作業療法士が勧める知育玩具「ブロック最強説」

大きく分けて2つ!
・手の運動機能向上。
・想像力、集中力の向上


自由度の高い遊びなので、効果がたくさん◎
“天才を育てるおもちゃ”と言われるほどです。


<手の運動機能>
大きさ、形、硬さ を感じ取り持ち方を変える。5本の指をそれぞれに動かし持つ。
視覚的にも、感触的にも無意識に様々な情報をキャッチし、指の動きを学ぶことができます。

いろいろな感触に触れ感覚を覚える事(感覚入力)は指の機能、脳の機能の発達を促します。
5本指をバラバラに動かす(分離運動)事で、物品を操作する能力(物品操作)を養う基盤となります。また、指先の力(ピンチ力)を向上させ、物を掴む力(把持力)を養います。
成長過程の中で、鉛筆やお箸の操作を教える前に必ず必要な機能がたくさん!!その基盤作りができる遊びのひとつがブロック遊びです。

<想像力、集中力>
手を動かすことで得られる刺激はもちろん、
色や大きさなどの視覚的な情報もたくさんあるブロック。
複数個の物をつなげて形を作る過程にはたくさんの能力が必要です。
・想像力、創造力:
感覚的な能力で、視覚的、聴覚的に得られないものを自身の中で作り出す能力
物品で何かを作り出すのはもちろん、人間関係の中で相手の気持ちを想像する力や、場面ごとに配慮できる力もこれが基盤になっています。
・探求心の向上:
わいてくる興味を遊びの中で消化し、さらに興味を広げていく能力
自分の興味を広げ、様々なことに挑戦する基盤です。多くの事に興味を持ち、挑戦できる精神を育てます。
・構成能力、空間認知力の向上:
立体的に捉え、想像したものを作り上げる能力
縦・横、奥・手前など物品との距離感をキャッチし3次元を学ぶことができます。
・危険を回避する力:
「右に壁がある→左によって歩こう」「前から人が来た→少し端によけよう」
・物を安全に運ぶ力:
「水がこぼれないよう机にゆっくりコップを置こう」
空間認知は生活の中でも目立たないけど自分の安全を守るにも必要な能力なのです。
・集中力の向上
未発達なこともの手では、ブロックを積むのも一苦労。集中しないと難しい動作なのです。
さらに、上記で説明した様々な能力を使いながら1つの作品を作るので集中力が養われます。

ブロックは最強の玩具です!!!
硬さ、大きさ、色、素材、様々なブロックを組み合わせて遊ぶのは最強の知育◎