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2023.6 最近の学校のこと

最近Twitterでつぶやいたことをまとめました。

「先生も人間」なのです・・・。

▼非常勤日本語教師のGW
ご査収ください。
5/1 学校
5/2 オフ
5/3 ばいと
5/4 ばいと(夜飲み会)
5/5 午後オンライン授業
5/6 ばいと
5/7 オフ(でもたぶん授業準備)

▼語彙・文型コントロール
超初級の話し方ばかりしていたら、普通レベルの学生と話せなくなる…という恐怖が現実味を帯びてきました。

▼2023/5/10
今日からようやく青い本に入ります。
赤本終わるのに約1年かかりました…。
本配ったら拍手喝采だったが、ここからが難しくなるんだよ・・・。

※補足※
日本語学校では『みんなの日本語』(スリーエーネットワーク)という教科書を採用しているところが多いです。略称は「みんにち」「みんにほ」。
各国語の訳本があるので教えやすく、国でもこれで勉強してくる学生が多いです。
1~25課→赤い本
26~50課→青い本 50課までで1セット。
文型シラバスで、昔の英語の教科書みたいに「My name is XXX.」「This is a pen.」から始まるようなかんじです。
で、私は今まで1校でしか働いたことがないので確実なことが言えないのですが、通常はおそらく”だいたい1年くらいで2冊を終える”くらいのスピードなのだと思います。
ネットなどでは1課4~6時間という記述も見ました。実際にはイベントとか、テストとかがあるのでもう少しかかると思いますが。
しかし、昨年入学してきた学生はそのスピードだと無理(ついていけない)な学生が過去よりかなり多く、受け持ちクラスも赤い本「1冊」を「1年」かけて終えたという次第です。

▼ブラック職場に慣れないで
私見ですが、養成講座出たてだったり、まして新卒の未経験者に、研修もちゃんとしないで放置する職場は、こちらから見限る勇気も必要かと思います。。。
私の職場は約3ヶ月ぶんOJTがあり、教案も授業見学もありました。他の先生の見学もいつでもできます。

▼取り立て助詞
取り立て助詞とは、「日本語話せるが英語話せない」の「は」のような使い方をする助詞のことです。他に「だけ」「しか」「も」など。

Q:廊下( )走らないでください。
書いてほしかった答え:は
間違いではない答え:を
多かったミス:に、で

・・・助詞は、それがない言語の話者にとっては本当に難しいようだ。

▼非漢字圏の学習者の漢字学習
下のクラスほど漢字の苦手感がすごい。
みん日の漢字練習帳導入したけど、きびしいなぁ。。
出来る子は出来る。出来ない子は出来ない。
ていうか出来ない学生はまず話を聞いてない!
疲れて耳が日本語拒否してるのかな。
どーしたらええんやーーー。

▼JLPT後
テスト対策真っ最中。でもテストが終わったらどうなるの・・・? 
ということで、7月以降、参考にさせていただきます。
JLPT後の学習者のやる気を出す方法
https://jn1et.com/fun-after-jlpt/

※JLPT→日本語学習者が受けるテストのうちの1つ。N1からN5まで5級あり、日本で働くのであればN1が求められる。私の受け持ちクラスはN4かN3を受験する学生が多いです。今年の7月の試験は7/2(日)。


結局、授業準備や授業やら生活の疲れは、教室の学生が癒してくれるのだった。

▼呉爾羅
学生が、シン・ゴジラのTシャツを着ていたので、「好きなんですか?」と聞いたら、「こわい……」と言っていた。
大丈夫。
ゴジラは大阪には来ない。

▼すぐ使える日本語
今日イチ、学生が身を乗り出して覚えようとした日本語・・・
ふ つ か よ い

▼一芸
ネパールの学生のダンスを見せてもらい、ミャンマーの学生のラップを聴かせてもらった。
みんな一芸があってカッコいいー!!👏👏👏
当たり前だが勉強ができる/できないは一面に過ぎないんだよな。

▼先生は何歳?
日本語教師たるもの、年齢をどうサバ読むか常に考えておかねばならない。

男子学生1 先生は100歳ですか。
私    はっ?! なぜ?!
男子学生1 学校の先生みなさん、「私は100歳」と言います。
私    違いますよ。私は20歳(はたち)ですよ!
全員   爆笑ꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)
男子学生2 …。
私    あなた、信じていますね。いい学生です!

めちゃくちゃ上に言うっていうのもありですね。そうすれば良かった…。

▼恋バナ
時間があったので、「恋人と仲直りする方法」を聞いてみた。

男1 何もしない。去るものは去れ。
男2 プレゼントを買う。
女子 電話して(男から先に)ごめんなさいを言う。
男子 いつもいつも男ばかり! 女の人は「ごめんなさい」言いません!

・・・万国共通の何か。

▼恋人のニックネーム
ネパールでは恋人に動物のニックネームをつけるそう。
「ムシ(ねずみ)ちゃん」
「サンサン(世界)ちゃん」→僕の世界の全て、ということか?
別の言語圏でもこういう文化はある。
日本だと、名前をもじったり、雰囲気から肩書をあてる(私のニックネーム”委員長”のような)ことはあっても、「物」や「ほかの生き物」に例えることはあまりしないような気がする。面白い。

Twitterに投稿したものをもとに、再構成しております。



これからも書き(描き)続けます。見守ってくださいm(__)m