で、ある程度の柔軟さは求められるのでしょうが、けれどもフニャフニャになってしまったら、胸を張れませんからね。

繕って好かれるくらいなら、嫌われても構わないので正直に生きます。

それでは、皆さまの2022年が素敵な1年になりますように。

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