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DxO PureRaw恐るべし

Webの記事で知った「DxO PureRaw」。
デジタルカメラの「高感度ノイズ」を減らす、という。
それが、かなり凄いらしい。

という訳で、試用版をダウンロードしてみた。

唖然とした。

以下、画像は全てPNG24。Jpegでないのでブロックノイズなし。

↓元のRAW(OLYMPS OM-D E-M1 mark3)、感度6400、未処理。等倍で、右端800pixel×600pixelを、切り出し。

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↓同じRAWを、DxO PureRawに通したもの。調整項目も何もなく、ただ放り込んでクリックしただけ(そもそも調整項目がない?)。等倍で、右端800pixel×600pixelを、切り出し。

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↓ちなみに全体像・未処理(1024pixel×768Pixelに縮小)

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全体像・DxO PureRawを通した(1024pixel×768Pixelに縮小)

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ピクセル数を減らした全体像では、ほとんど違いが分かりませんが、縮小前の画像は、拡大してみると全くの別物。本当にノイズが消えている。驚いた。しかも処理が速い。2000万画素で10秒くらい(※Ryzen 9 3900XT 12コア24スレッド+GeForce RTX 2070 SUPER、Windows10 Home 21H1)。
正規版ライセンス、税込12900円。即買い。
何でもフランスの会社が開発したそうで、米国特許を取得しているそうな。

上記サイトのボタン「購入する わずか¥12900」という表現が、言いたいことは分かるけれどこの翻訳日本人じゃないな、とか、そんなことはどうでもいいです、確かに高感度耐性の高いセンサーを積んだカメラとレンズが、12900円で揃うはずがありません。

私は元々、被写界深度を稼ぎたいことが多い(オカメインコにしても、街中写真にしても)。センサーサイズが大きければ高感度ノイズも少ないのだろうなあ……まあそんなカメラ買えないけど……と思いつつ、フルサイズセンサーの高感度耐性は、いいな~、と思っていました。

特にオカメインコは、室内での撮影になるので絞りを開いても感度6400に成らざるを得ないことが多い。まあ、しょうがないか、これでも銀塩時代を思えば……と諦めていたのですが、画像処理でここまで出来てしまうとは知らなかった。世の中、21世紀になってから伊達に20年過ごしている訳ではないのだなあ。


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